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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 長崎幼稚園 |
| 実施日 2010年5月13日~2010年9月30日 |
実施時間 実施回数:11回 実施時間:60時間 |
活動内容の概要
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・朝のクラス内、園庭の整備
・登園してくる園児のおでむかえ
・園庭での子どもたちのあそびの補助・支援
・園外保育等の引率
・クラス内でのあそび・お集まりに参加
・絵本の読み聞かせ
・降園時の保護者へのあいさつ・お見送り
・工作材料の整理整頓
・てあそび
・園行事の準備、手伝い |
活動の総括
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長崎幼稚園では、期間を区切り、年長児・年中児と両クラスで実習をさせていただいた。週に1度というペースではあったが、長期間同じクラスの子どもたちの保育に関わるという経験は初めてであった。毎回、子どもたちも先生方もあたたかく迎え入れてくださり、子どもたちと関わる機会をたくさん与えてくださった。
実習前、私は大きく2つの目標を立て、実習にのぞんだ。ひとつは、一保育者として子どもの指導や発達、こども理解の目的をしっかり持ち、一人ひとりに寄り添うこと。もうひとつは、お話や絵本の読み聞かせ、手あそびを通して、集団対保育者のやり取りや関わりを多く経験したり、実際に保育者の保育を観察したりして、集団の雰囲気作りや、発言の仕方、保育の進め方などを学ぶであった。
実習では、実習生とすぐに距離を近づけようとする子とそうでない子がいる、今までの実習では後者のような子とはあまり関われなかった。今回はそのような機会にも恵まれた。例えば、初めのころは私が近付いたり、話しかけたりしても、反応が薄かった女児とは、毎週視線や、笑顔で「見ているよ」と伝えるように心がけた。しばらくすると、自ら私に話しかけたり、遊びに誘ってくれるようになった。普段から一人遊びや自分の世界に入っていることが多い男児とどのようなコミュニケーションをとるとよいか試行錯誤したこともあった。集団で行動することが苦手な時がある子、日によって調子の波が大きい子に対して、どのような接し方がその子に合っているか、どんな動機づけが効果的か、調子や状態の見極めなど、自分で考えたり先生に相談したり、実際にその園児と関わりを重ねて、自分なりに答えを探し出していった。しかし、毎日子どもたちと関わる先生方は私と比べ物にならないくらい園児との信頼関係や園児の理解ができていて、自分では手に負えない場面もあり、日々の積み重ねが保育にとってどんなに大事か感じた。
運動会や園祭りなどの園行事にも参加させていただいた。準備や練習など大学の授業や実習では経験できないものだった。長崎幼稚園の行事は、子どもたちの自主性を大切にし、子どもたちがつくっていく。一緒に話し合いや練習を重ねる中でその楽しさや面白さを知った半面、大変さや難しさも学んだ。どの行事の当日には、年長児の頼もしさや年中児が成長していく姿を実感した。
日々の実習では、朝の環境整備に始まり、自由保育中の遊びや制作の補助、給食指導、各クラスの保育に参加した。手遊びや絵本の読み聞かせ、お話、歌など毎回子どもたちの前で保育をする機会を与えていただいた。子どもたちの発達段階や好み、保育者としての想いを考えながら内容を考えたり、今までやったことのない手遊びや、ゲームに挑戦したりした。上手くいったことも、そうでなかったこともあったが、多くの経験やその後の反省・改良がこれからの学びにつながると思う。また、実習期間中3つのクラスを回らせていただいた。それぞれ雰囲気や時の流れ、子どもたちの様子が違っていてカラーがあった。これは、日々の園生活の中で先生と子どもたちがつくりだしているものであり、先生方それぞれの想いをこめた指導の成果であると感じた。それと同時に、“子どもにとって先生も「環境」のひとつである”というということ、影響力の大きさを改めて感じた。
長崎幼稚園は、園の畑での野菜の栽培やお弁当を通して野菜をなんでも食べられる子を育てたり、PTAやパパの会が積極的に園行事に参加したり、長幼くんちなどの伝統行事や南幼稚園との定期的な交流保育を行ったりと、園の保育方針や特色にもこの実習を通して触れることができた。保護者や地域との連携、園独自の取り組みに実践的に関われたことも私にとって貴重な経験となった。
残された期間も、子どもたちや先生方、長崎幼稚園のいいところをたくさん見つけ、吸収していきたいと思う。 |
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