蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

桃果さんの記録 2021年10月26日(火)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験自習 実施施設・機関等 諫早市立 諫早小学校(野外体験)
実施日 2021年10月20日~2021年10月21日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
・イニシアティブゲームのお手伝い
(グループに入って活動の補助、お手本を生徒の前で行う)
・レストランでの食器返却の見張り
・オリエンテーリングに参加(山登りの引率)
・ナイトハイクの引率(生徒たちの足元を懐中電灯で照らす)
・部屋の清掃時の点検
(布団のたたみ方や部屋が綺麗な状態かどうかの最終チェック)
・野外炊飯の指導(2グループを担当し、活動の補助を行う)
活動の総括
1.「生徒全体の様子やその生徒を指導する教師の言動に注目し、理解を深める」について
今回、諫早小学校の五年生の宿泊体験学習に参加し、二日間、生徒全体の様子や先生方の言動に注目して感じたことの一つに生徒一人ひとりにあった指導を行うことの難しさがあります。集合する際や先生、自然の家の方が前で話をしている際の私語や姿勢が悪いことは、初日から先生に注意されていてもなかなか癖が治らず、ずっと話をしていたり、いつまで経ってもあぐらで座っていたりするなど、何度、注意してもその注意を活かし、私語をせずに、しっかりとした姿勢で話を聞くということが学年全体で達成され、それが定着化するまでには教員の粘り強い指導と多くの時間が必要だということを今回の実習を通して学びました。先生方は落ち着きがない生徒や規則を守れていない生徒に対して、ただ単に注意し、正そうとするのではなく、「君たちならきっとできるはずだ」といった気持ちを持ち、生徒たちのことを信じているからこそ厳しく注意を行っており、そこには生徒たちが5年生としてこの宿泊体験学習の中で少しでも多くの学びを得ることができるようにとの願いが込められているということを実感しました。今回、生徒たちの様子を見ていて、一回注意されたことを二度は繰り返さないように意識している生徒もいれば、何度、指導されてもなかなか、その注意が頭に入らず、同じようなことでまた注意されている生徒もおり、そのような生徒に何度も声掛けを行い、なぜその行いが悪いことなのか、どうするべきなのかについてそのたびに考えさせ、生徒たちの頭の中に働きかけることができるように指導していくことは非常に難しいことであると同時に教師として非常に重要な役割であると感じました。
2.「生徒との現地でのコミュニケーションを大切にする」について
私は今回、生徒と一緒に活動する際に、生徒たちと積極的にコミュニケーションをとるように意識しました。具体的には、初日のイニシアティブゲームで一つのグループに参加させていただいた際に周りの友達と積極的に会話をすることを苦手としている生徒がおり、他の生徒たちがどのように話しかければいいか迷っていたため、「あまり深く考えずに、自分が思ったことを言えばいいよ!」「焦らないで大丈夫だからね」などと声掛けを行ったところ、声掛けを迷っていた生徒も一緒に「○○君の思った通りでいいよ」と優しく声掛けをしており、生徒たちの背中を少しでも押すことができたのではないかと嬉しくなりました。また、オリエンテーリングや野外炊事のなかでは私はあくまでも補佐役として生徒の活躍を傍で見守りながら途中で、遅れている生徒や悩んでいる生徒に励ましの言葉掛けやアドバイスを行いながら生徒と関わりました。

3.「野外体験での学びとは具体的にどのようなものなのかということをこの実習を通して考え、言葉として自分の頭でまとめることができるようになる」について
今回、野外体験学習に参加して野外体験での学びについて、学校とは別の環境下で山登りや野外炊事などに班の皆と一緒に取り組むなかで日頃はなかなか関わりがない友達と関わったり、普段は挑戦しないことに挑戦することで新たに出てきた壁に班の皆で立ち向かったりすることができ、その中で、自分だけでなく、相手のことも考えて行動することの大切さや班員と協力して壁に立ち向かい、乗り越えたあとの達成感や協力することの大切さについて学ぶことができるのではないかと感じました。具体的には、私はオリエンテーリングや二日目の野外炊事では引率として、活動に参加させていただいたため、生徒たちと直接かかわる時間も長く、最初は男子と女子で二つに分かれて別々に歩いたり、活動を行っていたりしたグループも、活動を行っていく中で次第に、女子生徒が分からないところを男子生徒が手助けしている姿や女子生徒が男子生徒に「頑張れ」と声掛けをしている姿を見て、活動を通して生徒たちは自分が班のなかの一員であるということの自覚や他の班員の状況を把握し、それに応じた声掛けや手伝いを行い、助け合うことの大切さを学んでいるということを実感しました。また、野外炊事で薪割の担当になっていた生徒が最初はなかなかコツを掴めず、「できないよ」「無理だよ」と言っていたけれど、先生にコツや薪割のときのポイントを教わり、実践してみると、すんなりと割ることができ、「できた!」「楽しい!」などと嬉しそうにどんどんと薪を割っている姿を見て、上手くいかなくてもあきらめずに挑戦することで自分にとって難しいと感じていた事柄も達成できることやその喜びを、野外体験のなかで生徒たちは感じ、学んでいたのではないかと感じました。
諫早小学校の先生方、生徒の皆さん、二日間に渡る野外体験学習に実習という形で参加させていただき、本当にありがとうございました。先生方の、生徒のことを考え、期待しているからこその粘り強く、手厚い指導は非常に印象に残っており、私自身が教員となった際にも先生方のように、生徒のことをしっかりと考え、1人ひとりに合った粘り強い指導を行うことができるような教師を目指していきたいと思います。多くのことを学ぶことができた有意義な2日間でした。お世話になりました。

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