蓄積型体験学習支援システム

ガイド

長崎大学教育学部蓄積型体験学習概要

 蓄積型体験学習は、長崎大学教育学部が開講している蓄積型体験学習(大学が独自に設定する科目、必修、2単位)で、自ら高めたい課題を定め、実習受入機関との連絡・調整をすることを基本とした「職場体験を意図した」実習です。
 2年次の<前半の実習>と3・4年次の<後半の実習>から成り立っています。

<前半の実習(2年次)> 下記①②③全てに参加し合計40時間行う。
実習区分 内容 実習時間 対象学年
①学習支援実習
(5月~12月)
必修 幼稚園、小学校、中学校、高等学校等での学習支援活動(運動会等の行事を含む) 20(15)時間 2年生
②リーダー研修
(4月下旬~5月上旬)
必修 宿泊体験学習の引率・補助のための事前研修 10時間 2年生
③野外体験実習
(5月中旬~12月上旬)
必修 小・中学校の宿泊体験学習の引率・指導補助 10(15)時間 2年生

<後半の実習(3・4年次)> 下記①②③いずれか1つで40時間行う。
実習区分 内容 実習時間 対象学年
①学習支援実習
(5月~12月)
選択
必修
幼稚園、小学校、中学校、高等学校等での学校・学習支援活動全般 40時間 4年生
②離島・へき地実習
(10月~11月)
選択
必修
長崎県内の離島の小・中学校における学校・学習支援及び地域理解活動 40時間 3年生
③その他の実習
(学生部会 2~4年次)
選択
必修
蓄積型体験学習の実施に必要な企画・運営に携わる 40時間 2~4年生



1.実習の方法

(1) 対象学年:本学部に在籍する2年生~4年生
(2) 期  間:通年(土曜日、日曜日含む)原則12月まで。
(3) 実習時間:合計80時間(前半の実習で40時間。後半の実習で40時間。)

2.運営体制

(1) 蓄積型体験学習実施部会
各コースより選出された長崎大学教育学部教員と実施部会が必要と認めた長崎大学教育学部教員及び事務担当者により組織される。
蓄積型体験学習を円滑に実施するための企画・運営を行い、実習受入機関との交渉や、学生との調整を行う。
Webシステムにより提出される書類を点検し、実習の成績評価について取りまとめる。
(2) 蓄積型体験学習学生部会
学生部会は、長崎大学教育学部の当該実習を受講する学生の代表により組織され、部会員は各コース・専攻より1~3名ずつ選出される。
実習生から提出される実習希望をもとに実習先の決定を行い、その他蓄積型体験学習の実施に必要な企画・運営の支援を行うことで、実習生の主体的な実習を支える。また、実習生から実習に関する意見聴取を行い、その意見を蓄積型体験学習実施部会へ提出し、実習の改善に資する。

3.実習記録(提出物)について

(1) 計画書
実習生は実習開始前に計画書を作成し、実習打ち合わせの際に、実習受入機関へ持参、提出する。
(WEB入力→実習先へ提出)
(2) 日誌
実習日毎に日誌を作成し、実習受入機関へ提出。(WEB入力→実習先へ提出)
(3) 報告書
実習終了後、報告書を作成、実習受入機関へ提出。(WEB入力→実習先へ提出)
(4) 出勤表
実習終了後は、実習受入機関担当者に署名押印してもらい、実習生が大学の蓄積事務担当窓口へ提出。実習生自身の記名押印も忘れない事。(紙媒体→大学へ提出)

4.年間実施フローチャート

年間実施フローチャート

蓄積型体験学習の変遷

 長崎大学教育学部では、平成19年度より、蓄積型体験学習を開始しました。
 本プログラムは、 平成21年度以前の入学生を対象とした<旧体制>と、 平成22年度以降の入学生を対象とした<新体制>平成28年度より適用の<新体制(改訂版)> と時代の流れに沿って展開し、現在の 令和2年度以降入学生を対象とした体制に至ります。

 いずれも学生が講義・演習で得た知識・技能を実社会で活かすために、必要な能力を体験的に学び、種々の体験を継続的に積み上げ、学生自ら検証を行うことのできる「職場体験を意図した」実習となっています。


平成21年度以前の入学生を対象とした<旧体制>

1.実習の方法
(1) 対象学年:3・4年生
(2) 期  間:通年(土曜日、日曜日含む)
(3) 実習時間:合計80時間(下記表①で60時間、②~⑥のいずれかで1つで16時間以上)

