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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 ボランティア実習 |
活動の名称 諫早市こどもの城 |
実施施設・機関等 諫早市こどもの城 |
| 実施日 2010年12月18日~2011年1月15日 |
実施時間 実施回数:3回 実施時間:24時間 |
活動内容の概要
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施設を利用する子どもとその保護者の方と交わる。
施設で行われるワークショップやイベントの参加や企画。 |
活動の総括
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私は今回のボランティア実習を通して子どもに対する考えを深められたと思う。始めは、普段接することのない年齢の子どもたちの考えを理解したい等という希望から参加したのだが、子どもを理解することは難しいと感じた。それは、人それぞれアイデンティティがあり、それに伴ってアプローチの仕方も異なるため、一定の価値観だけでは対応が不適切になるからだ。そのことについて身をもって感じる機会をこの施設のスタッフの皆さんから与えてもらったと思う。私は子どもを知るために今回、2つの視点で子どもについて考えた。1つ目の視点は子どもに助言する立場からであり、2つ目の視点は保護者の立場からである。
まず、子どもに助言を与える立場であるが、これは学校に行けば教師にあたるが、ここでは施設のスタッフの方々として考えた。スタッフの方々は子どもに対して、まず“接する”ことや“関わる”ことが子どもにとって良い影響をもたらすものだとは考えていないのだと思った。私がそのような考えに至った理由として、スタッフの方々は子どもと“交わる”ことを重視していたと思ったことが挙げられる。確かに接することなど誰でも行うことができるが、交わることはお互いが意識しないとできないだろう。さらに言うと、関わることについてもそこに意味や影響はあるのかは関わりの深さによるため、一概には言えないだろう。交わろうという思いこそが子どもを知るためにはまず必要だと思った。また、子どもとは言え、ルールを与えることも必要だと感じた。これは社会にも規則があるのと同じであり、子どもの精神的な成長にも影響するだろう。ルールと言っても自由を縛るものではなく、“自分の意思表示を必ずする”というような当たり前のようでできない子にとっては難しい行為である。そのルールを遊びの中で自然と入れ込んで遊びのサポートをしていた施設の方々は子どもの成長に良い影響をもたらしているのだと思った。学校の教師もこのような存在であってほしいが、指導計画等で一定の限界があると考えると、難しい現状であるのかもしれないと改めて考えさせられた。
次に、考えた視点は保護者から見た子どもについてである。この施設を利用する保護者の系統は様々だった。子どもにつきっきりになり、子どもに“これで遊ぼうか”と遊びを提供する保護者もいれば、自由に自分が遊びたいものを遊びたい場所でさせる保護者もいた。どちらにしても、このような施設を利用することは、年齢に関わらず多くの子どもがいる普段と異なる環境に対応させる機会となるため、関心をした。私はこの施設を利用するにあたってどのような思いで来ているのか知りたくて、保護者の方とお話させていただく機会をもらった。ある保護者の方は“子どもができないと言っていたことを上手い言葉でできるように誘導させてくれた”と語っていた。私もそのことについては実習を通して常々感じていたこともあって納得だった。私はこの保護者さんの考えから子どもをよくみているなと感じた。親の中には子どもができないこと、やりたくないことはさせなくてもよい、ましてや遊びの中では自由にルールなく遊ばせたいと考える親もいる。このお話した方は、きちんと子どものできないことを認識し、それを克服する過程をきちんと見ていた。それも第三者の介入によるものであったため、少し客観的な視点で見ることができたのではないだろうか。その他にも、同じ年齢であっても自分の子どもの成長の進度によって本に載っているような段階での育て方ではいけない、などお話していただいた。保護者の方々の観点も多角的・多面的であることが子どもの実態が分かる理由だと思った。
上記のこと以外にも多くの見方や考え方など、今までもっていなかった観念を教わった。固定観念で子ども、更には人と接しては深い人間関係には至らないだろうと感じた。私たち大学生をこの施設のスタッフとして受け入れてくださり、手厚く指導してくださったスタッフの皆さんに感謝し、これから今回得たことを活かしていきたいと思った。 |
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