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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 三重小学校(野外体験) |
| 実施日 2021年9月14日~2021年9月15日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:10時間 |
活動内容の概要
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・麦茶の補充
・スコアオリエンテーリングでの児童の引率
(児童の安全確認、水分補給の呼びかけなど)
・起床後、児童が使用した部屋の後片付け、清掃の確認
(自然の家で決められた畳み方ができているか、隅々まできれいに清掃できているかの確認など)
・すりみ作りや飯盒炊爨の手助け
(野菜の切り方、包丁の使い方の補助など)
・自然の家であるものを使って遊びを考える
・児童と遊ぶ
(サッカー、縄跳び、ドッヂボールなど) |
活動の総括
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1,“児童の安全に配慮する”について
今回の野外体験実習では、教員が児童の安全を確保するために事前準備、活動中の声掛けなど様々な手を尽くしていることが知れました。また、活動中の児童は作業に夢中になりすぎてしまうため、児童が危険な目に合わないように常に目をそらさないことが大切だと感じました。
オリエンテーリングでは、4つのグループに分かれて活動を行いました。事前に児童が進入してはいけない場所を確認し、体が弱い児童が同じグループにいる場合の対応などを教員の中で共有していました。そして、引率者はトランシーバーを携帯して、万が一危険なことや助けが必要な時にやり取りができるようにしていました。携帯電話だけではなくトランシーバーを携帯することによって、他のグループに体調が悪い児童がいるという情報が伝わったときに、自分が引率している児童の中にも体調に支障をきたす児童が出てくるかもしれないとより一層注意を払って児童に目を配ることができるようになったため、児童の安全を確保する上で有効な手段だと思いました。オリエンテーリング当日は、雨天だったため、進入禁止の場所を増やし児童が使用する地図に書き加えたり、児童にレインコート着用させて傘を携帯させたり、雨の中でも児童が活動しやすくするために工夫をしていました。先生方がそのように対処したため、大雨が降った中でも誰も大きな怪我をすることなく活動を終えることができました。体調が悪くなった児童や体が弱い児童のために、校長先生が事前に車を出してくださるという話を共有していたため、実際にそのような児童が出てきたときに、トランシーバーで場所を伝えて迎えに来ていただくということが迅速に行えました。今回は経路の中にバス通りを歩くコースがあり、道幅が広くなっているため無意識のうちに児童が広がって歩いてしまい、「広がって歩いたら危ないよ」と度々注意しました。出発前に私から児童に注意を促していれば児童が注意しながら活動ができたはずなので、反省しています。
すりみ作りやカレー作りでは、ハサミや包丁など使い方を間違えると危険な道具を使用するため、危険な使い方や安全な使い方について実演を交えた説明を行ってました。しかし、実際に調理を始めると、児童は調理に夢中になってしまい野菜の皮むきなどでは怪我をしてしまうような包丁の使い方をしていました。そのため、危ない使い方をしている児童には声掛けや隣でお手本を見せるなどの手助けを行い、常に児童から目を離さないように気を付けました。野菜の皮むきに関しては自然の家の方から児童に対して「今回使用する野菜は皮をむかなくても食べられるから、無理に皮むきをしなくてもいい」という説明がありました。皮むきは不慣れな児童が多いはずなので、それを見越した説明だと考え、怪我をしてしまうくらいなら無理に作業をさせなくてもよいという判断も、児童の安全を確保する上では大切だと思いました。
また、新型コロナウイルス感染予防の観点から、朝昼夜の食事の場面や調理体験の場面では手指消毒が徹底されており、大勢の人間が交流し合う場面では感染症対策もしっかり行うことが求められていると感じました。
2,“児童の反応を観察する”について
オリエンテーリングでは、森に生えているキノコや花、道に落ちている栗、大きな虫などを見つけた際に「このキノコは食べられますか」「この植物はなんていう名前なのかな」「栗はどの木になっているのかな」「どうしてここにいる虫はみんな大きいんだろう」などと様々な疑問を持ちながら活動していました。普段の生活では発見できないことが沢山あり、知らなかった物やことに出会うたびに話し合いや質問をしていました。自然と触れ合うことによって、児童の興味関心を引き出し、幅広い事柄に対する探求心を芽生えさせることができると考えました。
グループに分かれて行ったすりみ作り体験では、きびなごを捌くという体験を行いました。最初は「怖い」「内臓が気持ち悪い」というようなことを口にしていましたが、コツをつかむと「先生!きれいにできました」「身をいっぱい残して骨を取ることができました」などと魚を捌くことに対する抵抗がなくなっている様子でした。完成したすりみを試食した際には、こんなにおいしくなるとは思わなかったというような様子で、どのグループも自分たちが作ったすりみをすべて平らげていました。実際に魚を捌いて調理をするという作業を通して、児童に“生き物を食すことのありがたみ”ということに対する意識が芽生えたと感じました。
最終日に行ったカレー作りでは、野菜の切り方や炒める順番がわからないときにはグループの中で話し合い、自分たちの力でカレーを作り上げたいという意気込みが感じられました。これは一日目に行った活動の中で、仲間と助け合うことの大切さや協力しながらだと効率よく作業を進めることができるということを体得したからだと考えました。また、他のグループの進捗状況を確認して、自分たちが一番に完成させたいという気持ちも芽生えているように感じました。調理作業の場面でも競争心が養われていくのだというのは新しい発見でした。
二日間の実習は私にとって新しい発見と反省の連続でした。今回学んだこと経験したことを今後の活動に昇華していこうと思います。また、三重小学校の児童の皆さんの挨拶はとても素晴らしくて、挨拶をしてもらうと私まで笑顔になりました。私も皆さんの気持ちの良い挨拶を見習わせていただこうと思います。三重小学校の先生方、児童の皆さん、日吉自然の家の皆さん、二日間本当にお世話になりました。ありがとうございました。 |
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