蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

里沙さんの記録 2010年11月13日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 特別支援学級の児童への支援 実施施設・機関等 長崎市立 伊良林小学校
実施日 2010年5月13日~2010年11月4日 実施時間 実施回数:9回  実施時間:60時間

活動内容の概要
特別支援学級の児童への支援(授業におけるサポート、給食時のサポート等)
活動の総括
 私はこの実習を通して、特別支援学級の児童への「かかわり方」、「指導の方法」を学ぶことができました。
 情緒障害のある児童は、活動の見通しがもてないと不安になったり、最後まで頑張ることが難しかったりします。そのため、先生方は児童一人ひとりの一日の予定を、毎朝時間割表を見ながら子どもたちと確認していました。児童が遊びに夢中になって授業に取りかかることができない時には、先生がタイマーをセットし、「音が鳴ったら終わり」と約束を決めて、スムーズに授業に切り替えられるよう工夫されていました。タイマーを使わない時でも、「あと何回したら終わり」と回数を決めたり、「時計の5の針まで」と時間を決めたりと、「あともう少し」という言葉は使わずに、回数や時間で児童に分かりやすく伝えていました。私が一番印象的だったのは、牛乳が苦手な児童が、私と一緒に「今日は50口飲む」という目標を立てると、しっかりその回数は牛乳を飲むことができたことです。見通しをもつだけでこれほど児童が変わるということを知り、自分が授業をする際にも、最初に見通しがもてるような手立てを行いたいと思いました。また、先生方がされていたように、写真や絵を活用しながらより児童が見通しをもって活動に取り組むことができるよう、工夫したいと思いました。
 特別支援学級の児童が通常学級で授業を受ける際、児童が全体のスピードについていくことが難しい、というのを強く感じました。その分私がしっかりサポートしなければならない、と思っていたのですが、私が考えていた以上に、周りの子どもたちが丁寧にサポートをしてくれていました。担任の先生の配慮だと思うのですが、特別支援学級の児童の近くの席には必ず面倒見のいい児童がおり、その子を中心に周りの児童が頻繁に声をかけ、作業を手伝っていました。特別支援学級の児童を、教師だけでなくクラスみんなでサポートしていこうとする雰囲気、受け入れようとする雰囲気づくりを教師が行っていくことが重要であると感じました。また、無理に周りのスピードに合わせずに、その子のペースで前に進んでいく、スモールステップでやっていくことも必要だと感じました。
 児童に大切なことを伝える時、例えば「友達を叩かない」や、「物を大切にする」などを教える時にどうすればよいのか、ということを先生方の指導の様子を見て学びました。先生方は必ずその児童の目の前に来て、児童の目線の高さでしっかり目を見つめ、手を握りながら、諭すような声で話をされていました。子どもの心に言葉を届けるためには、このような伝える姿勢や雰囲気を教師がつくることが重要だと感じました。
 この実習を通して、声かけの仕方やかかわり方を少し変えるだけで、児童の反応が全然違ってくるということを実感しました。その子が今何を考えて、どう感じているのかを汲み取った上で、意図的に児童に働きかけていくことが重要だということを学びました。私の疑問に丁寧に答えて下さり、たくさんのことを学ばせていただいた特別支援学級の先生方、いつも笑顔で私に接してくれた子どもたちに感謝して、この実習で学んだことをこれから活かしたいと思います。

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