蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

海老さんの記録 2010年10月7日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 精道三川台小中高等学校
実施日 2010年9月8日~2010年9月27日 実施時間 実施回数:12回  実施時間:63時間

活動内容の概要
◆主に算数の学習支援
◆算数以外の学習支援
◆体育祭の準備・当日役員
◆掃除・給食・昼休み・帰りの会
◆日記へのコメント
活動の総括
 子どもたち一人ひとりは全く違って,習熟の度合いにも,生活習慣の度合いにも差があると再認識した。子ども達の授業の様子はもちろんのこと,全ての学校生活において多様であると感じる場面が多々あった。
 学習と生活の2つの観点から述べる。
 まず,学習面においては,30名近くの全ての児童に指示が行き渡ることは困難で,何をしてよいのか,何を学んでいるのか,子どもたちがよくわかっていないのではないかと思われる時があった。特に3年生の算数の図形の授業でそれを感じた。私は,主に指示を理解できていない児童に関わってみて,子ども達の実態が更に詳しく見えてきた。指示を勘違いしていて,指示通りに作業が出来ていない児童や,単に指示を聞いていなかった児童に対しては補助的な内容を加えることで解決できた。だが,指示の内容自体が理解できていない児童に対しては,容易ではなかった。まず指示を細かくかみくだいて説明してみた。しかし,それも上の空といった様子で,他のことをし始めた。次に,「聞いて」と注意を向けてから指示を出してみた。すると聞いてくれたけれど,行動に写すまでにまた時間がかかった。だから,「今するんだよ」ということでやっと教師の指示が伝わり,活動することが出来ていた。
 1つの指示を全ての児童にいきわたらせることの難しさを実感した。また指示は,後ろの席,横の席の児童に対して届きにくいと感じた。その点は,注意を向けることで解決しそうであるが,指示自体を理解しにくい児童に対しての対応を今から考えておかなければならない。
 次に生活面においては,特に掃除の仕方や,箸の持ち方,食事の仕方に課題を感じた。食器を持たずに食べる子がいれば,肘をついて食べる子,口いっぱいに食べ物を入れて話をする子などがいた。見かけたら,「行儀が悪いから」という理由で注意していた。しかしきっと子どもたちは納得せずに聞いていただろうと思う。行儀が悪いと,どういうことが起きるのか,どんな場面で困ってしまうのかなどと合理的な理由をつけて説明した方が良いと感じた。これらの課題は,子ども達自身の生活の場面に関連させ,自分たちのことと捉えて身につけさせたい。
 学習支援実習で小学校に入り,子どもたちを目の当たりにして,教育現場を現実のものとして感じられた。子ども達を始めとする学校の中の様々な課題を,自分も解決していかなければならない一人なのだという,良い意味での危機感を感じた。この学びを教壇に立つまで,そして立ってからも実践につなげられるよう努力しいきたい。

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