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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 その他の実習 |
活動の名称 ミュージアムグッズの制作 |
実施施設・機関等 長崎歴史文化博物館 |
| 実施日 2021年6月16日~2021年12月12日 |
実施時間 実施回数:10回 実施時間:41時間 |
活動内容の概要
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ミュージアムグッズとして長崎の歴史や文化に関するかるたを制作することが今回の実習の目的となった。グループに分かれ、自分のグループはかるたのテーマを「長崎の伝統工芸品」、対象を中学生~高校生に設定した。
かるたを作成するにあたって、博物館の中をまわって展示品を見るだけでなく、さらにその展示品について調べたり、博物館外にも写真を撮りに行ったりした。
かるたの内容やデザインは自由に決めていいことになっていたので、長崎の花として指定されているツツジと長崎の木花として指定されているツバキを手描きで絵を描いて札の裏側にプリントしたり、長崎らしい藍色や朱色を使ってデザインしたり、印象に残りやすい工芸品を選んで札にしたりなど、たくさんの工夫を盛り込んだ。このかるたを使う人には、楽しく遊びつつ学ぶことができるものを作りたいと思い、長崎に住んでいる人は長崎についてもっと詳しく知ったり、長崎に愛嬌を持ったりして欲しい、長崎に住んでいない人は外国の文化と融合した長崎の文化の魅力を感じて欲しいという気持ちを込めてかるたづくりを行った。
かるた作成が終わったら、各班の発表を聞いて、実際にかるたを使って遊んだ。発表とかるた遊びには博物館の方だけでなく、現役の先生方やOB・OGの方にも参加していただいて講評を頂いた。
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活動の総括
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1.長崎歴史文化博物館における教育活動について学ぶ
長崎歴史文化博物館では、教育活動としてスクールプログラム、ボランティア活動、こども向けのイベントなどをやっている。スクールプログラムでは、博物館内で行うものもあれば、出張授業や移動博物館・貸出教材も行っているので、目的に応じて博物館に協力をお願いできることが分かった。こども向けのイベントは、博物館のおはなし会、子ども茶道クラブ、れきぶん学びのプログラムなどがあり、子どもたちの長期休みの参加イベントや体験学習などに活用できそうだということが分かった。
2.地域の施設を活用した教育活動について考える
博物館に展示してあるものは歴史や文化に関するものだから、社会の学習でしか博物館を活用することができないのではないかと思っていたが、例えば、理科の生物の内容と展示してある解体新書を関連させたり、家庭科の食品・調理の内容と当時の食事の展示を関連付けたりすることができると気づいた。
自分は来年から中学校で理科の教員として働くので、学校外の教育機関と言ったら科学館をイメージしていたが、他の教育機関にも目を向けた方がいいと気づかされたいい機会だった。また、特別活動や年間行事などに博物館へ足を運ぶ機会を設けたり、博物館を活用した活動を行ったりして、子どもたちが学校で学んだことを深めたり、長崎への愛嬌を持ったりするようにしたいと思う。
3.長崎について詳しくなる
自分達のかるたのテーマは「長崎の伝統工芸品」だったが、伝統工芸品のコーナーだけではなくて博物館内の展示品をくまなく見ることができたので、以前に比べると詳しくなることができたのではないかと思う。長崎は鎖国時代の唯一開かれた場所であったから、外国の文化と融合していて他の日本の地域にはない物や文化があったり、長崎発祥の物もたくさんあったりして、長崎の文化の魅力に気づくことができた。
現職の先生方や博物館の方にもかるたの講評を頂いたが、「クオリティーが高くて驚いた。これなら子どもたちも夢中になって遊ぶと思うし、読み札の文章なんてすぐに覚えてしまうだろう。」といった言葉や、「かるたを一生懸命作成することは、教材研究と同じであり、教員にとって必要な資質であると思う。」という意見を頂いた。かるたづくりを通して、教材を作る大変さを知ることができ、作ったものを喜んで使ってくれたり褒めてくれたりしたときの嬉しさを感じることができた。
今回の実習で身に付けた知識を、現場に教員として立ったときに郷土学習や地域性を活かした学び、教材研究などに活かしていきたい。 |
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