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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 山里中学校 |
| 実施日 2010年5月27日~2010年11月24日 |
実施時間 実施回数:11回 実施時間:62時間 |
活動内容の概要
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○院内学級
・中学1~3年生への学習支援(ベッドサイドでの学習支援も含む)
・七夕祭りの参加(練習、準備含む)
○通常学級
・朝の挨拶運動
・教材作成
・プリント印刷
・提出物点検
・給食指導
・学習会参加 |
活動の総括
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○院内学級
私は小学校6年生のときに仲のよかった友人が病気で亡くした経験があります。
入院して、治療に耐えながら、学校に戻ってみんなと一緒に勉強するために、みんなに遅れないように病院の学校で勉強しているよ!という話を聞き、院内学級の存在を知りました。友人の強い願いは惜しくも届かず亡くなりましたが、彼女にとって院内学級の存在は本当に大きく、治療をがんばるきっかけになっていたそうです。院内学級に入って、教師の働きかけや保護者や看護師の方との関わりを見て、自分もなにかできることを探したくて、院内学級における学習支援を希望しました。
初めて院内学級を見たとき、教室の明るさと掲示物の充実さにここが病院だということを忘れてしまいました。院内学級は全学年一緒の机に集まって学習しており、異年齢学級ならではの特性を生かして学習を進めていました。
出身がみんなばらばらで、教科書も進度も異なっており、学習理解度も様々なため、授業をするのはすごく大変だと感じたのが最初の感想です。
また、ベッドから起き上がることができなかったり、その日の体調がすぐれなくて学級には来れない子どもたちのために毎日ベッドサイドを周り、その子に合った学習をしていることは学習支援に来て初めて知りました。教科書の内容を進める時もあれば、音楽を聴いたり、一緒に歌ったりして過ごすこともあり、ベッドサイドでの学習が一番難しかった分、子どもの笑顔が見ることができたときの喜びは本当に大きかったです。
はじめのうちは子どもたちとうまくコミュニケーションがとることができず悩むこともありましたが、時間が経つにつれてその悩みは吹き飛び、子どもたちに会うのが楽しみになっていました。
院内学級は子どもたちの入れ替わりが激しいため、子どもたちが心を開き、教師と信頼関係を築いていくことが通常学級よりも難しいことを感じました。子どもが亡くなったという知らせを聞いた時の虚しさと悔しさは忘れることはできません。子どもとの関わり方や授業のノウハウはなれていくべきものであるけれど、尊い命が亡くなったという事実はなれてはいけないし、だからといってズルズルとひきずってもいけないし、本当に何もかもが初めてですごく悩みました。
幼いながらも自分の病気と向き合い、事実を受け止め、生きるために必死に闘いながら勉強している子どもたちを見ていると自分ももっと頑張らなくてはいけないなと強く思いました。保護者の方とお話をした時に、もっと院内学級の存在を知ってほしいと言う声を聞き、もっと院内学級への支援や理解を深める動きや活動ができることを願う気持ちでいっぱいになりました。
担任の鳩山先生、山下先生には多くのことを教えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。多くのことを学び、知り、肌で感じることができました。これから先の人生の糧としてこの学びを無駄にしないように生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
○通常学級
初めて山里中学校に足を運んだ時の生徒の礼儀の正しさに感動しました。一人一人がきちんとあいさつができていることはもちろんだが、あいさつをするときは多くの生徒が一度立ち止まってあいさつをしていました。また部活中でもグラウンドから大きな声でこんにちはとあいさつをしてもらい、生徒から学ばさせてもらったと思います。
3年次の教育実習では自分自身の授業準備、教材研究等に追われていたことや、実質3週間という短い期間だったことや、教育実習が初めてだったこともあり、あまり周りのことに目を向ける余裕がありませんでした。今回の学習支援では授業以外の教師の仕事について知ることができ、また経験させて頂き、卒業して教育事務といて学校の現場で教師とはまた違う立場で働いていく私には本当に貴重な経験になりました。
まず1番驚いたのが、先生方には休み時間がないということです。授業が終わり、次の授業に行くまでの空き時間も配布資料の印刷や他の先生方との打ち合わせ、電話対応等に追われており、先生方の慌ただしさには圧倒されました。実際に提出物点検や印刷、資料作成、テストの採点、成績処理などをさせていただいて初めてその大変さを知ることができました。そんな中で提出物の点検や学級掲示物作成、テストの採点、成績処理などをこなす先生方は本当にすごいと思いました。
次に先生方の生徒への声かけについてです。生徒の微妙な表情の変化に気づき、いいタイミングで声をかけていく先生方の姿は「すごい」の一言でした。週の始めや祝日の次の日などは特に生徒の様子が違うように感じました。眠たそうにしている子や気持ちが高ぶってふわふわしている子など生徒の様子は様々でしたが、この些細な様子の変化に気づき、声をかけ、必要に応じて時に厳しく、時に優しく注意を促していくことで学校内外での大きな事故やけがなどの防止になるのだろうなと感じました。
将来、教育事務として働いていくとき、先生方にはもっともっと子どもたちともっと関わる時間をもてるように生徒はもちろん、教師にも保護者にも優しい学校づくりができるような事務のスペシャリストになりたいと思います。
忙しい中、未熟な私に指導してくださった山田先生や三浦先生をはじめ多くの山里中学校の先生方には感謝の気持でいっぱいです。本当に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。 |
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