蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ほしとさんの記録 2020年10月27日(火)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 南陽小学校(野外体験)
実施日 2020年10月15日~2020年10月16日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
1日目
ネイチャーレクリエーション、すり身体験、ナイトウォーク

2日目
朝の集い、箸作り、野外炊事(皿うどん)
活動の総括
①「児童の様子を細部まで観察する」について
 2日間の野外学習で行った大きな活動は、ネイチャーレクリエーション、すり身体験、ナイトウォーク、箸作り、皿うどん作りの5つである。その中でも主に「ネイチャーレクリエーション」と「箸作り」に関しての気づき等を記述する。
 私は各活動で児童の近くで行動し、観察の機会をいただいた。ネイチャーレクリエーションに関しては、子どもたちは日吉自然の家周辺に植生している植物を自分たちで探して、「これではないか、いいやこっちだ。」と議論をしながらマップ作りに没頭していた。森の中を歩き回る際に、班の仲間と協力して道を進んだり、具合が悪くなった仲間を助けたりするなどたくさんの思いやりのある行動を観察することができた。当然のことのように、仲間と協力・助け合いができる児童の様子を見て、児童それぞれがもつ豊かな人間性、責任感、使命感を感じるとともに、そのような行動がとれるような教育を行っている学校や担任の指導力についても感じ取ることができた。その背景には、担任の思いがこもった学級経営の取り組みがあると思う。学級経営の大切さを改めて感じさせられた。
 箸作りでは、竹を使って自分だけのオリジナルの箸を作るということで子どもたちは一生懸命に作業に取り組んでいた。子どもたちの作業様子を観察する中ですごいと思ったことは、市販で売られているような箸を作っていたことだ。箸をちょうどいい長さ・厚さで調整しているなど職人技で作られたのではないかと思うレベルのものがあった。子どもの手の動きをよく観察してみると、繊細な動きをしていた。小学生の創作力は侮れないと感じた。
 2日間の活動のすべてを通して私がとても良いなと思ったのは、子どもたちの優しさである。どの活動においても、困っている友達がいたら救いの手を差し伸べてあげていたり、やり方・方法などを丁寧に説明してあげたりするなど行動や言葉かけの一つ一つに優しさがこもっていた。仲間を思いやり、自分に何ができるのかしっかり考えられているところがとても素晴らしいと感じた。

②「児童との信頼関係を築く」について
 子どもたちとの触れ合いは、とてもうまくいった。最初は自分の名前さえ覚えてくれれば良しと考えていたが、子どもたちの方から積極的に話しかけてくれて、最終日にはクラスの半分以上の子の名前を覚えて言えるほどたくさん関わりをもつことができた。子どもは名前を覚えてもらえるかもらえないかで反応がまるで違ってくる。名前を覚えて話しかけただけで、それまで以上に会話をするようになった。名前を覚えることは、信頼関係を築くための第一歩でもあると思う。現場に出たときには、真っ先に顔と名前を一致させて多くの関わりを持つことを心がける。また、子どもたちが好きなものを把握して覚えておくことも大切だと学習した。共通の話題を持っていれば、会話も弾み、距離を縮めやすくなると感じた。

③「適切な支援ができるようになる」について
 野外体験実習では、子どもたちと一緒に数多くの壁にぶつかり、問題解決を行ってきた。時折、私に答えを求めてくることがあったが、私は答えを与えるのではなく、児童にヒントとなる疑問を投げかけ、子どもたちが自分たちの力で考え、解決できるように支援を行った。教師は答えを教えるために存在しているのではなく、児童がどうしたら解決策を見つけられるのか、その手助け・支援をするために存在している。そのため、ヒントとなるような視点を与えたり、思考の幅を広げさせることができる発問等をしたりと様々な支援の方法がとれる。子どもたちとの関わりを通して、教師も共に成長していく必要があると私は考える。だからこそ、子どもたちとの触れ合いが重要となり、またお互いに協力・助け合いができる学級づくりも行っていかなければならない。公立学校の様子を自分の目で直接観察することができるとても良い機会であったので、今回の学びを来年度の教育実習に活かしたいと思う。

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