蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ひめかさんの記録 2020年10月30日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 女の都小学校
実施日 2020年9月8日~2020年10月16日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:22時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸付け、声掛け、個別指導)
・休み時間等の子供たちとの触れ合い(遊び、お話、着席の声掛け)
・運動会でのサポート(消毒・マスク着用の声掛け、誘導)
活動の総括
1.「子供たちと深く関わり、真剣に向き合う」について
 私は今回5年A組に入らせてもらい、授業だけでなく、休み時間の児童との時間も大切にしていこうと心掛けた。最初は一週間に一回だけということもあり、どのようにかかわっていけばいいのか、どこまで介入していっていいのかわからなかった。しかし、回数を重ねるごとに児童も心を開いてくれ、特に運動会が終わってからはとても関わりやすくなった。
 そのカギとなったのが、「注意すること」だと思う。運動会の時にはほとんどの時間を児童が待機するテントで見守っていた。いつもと違う環境であるため、子どもたちもそわそわしており、ガツンとは言えなかったが注意することは多かった。その「注意すること」によって、ただ立ってみている実習性ではなく、先生としてみてくれるようになり、距離も近づいたのではないかと思う。それからの実習では、話しかけてくれる児童や私を頼ってくれる児童が多くなったように思う。特に、家族の話をしてくれる男の子がいて、その男の子がなくなったお父様の誕生日の話をしてくれたことが印象的だった。そこで、児童は普段は口に出さなくても人に話したいことを抱えているということとその話を引き出すために関係作りが大事だということを感じた。そして、そこで聞き流さずに、児童と同じ目線に立って、「真剣に聴く」ということが何より大事だと思った。
 このように、児童は無意識ではあるかもしれないが、大人の行動をしっかり見ているのだということを感じた。そして、その分私たちは本気で児童と向き合っていかなければならないし、私たちが本気になれば、児童はそれにこたえてくれるのだということがわかった。

2.「算数教育」について
 児童という立場ではなく、先生側に立って算数教育についてしっかり学ばせていただくことは初めてだった。授業を見させていただく中で、一つ一つの事柄を丁寧に進めていることが印象的だった。中学校や高校では、進むスピードも速く、一度話したことはわかったものとして取り扱うイメージがあったため、今回授業を見ていて、とても丁寧に取りこぼしがないように確認しながら進めている印象が強かった。私ならこの部分を見逃して進めているかもしれないと感じることも多く、教師は生徒の気持ちを一番に考え、どこがわかりにくいのか常に考えながら授業に臨むことが大切だと思った。
 また、当たり前のことであっても、「本当に?」などの声掛けをしており、とても勉強になった。後ろから児童の様子を見ていて、分かっているように答えている子であっても「本当に?」と聞くと自信を無くしてしまい、周りの児童に助けを求めている姿がよくみられたため、確認するということは大事だと感じ、私自身の感覚で授業を進めていけないと改めて気づかされた。
 そして、このことは算数だけでなく、他の教科にも共通していたが、身近なものに例えることも授業のアプローチの仕方の一つとして研究していくべきだと思った。普通に授業を進めているときと、何かに例えて教えているときの児童の食いつき方の違いが大きく、とても驚いた。その時はみんなが前を向いて目を輝かせながら授業を受けており、やはり自分の身近なものに引き付けて考えるということは大事なのだということを感じ、私もそういう授業を展開できるように心がけていきたいと思った。
 今回、学習支援をしながら授業を見ていて、とても新鮮で勉強になった。私は中学校の数学専攻であるが、数学の土台には算数があって誰しもが通ってくる道なので、この機会に知ることができてよかった。そして、数学と算数では違いはあるが、今回学んだことを取り入れていき数学教育をより良いものにしていきたいと思った。
 
3.「子供一人一人に合った支援をできるようになる」について
 今回、この実習でお世話になった女の都小学校は少人数ではあったが、やはり一人一人個性があって、支援していかないといけない部分は違ってくるということを感じた。自分から進んで活動できる児童もいれば、そうでない児童もいて、授業中どうしても集中できてない児童もいた。そして、授業の好き嫌いがはっきりしており、自分の苦手なものの時は手を付けようとしない児童もいた。しかし、声をかけて一緒に取り組むと、他の児童よりも先に終わらせたりと先生側の支援の仕方によって児童の行動や意識は変わってくるのだということがわかった。また、一人一人の支援の仕方を考えるにあたって、休み時間など授業時間外のかかわり方が大切になってくると感じた。児童の性格や個性、こだわりというものは休み時間など自由な時間に表れていた。そのため、そのような時間にコミュニケーションをとり、その児童について知った上で授業中の支援等を考えることが大切になっていくと思った。
 そして、今回の実習で一番感じたことは一人一人の支援を考えることも大切だが、児童を集団の中の一人としてどう扱っていくのか、どうかかわっていくのかということを考えていくことが大切ということである。先生方は一人一人の性格などを考慮しながらも集団として注意するときは注意する、ほめるときはほめるという風にみんなに平等に接しており、クラスをまとめる担任として、とても大切なことだと思った。それを徹底しているからクラスは成り立っており、そこの手を抜いてしまうとクラスが崩れてしまうのではないかと思ったため、これから教師を目指す身として、個人だけではなく、集団として児童を見れるように努力していきたいと思った。

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