蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

mph54さんの記録 2019年12月2日(月)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島実習 実施施設・機関等 五島市立 崎山中学校
実施日 2019年9月17日~2019年9月24日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・挨拶運動
・運動会練習(小中合同・中学校のみ)
・授業参観とサポート
・駅伝練習参加
・運動会
・帰りの会での話
活動の総括
目標に対応して述べていく。
1.学校経営の視点から
 配当学年であった2年生は9人、中学校全体で29人であった。男女比も2年生は<男:女=8:1>とかなり差があった。このように人数が少ないため、運動会は小中学校合同で開催された。中学生は学年ごとではなく、男子と女子に分け、男子は地区の踊り、女子はソーラン節のプログラムを組んでいた。
 離島の少人数学校で最も大変だと感じたことは清掃である。もちろん、各教室や体育館など学校に最低限必要な設備は整っているため、少人数でそれらの箇所を全て清掃することとなる。驚いたことに、教室掃除は2人である。限られた15分を使い、徹底された無言清掃で教室掃除を床から黒板まで終わらせていた。廊下担当は1人で、長い廊下と流しの清掃を全てこなしていた。
学校側は限られた人数の中でどうにか割り当てを行っているのだろうが、そのことに対する適応能力が生徒にしっかりと備わっている、または鍛えられているのだと感じた。

2.生徒との距離感
 離島では既に生徒同士に深い絆があり、外部から来た教師が入る余地などないのではないかと思っていたが、むしろその逆であった。外部から来た人を温かく迎えてくれるか、緊張して生徒自らは話しかけることができないかのどちらかであった。後者も私から話しかけるとすぐに心を開いてくれ、クラスの一員として迎えてくれた。この点については全くもって心配不要だと分かった。
 これまで私が実習に行った長崎市内の中学校と最も異なる点は、教師が指示や注意をほぼしないということだ。例えば、この実習の中で1度も「静かにしなさい」という言葉を聞かなかった。指示や注意をしなくとも、生徒が自ら考えて話をやめていた。また、教師も指示や注意をしたり、叱ったりせず、生徒が自ら考えられるような学校・学級づくりを行っている様子が見えた。小学校から同じメンバーで過ごしてきているため、既に深い絆が生まれており、仲間意識が強い。そのため、全体をまとめるという視点に関しては離島の少人数学校では不要だと感じた。全体をまとめるという視点ではなく、1人1人にどのような力をつけさせることができるかという視点を重視しながら生徒と接していく必要があると学んだ。

3.教師としての心構え
 離島で教師になるために必要なことは、地域とのつながりを大切にすること、自分の子どもを生徒として見れることだと感じた。
 1つ目の地域とのつながりに関してだが、これは本当に欠かせない。やはり教育には信頼が必要不可欠である。まずは積極的に地域の方とつながり、自分自身を知ってもらう中で信頼関係を築いていきたい。方法としてはその地域を歩いて挨拶したり、地域の役員になったりなどが考えられる。
 2つ目は自分の子どもを生徒として見れることであるが、実際に実習先にも親子がいた。その親子は他の生徒と教師の関係と変わらず学校生活を送っていた。実際に自分がそういった立場にならないと分からないことだらけだと思うが、そのような学校生活を送れているという事例を見ることができ、自分の自信へと繋がった。

←戻る

トップページへ戻る

ID:
パスワード:

ガイド
ファイルダウンロード
  • 現在登録されておりません。
 一覧を見る
リンク

長崎大学教育学部教育実践総合研究棟事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2291 FAX 095-819-2292
Copyright© 2005 Faculty of Education,Nagasaki University.All Rights Reserved