蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

Nさんの記録 2010年11月25日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長与町立 長与北小学校
実施日 2010年5月7日~2010年10月22日 実施時間 実施回数:13回  実施時間:64時間

活動内容の概要
・授業中のサポート
 (まる付け、個別指導など)

・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい
 (提出課題の支援、給食指導、遊びなど)
活動の総括
1.“適切な支援ができるようになる”について

 実習期間中、主に低学年の学習支援に入ったが、中・高学年の授業に入ることもあり、中・高学年の児童の様子、教師のかかわり方を知ることで、低学年の児童に対する学習面や生活面における教師の指導の細かさをより知ることができました。
 特に、1年生では、どこにランドセルを置いて教科書類を出し引き出しにしまうか、何時までに連絡帳や宿題をどこに提出するかなど具体的なきまりがありました。学校からのお便りのプリントを入れるファイル、宿題プリントを入れるファイルなど入れるものによってファイルの色を分けたり、提出するかごの色を分けたりして、児童が各自で提出できるように工夫がされていました。学習面においても、テストのように終わる時間に差が生じると予測できる場合には、予め本を用意させて終わった子から読書をしたり、プリントの裏に自分で問題を考えて解くように指示を出したりすることで児童たちは静かにその時間を過ごしていました。このように、1年生のときに具体的な細かい指示を出すことで、児童はどういった場面でどういった判断・行動を行えばよいかということを身につけていくのだろうと感じました。
 また、言葉かけに関しては、注意を行うよりも、「○○くん(さん)かっこいいね」「○○できるとかっこいいね」というように肯定的な言葉かけが多く使われていました。1年生にわかりやすい言葉を使い、見本となる人を示したり、どうすればよいのかを具体的に述べたりすることが大切だと思いました。

2.“信頼関係を築く”について

 通学路には地域の方が交通安全の旗をもって児童たちの安全を守っており、門には先生方、保護者の方々が挨拶運動を行っていました。校長先生は児童1人1人と握手をして挨拶を交わしていました。校長先生は、授業意中なども校内を回り、児童たちの様子を窺っていました。校長室を訪ねなければ会えないといった遠い関係ではなく、毎日会える近い関係であるからこそ、児童と校長先生の笑顔の会話があるのだと思いました。そして、信頼関係を築くには、やはり児童とのたくさんのふれあいが大切だと思いました。実習中、挨拶をしたり、教室で話をしたり、一緒に遊んだりして児童とのふれあいが多くなると、登校中に声をかけてくれる児童も増えてき、信頼関係が築けてきたのではないかなと感じました。
 私がよく知らない話題で、聞くことしかできなくても、質問したり、感じたことを伝えたり、児童の話にきちんと対応すると児童たちも楽しそうに話をしてくれました。知らないからと相手をしないのではなく、話を聞いて相づちを打つだけでも、児童にとっては自分を肯定的に受け止めてくれる存在となるのだと思いました。

3. “算数科教育についての知識・理解を深める”について

 長与北小学校では、わかっていること、聞かれていることを確認してから式を立てていました。つまり、なぜそうなるのかという理由を考えさせる授業を行っていました。計算ができる、言葉を知っているだけでは本当にそのことについて知っている(わかっている)ということにはならないと感じました。低学年では、ブロック・○図・言葉などさまざまな方法で答えを導いたが、計算過程や発表時に、必ず、なぜそうするのか理由を示していました。また、今までの学習と違うことはなにか、今までの考え方や方法は使えないかなど見通しを立てて確認をしていました。さらに、低学年では計算問題を、高学年では文章問題を各自で作るなど、学習したことを自分のものにしていました。また、低学年では自分で作って自分で解くという自分だけの学習だったが、高学年になると自分で作った問題を他者に見せるとういうように全体での学習に発展していました。このように、理由付けすること、習ったこと(考え方や方法)を活用することに力を入れていると感じました。
 授業の振り返りにおいては、低学年では顔の表情によって授業の理解度を示していました。高学年では、わかったこと、知りたいこと(やりたいこと)など文章で振り返りを行っていました。教師は、児童の振り返りを確認することで児童の授業内容の理解度を把握したり、児童の疑問や興味に応じた授業を構成したりすることができることがわかりました。
 授業で習ったこと(授業中に出てきた考え方や使ったものなど)が教室に掲示したあり、考える手助けとなっていました。また、授業以外の時間も自然と目に入るのでいつでも確認ができ、算数への関心も高くなるのではないかと思いました。教室や廊下の掲示物というと、絵や連絡事項などを思い浮かべるが、このように、習ったことや考えた問題などを掲示することは算数への興味・関心を高めるよい方法だと思いました。

 長与北小学校での実習は、とても充実したものでした。この実習での経験を今後に生かしたいと思います。長与北小学校の先生方、子どもたち、保護者や地域の方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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