 |
蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 新上五島町立 浜ノ浦小学校 |
| 実施日 2018年10月27日~2018年11月4日 |
実施時間 実施回数:9回 実施時間:80.5時間 |
活動内容の概要
| |
天満例大祭に参加
登校指導(浜ノ浦郷・道土井郷)
授業参観・支援(2・4年複式、5・6年複式)
講話(川口先生・末永さん・今田さん)
学習発表会発表(浜っ子ふれあいデー)
ふれあい体験(ヤギ公園・夕日クルージング・養殖場見学・釣り体験) |
活動の総括
| |
1.子ども一人一人を大切にした関わりをする。
全校児童10名と少人数だったこともあり、毎朝全員とあいさつを交わし朝のじゃんけん して一日をスタートさせることができた。休み時間には鬼ごっこをしたり、手遊びをしてたくさん関わることができた。自分から関わってきてくれる子や、それを近くで見ている子など様々だったが、全員と関われるように、「一緒に遊ぼう」と誘ったり、私から話しかけて関わるように心がけた。2・4年生の体育の時間には、鉄棒の補助をさせてもらった。苦手意識がある子が多い中で、楽しみながら練習ができるように、その子の力に応じてスモールステップでアドバイスをするように心がけた。その結果、終始みんなが笑顔でできていたので良かった。国語の授業で語り合いに参加させてもらった時には、発表した子の意見を認める反応をすることができた。子どもたちも日ごろからお互いの考えを認め合うことができており、いい雰囲気だなと感じた。
2.地域とともにある学校の姿を見て感じて学ぶ。
登校同伴を保護者や地域の方が行ってくださっていることや、実習中に授業参観日があったが、参加率はいつも100%をこえるということを先生方から聞いた。また、学習発表会にも保育所の子どもたちや地域の方がたくさん観覧に来られていた。学校と地域とのつながりの強さを実感することができた。私たち実習生が来るということで、ふれあい体験活動を計画してくださった。地域の方が作ったやぎ公園や養殖場に行ったり、夕日クルージングや釣り体験などたくさんの体験活動をさせていただいた。4人の方の講話もお聞きでき、地域の方の優しさや温かさ、地元への愛情を感じた。
3.複式学級での授業実践について学ぶ
浜ノ浦小学校には、2・4年と5・6年の複式学級がある。昨年度から2年間の研究校として指定を受け複式授業の研究をされている。私は2・4年生に配当となり、授業を参観させてもらった。2年生は男女1名ずつの2名、4年生は男子1名女子4名の5名だった。授業はガイド学習を活用されており、特に4年生はほどんど子どもたちが学習を進めていた。担任の先生のお話の中で、ガイド学習をするうえでガイドの育成は欠かせないことや、ガイドに求められる力として、今何を考える時間なのかを理解して進行する力や、しっかりと全員の考えを聞く力が大切であるということを学んだ。私は、子どもたちが宿題で予習を行い、めあてを考えてきて授業に臨んでいることに驚いた。5・6年生の授業も参観することができた。5年生は女子1名、6年生は女子2名だった。5年生は1名での授業であるため、先生に自分の考えを説明する姿が印象的だった。どの学年でも見られたが教師が聞き役に回って、先生が納得できるように説明をするという手立てを学んだ。先生方の姿からは間接指導時も常に両学年に意識を向けられていることを学んだ。目で見えた子どもの姿や、耳で聞いた子どもの発言、さらには空気感でいろいろな情報を読み取って直接指導につないでいらっしゃることを知った。複式授業を参観して、子どもたちが主体的に学んでいく姿や全員の考えが反映される良さを感じ、常にアンテナを張って見逃さない、聞き逃さない先生の姿に私も近づきたいと感じた。
4.上五島のこと(離島の実際)を知る
初めて上五島に行って一番に感じたことは自然の豊かさと美しさだ。すぐ近くに海があり森林もある。朝日や夕日、星空がとてもきれいだ。浜ノ浦小学校の目の前には海水浴場があり、音楽室からの眺めは絶景だった。また、毎朝の登校同伴時には澄んだ空と空気を感じながら歩くことができた。このような素晴らしい場所である一方、町の過疎化が進んでいることを知った。少子高齢化という現状のなかで、伝統である地域のお祭りも今年はお神輿を担ぐことが難しくコンパクト化せざるをえなかった。浜ノ浦小学校もあと2・3年で廃校になるかもしれないという話も聞いた。現実は厳しいのだと実感し悲しい気持ちでいっぱいになった。
先輩教師の川口先生からは、離島教育について、子どもたちにより広い世界を知ってもらうために、当たり前を壊していくこと、多くの情報を伝え経験をさせることの大切さを学んだ。 |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|