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蓄積型体験学習詳細
| ティモールインディアンさんの記録 |
2020年10月2日(金) |
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 長崎市立 大浦中学校 |
| 実施日 2020年9月24日~2020年10月2日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・全学年(主として一年生)の授業の補助、TT
・特別支援学級で学習支援
・給食指導、挨拶運動、掃除の補助
・ふれあい体験補助 |
活動の総括
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今回は公立の中学校でどのような英語教育が行われているのか、子たちとどのように接すればいいのかという点を主として実習に取り組んだ。
1.英語教育の現状
昨年のカナダでの教育実習の経験や、附属での実習の経験の中で現在行われている英語教育をある程度は理解しているつもりであったが、公立中学校での取り組みと異なる点が多くあった。
1-1. 授業形態
小規模校である大浦中学校では、教員の数が相対的に少ないのでTTを行う時は別教科の教員がサブとして参加していた。基本的にデシダル教科書を元に音声の確認、その後教師の音声をリピート、ペアの様に移っていった。内容として、子どもの馴染みのある芸能人を用いることにより授業への親しみやすさが持てる、従来の文法中心授業とは異なるものであった。
1-2. 生徒の実態
授業の中で英語に触れる環境を増やすために原則として英語を用いて授業運営を行うと次期施行される新学習指導要領でなっているが、最初の挨拶以外は基本的に日本語で指導となっている。その主たる理由というのが、第一に生徒の数人が私語をせず着席するということができない子(1年生)が在籍し、その子への注意に時間が削がれており、日本語を使って進めないと時間が足りないということにある。第二に、生徒がそもそものインプットが少なくクラスルールイングリッシュを多用すると生徒の理解度が足りないということにある。
1-3. 総括
附属中の実習の時は文法説明の時を除き、ほとんどの場面でクラスルールイングリッシュを用いることが前提で授業作りが行われていたが、それは中学受験である程度生徒の英語の理解度レベルが固まっており、そのレベルがオールイングリッシュで授業運営を行う上で十分であったからである。公立の中学校では、生徒の理解度レベルの変域が広く今回訪れた大浦中学校の様な形式で授業運営を行うのが主流であるようと考えられる。私は中、高志望であるので公立中学校がどのようであるかを確認することができたので良い機会となった。あえて言うのならば、生徒が英語をインプットする(音声として聞く、クラスルームイングリッシュを使う)時間が少ないように感じたので、生徒の英語の理解度レベルが多様であるとしても学年を追うごとにオーラルイングリッシュを増やそうと思う。
2.生徒との距離感
2年時に訪れた山里中学校では、中総大の引率であったので、生徒にとっていわば非日常の場面での実習であったので、日常を知るには不十分であった。今回は、授業の学習支援ということで日常を知ることができた。
2-1. 教師-生徒の線引き
生徒にとって実習生は常勤の教員と比べ年齢が近く、距離感が近いことからいつのまにか教師-生徒間の距離が近すぎてしまうことがある。いわば、教員が友達のようになってしまっているのだ。親しみやすさは大事な部分であるのは確かだ。また、短期間の実習であるからそのような関係になっても問題はないだろうという主張も的外れではないだろう。しかし、実習は教員という立場になり、その姿勢を学ぶ場面であるということを考えると、線引きの必要性は言うまでもない。普段の信頼関係は生徒指導に大いに影響を与える。教師-生徒間を意識して信頼関係を築きたいと思う。
2-2. 生徒観
今回お世話になった大浦中学校一年生の学年では上記の通り数人手のかかる生徒が在籍する。授業の中でその子たちを指導しすぎると授業が成り立たない。多くの教員は余程のことをしない限りその子たちをある程度放置するというスタンスで授業を行っていた。どの子に対し授業を行うのか、どの程度放置して学級運営を行うのかもちろん生徒の変域によるものが大きいと思うが、一つの良いモデルとして知る機会を得た。
2-3. 総括
附属中での実習と比較すると、毎年のように多くの実習生が訪れる附属中は生徒が彼らの扱いに慣れており、今回のように生徒のことを考える機会は少なかった。公立中、高ではこのように授業運営や学級経営を通じての信頼関係を築くにはどうしたら良いかということを考慮して教師-生徒の扱いをどうするべきか考えるのは特別なことではない。短期間の実習ではあったが主免実習とは異なる視点で生徒と関わることができたので実りある実習となった。5日間お世話になった大浦中学校を含む本実習に関わった方々に感謝の意を伝えたい。 |
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