蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

harunaさんの記録 2020年11月19日(木)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 野外体験実習(南陽小学校)
実施日 2019年11月6日~2019年11月8日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・野外実習のサポート
・スコアオリエンテーリングの付き添い
・活動の見守り
・班長会や反省会への出席
・合同レクレーションの進行
・麦茶づくり
活動の総括
1.児童の安全を確保する
野外学習ということで普段の生活とは異なる上に、児童が浮足立つような場面も出てくると考えるため、教師側が目を配るなどの取り組みを行うことでこの3日間が安全に楽しく活動できると考え、この目標を設定した。リーダー研修の際にあらかじめ危険であると思われる箇所や場面を把握できていたため、当日はその点をあらかじめ児童に伝えておくなどの対策をとることで、無事ケガなく終了した。しかし、実際に児童らと野外学習を行うことは初めてであったため、児童らの動きを上手く予測することが出来ず、思わぬ場面でケガをしそうになった。その際、しっかりと教師側が児童を見ていたため、危険に気づき注意することが出来た。そのため、あらかじめ危険を予測し対策をとることはもちろん大切であるが、その前提としてまず児童から目を離さないことが重要になってくると感じた。幸い、今回の3日間は児童全員ケガや病気もなく過ごせたため、この目標は達成したと言えるだろう。
2.児童に頼られる存在になる。
野外学習での活動は児童にとって初めてであるものが多いため、児童らが何か困った際はリーダー研修で得た知識等を用いり、児童の手助けが行えるようになりたいと考え、この目標を設定した。実際にオリエンテーリングや野外炊さんの場面では、児童がやり方が分からず困っている場面で手助けが行えたと思う。しかし、ここで難しかったのが児童が困っていることに気づいた際に、どのタイミングでどの程度の手助けを行うかだ。あまりに早い段階から手助けに行くと児童が自分たちの力で考える機会を奪うことになりかず、だからと言って手助けをしないのも全体の流れが滞る原因にもなる。どのタイミングでどのくらいの支援を行えば、児童の活動のアシストができるのかそこの線引きが難しく、最後まで苦戦した。
3.児童主体の学習にいし、児童の成長に気づく。
野外学習ということで、自分で見て聞いて体験して学習してほしかったため、なるべく教師の介入はせず児童ら自身の学びに任せ、教師としてはその時々の表情や言動から児童の成長に気づけるようになりたいと思い、この目標を設定した。2番目の内容と重複するが、教師の介入の線引きが難しく、なるべく児童らに体験してもらおうと努力したが、どうしても活動が進まず私自身がやって見せる場面もあった。その際に、やってあげなければ間に合わない時間まで見守るのではなく、まだ時間に余裕があるうちからどうすればできるようになるのかのヒントを与える方が児童の学びに繋がったなと思い、反省した。児童に対する手助けは私の中で1つの課題になったように思う。また、野外学習全体を通して、児童らがおしゃべりを注意される場面が多々あったのだが、後半になるにつれて自らで注意し合っていたり、5分前ができていないと注意されると児童同士で準備の際に時間を確認し合ったりと、1度言われたことをしっかりと改善しようとする姿が見られた。児童一人一人を見ると様々な表情が見られ、3日間は沢山の発見があった。

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