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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 野外体験実習(時津町立 時津東小学校) |
| 実施日 2019年9月18日~2019年9月19日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:10時間 |
活動内容の概要
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・児童の観察
・児童との関わり、ふれあい
・活動のサポート
(沢登りで児童をまとめる、焼き板活動でアドバイスをする等)
・移動する際に誘導する
・班長会に参加
・職員連絡会に参加 |
活動の総括
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1,“児童が安心安全に活動が行えるような支援が出来る”について
様々な危険が伴う野外体験学習において、児童一人一人が安心して安全な環境で活動できるという事が一番重要な事である。そして、そのためには教師の様々な準備やサポートが必要であるという事を今回様々な活動を行う中で身をもって感じることが出来た。例えば、沢登りでは先生方が事前に児童が登るコースを訪れてルートの確認をしていたり、活動中にはトランシーバーを用いて状況を報告し合ったり、緊急車両の準備、中間地点での水分補給、サポートが必要な児童の援護、クラスの先導など児童を観察しながらも全体を動かし、常に冷静に判断する事が必要だと感じた。特に今回、沢登りで私が数名の児童を率いるという経験をさせてもらった。一人一人身長も体重も異なり、性格も異なる。早く前に進みたい児童もいれば、怖くて前に進めない児童もいる。そんな児童達をまとめて進み続けることはとても大変で、怖くて、教師としての責任の重さ、子どもの命を預かるということの責任を感じた。今、振り返ってみるとすごく貴重な経験をする事が出来たと感じている。教師という仕事は日々保護者から大切な子ども達を預かっており、その責任を持って児童達の安心安全を守ることは教師として一番基本的な心構えだと感じる事が出来た。
2,“児童の学びに対する教師の支援を理解することが出来る”について
今回の宿泊学習のめあてとして①自然に親しみ、心と体をきたえる。②仲間と協力し、絆を深める。③礼儀やマナーの大切さを理解する。という三つが挙げられていた。いつもの教室で行う授業のように教科書を用いることは無く、何が正解で、何が間違っているのか、自分は成長することが出来ているのか、活動を行っただけでは、児童自身が学びを実感することは少し難しいと考え、宿泊学習では児童だけで話し合う「ふり返りの時間」を一日の終わりに設けることや、班長会で他の班がどのようなふり返りを行ったのか共有し、それを班長が本日の全体的な良かった点、改善点を含めて、自分の班に伝えるという形で児童の学びへの意識づけを行えるような手立てが組まれていた。
また、今回の宿泊学習の途中で児童の行動が遅いことが目立った場面があった。一日目の中盤で緊張が解け環境に慣れてきたこともあってか、集合時間に遅れたり、おしゃべりが目立つことが増えていた。そこで先生方は集会を開き、改めて自分の行動に責任を持ち、時間を見て行動するように促した。ルールを守らないことがどれだけの人に迷惑をかけるのか、どれだけ人の「信頼」を失うのか考えて行動し、高学年の自覚を持つ事が来年の修学旅行でも生かされてくると伝えた。それを受けて、次の活動から翌日にかけて児童達から時間を意識したような声かけや遅れそうな友達を呼びかける声が多く聞こえたと感じた。このように教師の呼びかける内容や児童の自主性を促す話し方、そのタイミングや伝えたい事柄が今だけで留まることなのか、長期的に意識してほしい事なのかという目的の違いによって伝え方を変えることなど、伝え方にも方法は様々であることを学ぶ事が出来た。今回、児童の様子を見て早い段階で集会という場を設けて呼びかけた事で、児童自身がルールやマナーを守ることに対して意識が変わったことを実感する事が出来たのではないかと感じた。
3,“野外活動の教育的意義やその活動を行う意図を理解することが出来る”について
いま現代を生きる児童達は、自然の中で遊んだり、直接体験するという機会が少なくなっている現状があると考える。そこで、児童達がそのような経験をする事が出来る機会の一つとして宿泊学習があるのではないかと思う。宿泊学習では、児童自ら体験、経験することで直接的に学びを得ることが出来るというメリットがある。自然に触れ、社会に触れ、知りたい、学びたいと思う気持ち、集団で行動することや仲間と協力して課題を達成することで得られる喜び、困難に立ち向かったり、全力で何かに挑戦することで得られる達成感、悔しさ、この宿泊学習で感じたことは全て学びとなり、財産になると思う。そして、私はそれこそが“野外活動の教育的意義”であると考える。 |
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