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蓄積型体験学習詳細
| 0qy08さんの記録 |
2008年10月24日(金) |
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 小学校学習支援 |
実施施設・機関等 長与町立 長与小学校 |
| 実施日 2008年5月16日~2008年9月27日 |
実施時間 実施回数:8回 実施時間:66時間 |
活動内容の概要
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朝は児童と一緒にマラソンに参加したり,遊んだりした。
1日の主な時間を第2学年や第3学年など,低学年児童の教室に学習支援として入った。 第2学年では,各学級に1時間ずつ配属された。そのため,主に国語や算数の授業に参加した。学習支援としては,何をする時間かどのようにすればいいのかが分からず,手が止まっていたり,周囲の児童に話しかけたりしている児童に対し,担任教諭の発問を繰り返し伝えたり,児童の質問に受け答えることで授業の流れに児童がついていくよう,促した。プリント学習,ドリル学習等の際には,担任教諭とともに丸付けを行い,訂正点や次に進む所の指導を行った。
第3学年では,学習支援の必要な一人の児童とともに1日を過ごすことが多かった。生活面では,他児童とできるだけ同じ活動ができるように声かけをしたりした。授業中には,学習にできるだけ参加するように,一緒に教科書を読んだり,声かけをしながら問題を考えたりした。学級の学習の流れについていくことが難しく,1時間座っているのがまずは大変なようだった。シューズを脱ぎ捨てたり,立ち上がろうとしたり,大きな声で話しかけたりするため,授業に飽きないよう,児童ができることを考え,声かけをしようと努力したが,難しかった。
休み時間や給食の時間には児童とともに過ごした。いろいろな話をしたり,遊んだりして過ごした。清掃時間も,各学級を周りながら,手伝いが必要そうな学級で清掃をおこなった。
5学年とは,宿泊学習にも同行し,活動の援助等を行った。一緒に活動したり,活動が潤滑に進むよう促すのが主な援助であった。次の活動の10分前には,児童の部屋に行き,次の活動への準備をしているかを確認し,準備ができていない場合は,声をかけて促したりした。休み時間には,女児童の部屋で過ごすよう心がけ,雑談をしたり,髪を結ったりして,児童たちのことを少しでも知ることができるよう,時間をすごした。
1日目は,全体とは違うルートを通し「沢登り」をする児童が一名おり,その児童と二人で山道を登った。児童は,歩行に少し障害をもっていることから,塗れており地面がゆるんで滑りやすい所,段差の高い階段,急傾斜には,十分注意して手を貸しながら慎重に進む必要があった。児童と二人で,全体との合流地点で1時間半ほど待つこととなった。児童が退屈しないように,不安にならないように話をしたり,周りにある自然物(沢の水,植物,昆虫など)で遊びながら時間を過ごした。児童は最後まで登り切ることができた。
2日目は,まずは朝から全部屋の清掃を行い,その確認を行った。布団も置く順番やたたみ方が決まっているので,一部屋ずつ児童が行った後に確認を行った。この日は,ウォークラリーが主な活動であった。中間ポイント地点に立ち,児童たちが通過するのを確認した。また,迷いやすいポイントであったため,グループが間違った方向に行かないように声をかけて促した。迷って,ポイント地点に来ないグループもあり,担当教諭と連絡を取りながら,通過しないグループを捜したりした。予定よりも長く時間がかかったが,全グループがゴールすることができた。 |
活動の総括
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学習支援にいって,多くの児童と出会い,児童との距離を縮めるために一緒に話し絵をしたり,活動をしたり,遊んだりすることが必要だということが分かった。例えば,5年生の宿泊学習に同行し,一人の児童と二人きりで「沢登り」活動を行う機会があった。児童は内気な所があるとあらかじめ担任教諭から話を聞いていた。歩行に少し障害があり,山道を通る際の注意点も聞いていた。最初は,児童に対し声をかけても,首をかしげたり,うなずいたりする返答しかなく,声をだして答えてくれることはなかった。児童全体との合流地点で1時間以上待つ時間があり,児童が飽きないよう,不安に感じないよう,話をしたり,沢の水に葉っぱを船に見立てて流したり,花を見つけて摘んだり,蜘蛛の巣に葉っぱがひっかかるように投げ,蜘蛛がとりに来る様子を観察したりして,周囲にある自然物で一緒に遊んで時間を過ごした。すると,初めは大変寡黙であった児童が少しずつ話をしてくれるようになり,その後の活動の中でも,自ら話しかけてくれるようになった。宿泊学習に参加するまでは,低学年と関わることがほとんどであったので,5年生と接することは初めてであった。そのため,全体の様子も一人ひとりの顔や名前,性格などなにも分からない状態から宿泊学習が始まったのだが,一人の児童と深く接するという時間を設けていただいたことで,全体と過ごす時間ももちろん大切だが,一人の児童と一対一で向き合って活動をする時間を設けることがとても大切なことだということを改めて実感した。また,担任教諭が,時間をかけてひとりひとりの児童と関わりを深めるてことが,学級をまとめることにもつながるのではないかと感じた。
学習支援を必要としている障害を抱えた児童と関わることもできた。特別支援学級では,多人数の学習段階の違う児童が一緒に学習をしており,一人の教諭が全員を見ていたので,大変だろうと感じた。学習支援を必要とする児童は,それぞれが抱える障害も,当然性格も違うので,活動を促す言葉かけや,学習をわかりやすく端的に説明するのが難しいと感じた。幼稚園実習や小学校実習の時にも感じたことだが,子どもに話をわかりやすく伝えるためには,文章には強弱をつけ引きつけること,より短くポイントを押さえて発問や説明をすることの重要性を感じ,また自分はそれが大変苦手だということに気付いた。今回の学習支援では,ほとんど児童が学習を理解できるように説明するという機会が少なかったので,特別支援学級に行き,児童を受け持って学習を進めるという機会は大変緊張したし,もっとこのような機会を設けて,児童がわかりやすい説明を経験から学んでいきたいと感じた。また,特別支援学級の児童は,何度も繰り返し根気よく伝えることが必要だと分かった。例えば,ある児童は解が2桁になる1桁の足し算を行っており,5の固まりをつくる学習を行っていた。1から数えはじめるので,「5の固まり,5,6,,,」と一緒に何度も行うようにした。他児童の様子を見ていると指導ができないこともあり,一緒にやらないと,最後まで5の固まりをつくることができなかった。しかし,児童は大変一生懸命学習に取り組んでいる姿があたので,支援者も,根気よく,児童と向き合って丁寧に指導していくことが必要だと感じた。他にも,特別支援学級では,学習と余暇をうまく使い分けて担任教諭が児童の集中力を高めているように思えた。例えば,「プリント1枚終わったら遊んでいいからここまでがんばろう。」という声をかけると,児童の集中力が増す。学習と余暇の配分をうまくとって,児童の集中力を高めるということは,どのような学習の場でも共通して必要なことだと感じた。
児童と共に生活する中で,将来自分が子どもたちと関わるときに参考になる体験がたくさんできた。実体験を通して学ぶことはとても大切なことだと思う。もっと実体験を積み重ね,自分の指導法に役立てていきたいと思う。 |
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