蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ちほさんの記録 2021年9月30日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 福田小学校
実施日 2021年6月6日~2021年9月24日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:26時間

活動内容の概要
・授業のサポート
 (まる付け、個別指導、二人組の相手役として活動に参加など)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい
 (遊び、教室などの掃除への参加など)
活動の総括
1.「必要な支援を知り、適切な支援ができるようになる。」について
全学年の児童と関わらせていただき、学年ごとの成長段階の違いを実際に体感することができました。1年生は授業中だけでなく学校生活すべてにおける行動や時間など細やかな声かけや工夫した支援が必要であり、2年生はその声かけや支援を少し減らしてもよくなりますが、まだ3年生ほど児童が役割分担をして行うことは少なく、教員がクラス全体のことをほとんどおこなっていました。3、4年生になると自分のことがある程度できるようになるだけでなく、クラス全体の仕事を係で分担してそれぞれが担当しておこなえるようになっていました。4年生に関しては時間を見て自分たちで判断している場面も見られ、1、2年に比べると細やかな声かけや支援は必要ではなく、時間に遅れそうなときや決まっている役割を忘れているときのみ声をかけるなどの支援をしていたように感じました。そして5、6年生になると宿題の提出確認や時間割りの確認、健康観察や配布物など学校生活のほとんどのことを児童が役割分担して行い、クラスを児童自身が運営していました。また6年生は1年生の行動にも気を配るなど自分や学年のことだけでなく、下級生や学校全体のことも意識して行動できるようになっており、教員の方から声をかけるなどの支援はほとんど必要なく、聞かれたときにどうすべきか指示をしたり、いつもの流れから変更がある場合や注意点のみ伝えるような支援がおこなわれているように感じました。
学習面に関しては、特に小学3年生より上の学年でより個人差があったように感じました。算数においては児童同士が教えあう方が理解しやすく説明している方の知識の定着にもつながっており良いと思ったのですが、間違ったことを教えていたり、教えている児童も自信がなくあやふやな説明をして反対にわからなくなったりもしていたため、そばで教員が教えている内容を聞いていて後で補足説明をするなど、教えあう機会を奪わない工夫をした支援が必要だと学びました。
また、授業内外を問わず、何か手順を説明するなど複数の指示を出す場合は低学年ほど細かく具体的に指示し、黒板に書いたりプリントなどを事前に作成し配布するなど伝える工夫がされており、高学年になるほど細かく記載する必要はなく反対に自分で考えながらやってみる機会を与えるといった支援の仕方がなされていました。このような「伝える」という行為に関しても学年によって異なることが分かりました。

2.「教員としての児童との関わり方について考え、信頼関係の築き方を学ぶ。」について
先生方の児童との接し方を観察して、教員として関わるには「言葉遣い」と「切り替え」が必要だと学びました。楽しい雰囲気のときや面白いことを言うときは敬語でなくてもよいですが、大切な場面や重要なことを伝える際はきちんと敬語を使い、また児童にも敬語を使うよう指示し教師と児童の関係を区別しているのだと分かりました。また、楽しいときは一緒に楽しみ、真剣に取り組むときは声色や表情などからも真剣さが伝わるようするなど、行動や表情、声の調子の切り替えを意識的に行うことで教員として児童と関われるもではいかと感じました。
信頼関係の築き方については、実際の体験を通して、自分のことを話したり授業時間以外で児童に個別に話しかけ雑談をしたりすると少しではありますが心を開いて話をしてくれることが分かりました。また、広い視野で周りをよく見て、話しかけたいけれど話かけられなかったり、恥ずかしそうに挨拶をしてくれようとしていたりする児童にいち早く気付き、しっかりと目を合わせて話すと積極的に関わろうとはしていない児童とも仲良くなれることが分かりました。

3.「小学校の国語科教育を知る。」について
国語科教育については学年によって様々ではありましたが、中学生になる直前の小学6年生では、知らない言葉を見つけた際は教科を問わず即座に辞書を引いて確認することを習慣化していたり、以前学習した考え方を次の新しい教材でも生かして考えられるような流れを作っていたりと国語の学習だけでなく他の教科や学習活動全体の基礎となる「自ら調べて学ぶ習慣」、「以前の学習内容を生かして考える習慣」などの定着が国語教育を通して行われているように感じました。また本文の読解だけでなく、作者自身に関する知識やその作者の表現の特徴などの知識的な学習もなされていました。
中学年では、作文の構成を学ぶなど基礎的でより具体的なことを学習し、高学年では作品の表現の雰囲気や情景描写から心情を読み取るなど本文には登場しない言葉を自分で補って答えるといった、より想像力と表現力を必要とする学習に発展しているのではないかと感じました。私が小学生であったときと比べて、論理的に表現する力や、自分の言葉で表現する力を養うことと、自ら主体的に学習する習慣を身につけることが意識されているのではないかと思いました。

福田小学校での実習は、全学年と関われるよう調整していただき、とても充実したものでした。この実習で学んだことを今後の学習や教育実習に生かしていきたいと思います。
福田小学校の先生方、児童の皆さん、保護者の皆さまや地域の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。

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