実習区分 内容 実習時間 対象学年
①学習支援実習(必修) 幼稚園、小学校、中学校、高等学校での長期にわたる学習支援体験 60時間 4年生
②離島実習(選択) 離島の小・中学校での体験的教育実践学習 16時間以上 4年生
③企業実習(選択) 民間企業等での多様な業務体験 16時間以上 4年生
④教育関連施設実習(選択) 公民館、自然の家、図書館等での学校外教育活動体験 16時間以上 3・4年生
⑤イベント実習(選択) 音楽会、展覧会、体育大会、競技会などの企画・運営など準備段階からの参加 16時間以上 3・4年生
⑥ボランティア実習(選択) 学校、学童保育、PTA、NPO法人等の継続的支援 16時間以上 3・4年生

2.運営体制、3.実習記録(提出物)、4.年間実施フローチャートについてはいずれも現体制と同様です。


平成22年度以降の入学生を対象とした<新体制>

1.実習の方法
(1) 対象学年:2~4年生
(2) 期  間:通年(土曜日、日曜日含む)
(3) 実習時間:合計80時間。(前半実習40時間、後半実習40時間)

(前半実習)①②③の組み合わせ、または③④の組み合わせのどちらかを選択。
実習区分 内容 実習時間 対象学年
①学習支援実習
(5月~12月)
選択
必修
幼稚園,小学校,中学校,高等学校での学習支援活動(運動会等の行事を含む) 20時間 2年生
②野外体験実習
(9月~11月)
選択
必修
小・中学校の宿泊体験学習の引率・指導補助 10時間 2年生
③リーダー研修
(7月)
必修 宿泊体験学習の引率・補助のための事前研修 10時間 2年生
④企業実習
(5月~12月)
選択
必修
民間企業等での多様な業務体験 30時間 2年生

(後半実習)①~④のいずれか選択。
実習区分 内容 実習時間 対象学年
①学習支援実習
(5月~12月)
選択
必修
幼稚園,小学校,中学校,高等学校(長崎北校)での学校・学習支援活動全般 40時間 4年生
②企業実習
(9月~12月)
選択
必修
民間企業等での多様な業務体験及び管理者理解 40時間 3・4年生
③離島・へき地実習
(9月~11月)
選択
必修
長崎県内の離島の小・中学校における学校・学習支援及び地域理解活動 40時間 4年生
④その他の実習
(5月~12月)
選択
必修
教育関連施設,イベント等,ボランティア関連の実習において企画・運営に携わる 40時間 3・4年生

2.運営体制、3.実習記録(提出物)、4.年間実施フローチャートについてはいずれも現体制と同様です。


[平成28年度より適用]<新体制(改訂版)>

1.実習の方法
(1) 対象学年:2~4年生
(2) 期  間:通年(土曜日、日曜日含む)
(3) 実習時間:合計80時間。(前半実習40時間、後半実習40時間)

(前半実習)①②③で40時間
実習区分 内容 実習時間 対象学年
①学習支援実習
(5月~12月)
必修 幼稚園,小学校,中学校,高等学校での学習支援活動(運動会等の行事を含む) 20(15)時間 2年生
③リーダー研修
(5月~6月)
必修 宿泊体験学習の引率・補助のための事前研修 10時間 2年生
②野外体験実習
(5月中旬~12月上旬)
必修 小・中学校の宿泊体験学習の引率・指導補助 10(15)時間 2年生

(後半実習)①~④のいずれか選択。
実習区分 内容 実習時間 対象学年
①学習支援実習
(5月~12月)
選択
必修
幼稚園,小学校,中学校,高等学校(長崎北校)での学校・学習支援活動全般 40時間 4年生
②企業実習
(9月~12月)
選択
必修
民間企業等での多様な業務体験及び管理者理解 40時間 4年生
③離島・へき地実習
(9月~11月)
選択
必修
長崎県内の離島の小・中学校における学校・学習支援及び地域理解活動 40時間 4年生
④その他の実習
(5月~12月)
選択
必修
教育関連施設,イベント等,ボランティア関連の実習において企画・運営に携わる 40時間 4年生

2.運営体制、3.実習記録(提出物)、4.年間実施フローチャートについてはいずれも現体制と同様です。

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