蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

any_onさんの記録 2020年10月19日(月)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 山里小学校(野外体験)
実施日 2020年10月12日~2020年10月13日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
宿泊学習【ひまわりの約束大作戦~君のためにできることが僕にあるかな~】

1日目:スコアオリエンテーリング(見回り・声掛け、じゃんけんゲーム)
    すり身体験(全員が協力して楽しく活動できるよう声掛け)
    1日の振り返り(観察)
    イニシアティブゲーム(観察・声掛け)
    星空観察(危なくないよう声掛け)

2日目:トレッキング(2組の児童と共に活動、声掛け等)
    ひまわりミッション(ミッション担当)


児童が主体的に活動できるよう、声掛けなどの補助・観察。
夕食・朝食の配膳。掃除や消毒、生活のサポートや検温など。先生方の会議への参加。
活動の総括
1.[児童や教員の様子から学ぶ]について
 児童たちは時間を見て行動できていて、あいさつや整理整頓、静と動のメリハリなど互いに声を掛け合ったり、きびきびとしていて褒められることが多かった。2日間を終えた児童たちの表情はとても自信や達成感に満ちているように見えた。このような行動ができるのは、普段の学校生活からの積み重ねがあるからだ。信頼関係を築き児童の心を動かすことのできる言動を選んでいくことで、厳しく叱らずともより良い成長のサイクルを生み出すことができるのだと感じた。また学校や施設の先生方は、1つの重要な通過点としての宿泊学習で児童らがより多くの学びを得られるよう、陰で沢山の準備をされていることを知った。
 スコアオリエンテーリング中に、メンバー内で数人はぐれてしまう班があった。見回りの帰り際にその班と出会ったが、他の班と合体し速いグループとゆっくりなグループに分かれていた。はぐれた児童以外が揃っているかどうか口頭で確認を取り本部と連絡を取ってゆっくりなグループと一緒に帰ったが、その時点できちんと点呼を取り班で集まって動くことをもっと強く促すべきだったと反省した。「仲間と離れていけない・決め事は全員で相談」することが大切で、安全に大きく関わる部分なので、徹底しなければならなかったと思う。その班の振り返りでは、「自分勝手な人がいた」「先に行った人とゆっくり歩いた人の間が開いた」「ゆっくり歩いた人は足が痛かったり、その人を心配し合わせた」「時間を心配した」「皆が普通に歩けるペースがいいが、お互い自分が正しいと思っていた」という意見が出た。先生は「何を1番大事にするかが違ったんだね、2つの考えの差を埋めていくにはどうしたら良かったかな」と言葉をかけられていた。先生は具体的な意見を出すことを促し、児童の言葉をまとめ話の方向性のガイドのような役割をされており、児童たちは互いの良い所を認め合いつつ自らの課題に真剣に向き合っているのが印象的だった。イニシアティブゲームでは、振り返りを踏まえ試行錯誤し声を掛け合おうとする姿が見られた。どの活動にも教育的意義、先生方の意図があり、児童たちは短い時間でも大きな成長をしているのだなと感動した。児童たちの主体性を尊重した援助を行うには、彼らの育ちの可能性を知り信じることが何より大切なのだと思った。


2.[適切な補助や支援を行う]について
 児童たちが間違っているからとそのまま答えを言ってしまうのではなく、彼ら自身が達成していく喜びを感じられるような援助が大切なのだと心掛けた。重要なことを伝える時はどんな言葉を選べば自然と児童たちの注意を引き寄せられるのか、自分なりに考えて接することができたのではないかと思う。ひまわりミッションでは、違う葉っぱを10枚集めるミッションの説明と合格判定をした。ここでは児童たちに自然を楽しんでもらうこと、皆で協力してもらうことを大事にしたいと考えた。ジェスチャーや表情・声色を工夫し、面白い葉っぱは皆にも触ってみるよう伝えたり、違うことをする児童がいたり揉めている時は直接注意するのではなく「皆が揃ったらお話始めます」などと声を掛けた。「成功するには皆で協力して話し合うのが一番大事だよ」と伝えると、作戦会議をしたり協力し合おうとする姿が見られ、とても嬉しかった。
 また、皆の輪から少し離れがちな児童にも声を掛けてみたが、人見知りをしたり穏やかな児童に短い時間で心を開いてもらうのは難しかった。その児童やその周りの児童たちとどのように関わっていくか、考えて行きたい。

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