 |
蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 西町小学校 |
| 実施日 2010年5月13日~2010年10月20日 |
実施時間 実施回数:9回 実施時間:63.5時間 |
活動内容の概要
| |
・第6学年における学習支援、授業の補助
・中休みや昼休みとの児童との関わり
・給食指導
・掃除指導
・行事等への参加、補助 |
活動の総括
| |
私は、西町小学校にて学習支援実習を行った。配当された第6学年は2クラスあり、私は一週間ごとに交代で二つのクラスにて実習を行った。
実習を通して様々なことを学び考えたが、今回は以下三つの内容についてまとめ、活動の総括としたい。
Ⅰ 授業について
私は、主に算数科・国語科・社会科・家庭科にて支援を行った。担任の先生が授業されるのを見て、「日常的に行われる授業」というものを知ることができた。それは附属小学校で学んだ授業形態とは少し異なるものであったが、先生によって様々な工夫がちりばめられた授業である点は大きな共通点であったように思う。
特に、ワークシートをあまり使わない授業においては、日頃のノート指導が非常に重要であることを知った。また、教科書問題を解く場面において、理解している児童はあっという間に問題をこなし先生が用意しているプリントに取りかかっている反面、わからない児童は1問目からつまずいていたり、算数では間違えて式をたてていることに気づかず変な答えが出ていたりしていた。理数教科では特に習熟度に差が出るため、理解していない児童を把握して、机間指導の際に個別に重点的に指導する必要性があると強く実感した。
Ⅱ 児童同士の人間関係について
今回私が実習を行った小学校6年生では、「男女でもみんなで協力しあおう」ということが、最も大きな学級の課題となっているようだった。6年生という学年は少しずつ思春期に入ってきており、これも成長の証なのだとは思うが、女子児童が男子児童を邪見に扱ったり男子児童が女子児童をからかったりすることで作業が進まないということがたまに見受けられた。男子児童への声のかけ方、女子児童への声のかけ方をそれぞれ工夫して、男女仲良く協力することを指導しなければならない。
Ⅲ 学級経営について
今回の学習支援実習を通して、最も大きな学びであったのが、この学級経営についてである。二学級のそれぞれの先生の学級経営の仕方は、大きく異なるものであった。1組の先生はとても熱い男の先生で、児童と正面から向き合い、学級も活発な様子であった。対して2組の先生は、優しい雰囲気の女性の先生で、学級も柔らかくて温かい様子であった。先生の人間性によって学級経営の在り方は大きく変わってくるし、何より自分の個性にあった学級経営を模索することで児童とどのように向き合っていくか考えなければならないのだと知った。その中で、今回私が二人の先生から学んだ学級経営について、少し述べたい。
学級の中で、リーダー決めや係分担決めなど、児童同士で役割分担をする場面は非常に多い。話し合いが上手くいくこともあれば、全くうまくいかないこともある。これについては教師側から、みんなが納得する決め方や、役割について意欲のある児童で希望通りにいかなかった場合の手だてなど、児童の主体性や意欲を重視しながら、そのときそのときに応じた対処の仕方を考える必要があることを知った。
そして、時には「教師と児童が同じ立場にたつ」ことも必要である。児童と正面から話をしたい場合には、たとえ教師の思惑と正反対の児童の率直で素直な意見があったとしても、それをおさえつけるようなことはせずに自由に発言させて耳を傾けることも大切だ。児童に「自分はどうしたいのか」というところまでしっかり言わせるようにする。そこから、教師の思いを児童に伝える。「受容」「共感」は、児童にとって教師との心の距離を縮める大切な要素なのだと、今回の実習を通して学んだ。また、これを通して、教師は、児童を叱る「先生」なのだけではなく、同時に児童の気持ちがわかる「味方」「仲間」であると認識されるようになると知った。
また、児童が疲れている様子であまり元気がないときは、教師自らいつもより大きな声で児童に話しかけたり、笑顔を見せながら元気いっぱいに授業をするなど、教師がムードメーカーとなって児童の気持ちを盛り立てていくことも必要だと知った。教師の対応一つで教室全体の雰囲気はぱっと明るくなってきて、児童もつられるようにして元気になっていったりする。どのような言葉かけや振る舞いをしたら児童の気持ちを盛り立てられるか、考えていく必要があると感じた。
最後に、今回、6年生は運動会を始めとしてひっきりなしにたくさんの行事が詰まっているのだと知った。児童ももちろん大変だが、先生たちはそれ以上に大変だろうと思う。しかし一方で、一つ一つの行事に向けて学級および学年全体で一生懸命に真剣に取り組んでいるからこそ、このように学級もどんどん一つにまとまってくるのだろうとも感じた。行事を有効に活用し、学級の団結を深めることは、学級経営に大きな役割を果たすのだろう。
以上、大まかにではあるが、今回の実習の学びを総括としたい。
小学校教員として学級をもったときにしっかり生かせるよう、これからも授業についてや学級経営、人間関係の作り方など、学び考えていきたいと思う。 |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|