蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

?さんの記録 2020年12月24日(木)
体験分野 その他の実習 活動の名称 その他の実習 実施施設・機関等 長崎市科学館
実施日 2020年9月1日~2020年12月31日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
10月17日(土)
・科学教室(動くおもちゃを作ろう④ 太陽電池でロボット)
・天文台(昼の観望会)
・検温
・2020年 夏休みの自由研究作品展(小学生・中学校)
・スペースシアター(プラネタリウム)

10月18日(日)
・少年少女発明クラブ(川に橋を架けて渡ろう)
・展示室
・写真工作
・スペースシアター(プラネタリウム)

11月14日(土)
・アンケート用紙切り分け作業
・おもしろ工作コーナー(パタパタ鳥)
・回転写真製作
・天文台
・スペースシアター(プラネタリウム)
・検温

11月21日(土)
・てづくり科学工作展
・啄木鳥工作(針金曲げ・修正)
・おもしろ工作コーナー(バネバネしゃくとり虫)
・検温

11月23日(月)
・紙コップ恐竜製作準備(穴開け作業、糸巻き作業・糸通し作業・貼り付け作業)
・おもしろ工作コーナー(バネバネしゃくとり虫)
・検温
・スペースシアター(プラネタリウム)
・啄木鳥工作(貼り付け作業)
活動の総括
1.「科学イベントや接客業務などに携わり、科学館での仕事の重要性を理解する」について
 科学イベントの実務体験や企画・運営、接客業務の実習を行い、科学館での仕事を把握することができた。科学館は社会教育施設としての充実を図るとともに、学校教育とも積極的に連携を深めながら仕事をしていることを学習した。今後も創造性を培うための研修の場・学習の場・憩いの場として、市民の多様なニーズに応えられるように機能の充実に努め、高度な機能を備えた総合的で開かれた科学館を目指しているのだと実感した。
 科学館は事業の質の確保と機能の充実に十分に配慮しながら、効率的な事業運営を行っていることも学んだ。例えば、科学館は理工系・自然史系・生活系を中心として、参加体験型の展示を通して科学の原理法則に触れたり、創造力を呼び起こしたりすることのできる科学館である。また、郷土の自然の大切さを知り、環境を保全することの重要性を学ぶこともできる科学館である。科学イベントを企画して児童生徒への効果的な理科教育を実践し、教育現場からの支援の要請にも的確に応えられるようにしている。つまり、幼児から高齢者までの生涯にわたる科学の学習を支援し、広く市民に学ぶ機会を提供することが大切であると学習した。
 科学館は学校や家庭では備えられない実験や工作の器具や設備を有している。それらを活用した体験型のプログラムを実施できたり、専門知識を持ったスタッフが常駐したりして、科学の関心を育てるための科学館の役割や仕事の重要性を理解することができた。

2.「科学イベントを通して、科学の教育普及や理科教育を発展できるように実務体験や企画・運営などの実習を行う」について
 近年、子どもたちの理科離れや科学リテラシー低下の問題が指摘され、高齢化社会による定年後の活動の需要などの増加から、生涯学習がますます重要視されるようになった。そして、それを担う社会教育施設の一つである科学館への需要も高度化・多様化してきている。社会的な役割として今後さらに教育の要素が求められ、科学館には今後の日本の教育を支えていく上で必要な教育施設であると言える。自然に関する知識を与えるのが科学教育だというイメージが一般に広まっているが、近年の科学教育では、生徒に科学的な概念を構築させることや教科内容に対して生徒が持っている誤概念を解消することも重視される。
 科学館は教育施設としてはインフォーマルな学習環境であり、学校のような決まったカリキュラムなどはなく、そこを訪れた人が立場や年代を問わず学ぶことのできる施設である。科学リテラシー低下の課題を解決するためには、知識をただ単に教えるのではなく、それを実際に活用できるようになること、主体的に学ぶことのできる姿勢を養うことが大切であり、上述の科学館のようなインフォーマルな学習環境は適していると考えた。
 子どもたちは、観察・実験や自然体験、科学的な体験を通じて様々な課題に取り組み、感動したり驚いたりしながら、実際の生活や社会、自然の在り方を学んでいく。そして、そこで得た知識や考え方をもとに、実生活の様々な課題に取り組むことを通じて、より良い生活をつくだすことができる。そのため、学校と科学館が連携し、学習資源を活用することで、理科、生活科、総合的な学習の時間、環境教育の授業などに活用でき、学校における科学的体験学習の質の向上を目指せると考えた。
 科学館に充実してほしい事柄は何かを考え、展示室やプラネタリウム、実験・工作コーナーなどが充実できるようにするように、幅広く高度な視野を持って科学イベントを考察し、企画・運営することが大切であると実感することができた。

3.「実験や活動を行いながら、子どもたちが理科などの学習に主体的に取り組んだり、科学的な視点で物事を考えたりすることができるようにする」について
 科学館には実物の標本や専門的知識を持った職員などの豊富な学習資源があり、子どもたちが楽しみながら意欲的に学習活動に取り組むことができる。しかし、2006年OECD生徒の学習到達度調査(PISA2006)によると、日本は「科学への興味・関心が低く、観察・実験等を重視した理科の授業を受けていると考える生徒が少ない」ということが指摘されている。
 科学教室や少年少女発明クラブ、おもしろ工作コーナーなどの科学イベントに携わった。そして、実際に実務体験や補助の実習を行うと、科学イベントは子どもたちが実生活や自分の将来のために、科学の知識や考え方を活用できる本物の力を一つ一つ丁寧に身につけていく企画であると感じた。科学館の充実した設備のもとで行うハンズオン教育(体験型学習)は、子どもたち一人一人が肌で感じ手で考える実感のある学びを大切にしている。小中学生の理科をより面白く、より広く、より深く学ぶ、楽しい教室や体験・実験であると改めて学習した。
 科学館で行われている科学イベントの実習を行い、展示室やプラネタリウム、実験・工作コーナーなどで子どもたちが興味・関心を持てるように活動や体験の支援や補助をしながら考えることができた。科学館の教育プログラムには、必要な科学の情報や知識を得るだけでなく、科学に親しむ心を育成することができる。科学館での体験や展示には、多様な目的が含まれることを学習し、普段目にすることのない機械や実験器具、作品などを見たり触ったりしながら、科学を学習できる科学館は子どもの興味・関心を伸ばすことができる。科学館での教育事業の目標や目的を認識し、活動内容の意味や科学館の存在意義をさらに考察することで、子どもが科学に親しむ心を持って成長できる機会を保障していると学習することができた。

 今回の5日間の実習はコロナ禍であったにもかかわらず、親身に指導やアドバイスをしてくれたため、とても充実したものになった。短期間の実習であったが、この貴重な経験を忘れることなく、そこで学んだことや考えたことなどを今後に活かし、立派な教師を目指して頑張りたい。最初は戸惑うことが多く、どのように行動すれば良いかわからなかったが、業務に携わりながら少しでも科学館の仕事や役割について学習や体験をすることができた。また、子どもたちが親しく接してくれたおかげで次第に親しむことができた。実習中は来館された方に挨拶をしたり、話をしたりして、満足して科学館で過ごせるようにすることも大切だと感じた。科学館の職員や来館された人々など、様々な方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。

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