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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 時津町立 時津中学校 |
| 実施日 2021年9月13日~2021年9月27日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(まる付け・個別指導・英語で自己紹介・例文づくりなど)
・課題チェック(ワーク・訂正ノートなど)
・英文添削
・テストの採点
・掲示物の貼り付け
・あいさつ運動 |
活動の総括
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1.英語科教育についての知識・理解を深める。
学習支援では、4人の先生方の英語の授業を参観させていただきました。同じ学年・同じ学年でも、先生や学級によって授業の展開の仕方が違い、とても興味深かったです。その中で、授業で学んだことが大きく4つあります。
1つ目は、生徒一人一人が考える機会を多く設けることの大切さです。ただ聞いたり読んだりするのではなく、どんなことを聞き取ってほしいのかをあらかじめ指示したり、練習した後に何度もQ&Aをしたりしていました。目的をもってその活動を行えるようにすることで、生徒も主体的に授業に参加しているように感じました。例えば、「長崎を紹介しよう」という授業の導入で、まずは教師が時津町を紹介することがありました。その際、ただ一方的に紹介するのではなく、Which stores do you often use?などの質問を多く設けることで、相互のやりとりが上手く取り入れられていました。また、言葉だけで話すのではなく、電子黒板で時津まんじゅうなどの写真を多く取り入れることで、あまり英語が聞き取れない生徒でも、視覚的に理解できるようになっていました。英語はコミュニケーションの教科なので、いかに楽しみながらできるかということが、とても大切になってくると思います。生徒の目線に立って、どうやったら興味を持つだろう、どうやったら楽しく学べるだろうということを常に考えながら授業づくりをしていきたいと思いました。
2つ目は、褒めることの大切さです。導入で、私がMustとMust notを使った例文を言い、生徒がその意味を考えるということがありました。私はI want to be an English teacher, so I must study English every day.という文を作ったのですが、生徒の多くがmustをmathと訳していました。その際、私は「惜しいな」と思っただけだったのですが、先生はオーバーリアクションで「ああー!たしかに!Mathって聞こえるね!」と仰っていました。先生の反応や対応次第で、間違えてもいいから言ってみようとする雰囲気ができるかが決まってくるのだなと感じた瞬間でした。中学生は思春期であることに加え、英語は特に発表することに抵抗があるのではないかと考えています。だからこそ、教師自身が英語を一生懸命話したり、「間違えてもいいんだよ」という雰囲気が学級づくりを行っていくことは、とても大切なことだと学びました。
3つ目は、タブレットPCの有効活用です。時津中では、生徒全員にタブレットPCが配布されていました。授業の中で、本文や単語の音声を聞きながら音読練習を行う・アプリで自分の苦手に沿って問題を解く・教科書本文の内容に関する記事を読む・発表をPCのカメラで録画するなど、様々に有効活用されていました。自分が中学生の頃はCDでしか音声が聞けませんでしたが、今はタブレットPCがあることで、生徒も気軽にネイティブの音声を聞くことができます。また、それぞれの生徒が自分のペースに合わせて音読練習や問題演習を行うことができます。さらに、録画することによって、一人一人しっかりと評価ができるようになります。情報活用能力が身に付いたり、個別最適な学びが実現できたりすることに加え、なかなか外国人と話す機会が無い日本にとって、英語を気軽に聞けるということの素晴らしさを感じることができました。自分も積極的に取り入れていきたいです。
2.生徒と積極的に関わり、信頼関係を築く。
3.適切な支援ができるようになる。
最初はなかなかできませんでしたが、徐々に休み時間にも話しかけることができるようになりました。授業で入ったクラスの生徒達が、次の日のあいさつ運動の時などに笑顔でしっかりと挨拶をしてくれるようになり、とても嬉しかったです。
授業中では、指示について行けていない生徒・上手くやりとりができていないペア・手が止まっている生徒に気づき、一緒に考えたり、もう一度指示を伝えたりしました。どの学級にも2・3人は全然理解できていない生徒がおり、改めて机間指導や生徒の実態を把握することの大切さを実感しました。授業中にワークを解く時間があったのですが、その際にワークを忘れた生徒や転校してきたばかりでワークがない生徒が何人かいて暇そうにしていたので、そのような生徒への指示もできるようにしていきたいと思いました。また、生徒自身がその時間でできることを考え、行動するよう促すことも大切だと感じました。
先生方に対する支援としては、課題チェックを行ったり、プリントを配る手伝いをしたりしました。課題チェックでは、生徒がどこにつまずくのかを学ぶことができました。例えば5回英文を書き写してくるという課題で、soccerがsoocerになっていたり、BobがBodになっていたり、「?」を付け忘れたりなどの間違えが多くありました。何人もの生徒を見ていく内に、大体同じような所でスペルや文法を間違えていることに気づけるようになりました。自分が教師になった時、今回のような課題を毎日一人でチェックしていくことは、本当に大変なことだと思います。それでも、生徒の成長やよくするミスを見逃さないようチェックし、生徒の実態を常に把握していくこと、そしてそれを授業に活かしていくこと、支援が必要だと感じた生徒には、あらかじめなぞり書き用に一文書いたものを渡すなど、日々できる精一杯のことをしていきたいと思いました。また、数学の訂正ノートの課題チェックをした際、何か一言前向きになるようなコメントをつけるようアドバイスを受けました。私が中学生だった時、訂正ノートや課題が返ってきた際に先生からのコメントが書いてあると、嬉しかったことを覚えています。生徒が一生懸命頑張ったことに対して、教師もしっかりと応えられるよう、どんなに忙しくても、何か一言添えられるような教師になりたいと改めて思いました。
時津中には、2年生の時と今回との、計二回伺わせていただきました。まだ主免・副免実習を経験していない頃の自分と、実習や教員採用試験を経た今回の自分では、学習支援での視点や考え方が大きく変わっており、とても充実したものとなりました。この実習での経験を今後に生かしていきたいと思います。時津中学校の先生方、生徒のみなさんには、大変お世話になりました。ありがとうございました。 |
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