蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

みきさんの記録 2020年12月27日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習(時津町立 時津東小学校) 実施施設・機関等 時津町立 時津東小学校
実施日 2020年5月20日~2020年9月13日 実施時間 実施回数:3回  実施時間:20時間

活動内容の概要
<運動会>
・子どもたちの活動の様子の写真撮影
・使用する道具の準備や片付け
・子どもたちへの声掛け
<学習支援>
・授業の中での子どもたちの様子の観察
・授業の中での教師の指導方法の観察
・授業での子どもたちのサポート
・子どもたちが行った課題の丸つけ
・休み時間に子どもたちと全力で関わり、触れ合った
・給食の時間に子どもたちと多くコミュニケーションをとった
・体育の授業で使用する道具の準備や片付け
・整列して移動する際の声掛け
活動の総括
1.“子どもたちが多くの気づきを得られるような支援が出来るようになる”について
 今回の実習では、5年生を担当し、子どもたちが学びのなかでどのようなことに気づいたのか、なぜそのような気づきを得られたのか、子どもたちの気づきを教師がどのように導いているのかに注目して今回の実習に臨みました。子どもたちは、授業だけでなく生活の中で自分自身の考えや、他者の考えから多くの気づき得ていました。子どもたちの気づきを導くために、教師は授業の中で、まずは自分で考える時間を設けることで自分なりの気づきを導かせ、他者との意見交換を活発にすることで、自分の中にはなかった考え方やアイデアから多くの気づきを得るようにするなど、多くの工夫を取り入れていることに気づくことが出来ました。また、その気づきをより深い学びにつなげるためにも、教師は子どもたちの発言だけではなく、小さくつぶやいたささやき声にも耳を傾け、子どもたちの声を拾い、その発言の根拠なども明らかにするように質問するなど教師の働きかけが子どもたちの学びや気づきに深く関わっていることを学ぶことが出来ました。
2.“子どもたちと沢山触れ合う”について
 学習支援の実習を終え、私は子どもたちと沢山触れ合うことは互いの信頼関係を築いていくことにつながると実感することが出来ました。子どもたちと触れ合うとは、一緒に話をしたり、遊んだりするということだけではなく、挨拶をするだけでも子どもたちと触れ合えていると感じることが出来ました。実習中に、挨拶をしたり、教室で話をしたり、休み時間に一緒に遊んだり、授業中に声をかけたりすることで、子どもたちとの触れ合いが増え、子どもたちから声をかけてくれることが多くなり徐々に信頼関係が築けてきているのではないかと感じました。また、話さなくても子どもたちのそばに寄り添うことことも、子どもにとって安心する存在となるのだと思いました。今回の実習を終え、5年生全員と関わり合うことはできませんでしたが、私は子どもたちと沢山触れ合うことが出来たと感じています。
3.“各教科で子どもたちの知識や理解を深める”について
 今回の実習では、全部で8時間分の授業を観察したり、子どもたちの支援をしました。その中で、各教科の知識や理解を深めるには、教師がどのような指導方法をしているのかに特に注目して観察しました。私が小学生の時は、板書を必死に写していたイメージがありましたが、今回観察した中で、子どもたちは板書をすることはは少なく、プリントをノートに貼り、説明をしっかり聞くことで子どもたちの理解を得られるよう工夫していることに気づきました。また、言葉かけでは、注意を行ったり、子どもたちの考えを否定するのではなく、「○○さんは、こんな考え方をしたんだね。すごいね。こうするとどうかな?」「○○さんのよく気づいたね、他に意見はある人はいるかな?」というように肯定的な言葉かけが多く使用されており、子どもたちが発表しやすい、間違っても大丈夫と思えるような環境を作っていることが、子どもたちが学びの中で知識や理解を深めるうえでとても大切だと思いました。

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