蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

カメてつさんの記録 2021年9月26日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市教育研究所 適応指導教室
実施日 2021年9月7日~2021年9月24日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:40時間

活動内容の概要
月曜・水曜・金曜
10:00~朝の会・個別課題
11:00~クリエイトタイム
12:00~昼食・昼休み
13:00~掃除

火曜・木曜
10:00~朝の会・個別課題の時間
11:00~クリエイトタイム
12:00~昼食・昼休み
13:00~ふれあいタイム(体育館で運動)
活動の総括
 計画書に書いていた三つの目標について書いていく。
 まず、「不登校の子どもたちが「学校」に対してどのような印象を抱いているのかを知り、悪い印象を抱いているのならば自分が持つ学級ではそのような印象を抱かせないためにどのような工夫が必要なのかを考える」という目標について。これに関しては10日程度ではここまでの話題を出すことが難しかった。学校への印象や教師への印象などは聞くことができたが、具体的に不登校になった原因までは考察することが難しかった。適応指導教室に通う子の多くが不登校である現状を恥ずかしいと感じているようで、学校の話題自体を嫌う傾向にあった。そして、意外だったのは学校に行けば友達がいるという点だ。休みがちなクラスメートとのかかわり方はかなり難しいと思うが、それでも友達がいて、PCなどで先生たちと連絡を取れるため、言い方が正しいかわからないが、以前と比べて不登校でも学びやすい環境になっているように感じた。そして、不登校になっても通う場所があり、心配してくれる人がいるからこそ不登校になってしまったように思う。やはり、学校での活躍の場など、子どもたちの自己存在感を高める活動は必要なのだと感じた。
 次に、「不登校の子どもたちの学習状況を知り、改善が必要な場合は少しでも手助けになるよう、自分なりにワークシートやテストを作成するなどして「わかる」気持ちよさや学習に積極的になる手助けをしたい」という目標について。これは、テストやワークシートを作成するのは、誰が来るかわからない、何を勉強するかわからない適応指導教室では不向きだなと考え、塾の個別指導のような指導法で個別課題のサポートに入った。生徒たちの多くは基礎で躓いており、それが顕著に現れていると感じたのは、漢字の書き順と数学の計算である。文章を書く際だけではなく、自信の名前を書く際にも書き順がバラバラのときがあったので、学校に通う子と比べると、いかに文字を書く機会が少ないのかが分かった。そして、計算については、分数と文章問題を苦手にしている子が多く、国語が苦手な子も多かったため、分数自体の意味や文章を理解するといった理解することが苦手な子が多いように思う。正解すればOKと考える子が大半だったため、しつこく「なぜそう思ったの?」と自分の考えを言葉にする機会を設けるようにした。これは私が学級を持った際でも大切にしたい。
 そして、「積極的にコミュニケーションを取りたい」という目標について。これに関しては適応指導教室の子たち相手には自分からいかなければコミュニケーションを取ることができないことが多かったので、積極的に行くことができたと思う。コミュニケーションに不安な子が多かったので、できるだけ自分が明るく振る舞う良い練習になったと思う。常に明るくハイテンションで子どもたちと関わるのは、私の性格上かなりしんどいが、明るく振る舞うところと抜くところを使い分けながら子どもたちと楽しく関わることができた。
 総括として見ると、不登校の子はコミュニケーションの難しさや学力の問題など様々な問題を抱えている子が多く、特に相手の意見や感情の理解と自分の意見を言い出せないという二つの問題が大きいように思う。そして、現代ではこの力がなくてもインターネットの発達などによって、学校からのサポートも受けることができるなど、不登校の子が住みやすい社会になってきているように思う。これが良いのかどうかはさておき、子どもたちの中にはこのままでよいと考えている子と、不登校の状況が恥ずかしいと感じている子もいる。私としては、不登校同士で自分の痛みを共有し、相手の意見を理解することができるもの同士で友人のかかわり方の成功体験を積み、進学のタイミングや進級のタイミングなどでまた学校で活躍できるようになってほしいと思う。

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