蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

みなさんの記録 2022年9月18日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 諫早市立 森山西小学校
実施日 2022年9月7日~2022年9月14日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい
・丸付け
・教材準備
・環境整備
活動の総括
1.“発達段階にあった関わり方をする”について
 今年は主に6年生の教室で学習支援を行った。6年生の教室の中でも、算数が苦手な児童がいたり、特別な支援を必要とする児童がいたりと発達段階や理解度の差が大きいと感じた。算数の時には、算数が苦手な児童に対し、基礎を確認しながら説明したり、紙に書いて説明を可視化しながら話したりするなど工夫して対応できたと思う。算数の理解度が高い児童に対しては、児童が自分自身で考えることを放棄しないように、どう助言するべきか考えながら対応した。国語・算数以外の教科は特別支援学級に通う児童も一緒に授業を受ける。その子たちの顔や行動を観察していると、教室での授業はきっと難しいものなんだろうなと感じた。だから、なるべく一緒のペースで学習できるように、そして、授業中の迷いを軽減して、「分かる!」という楽しさを持ってもらいたいと思って、その子たちに積極的に関わり、児童が迷っている時には助言するように心がけた。理解度がバラバラな児童に対して、1人で授業を行うことの難しさを改めてこの実習で感じた。先生が行っている指導を見ていると、その子にあった指導や助言をその都度行い、授業中にも学級経営につながる大切なことたくさん児童に伝えていたように思う。教師の言動全てが学級経営につながると分かった。そして、指導のタイミングを逃してはいけないということ、信頼関係あってこその指導だということを先生の姿から学んだ。6年生は、自由を与える所と、しっかり指導する所のメリハリが非常に大切になると分かった。
 他の学年の児童とは、特別支援学級に足を運んで関わったり、昼休みに遊んで関わったりした。特別な支援を必要とする児童は、その子の好きなことや得意なことを活かしながら言葉かけをしたり、会話を広げたりするように意識して関わることができたと思う。昼休みには、低学年の児童と外で体を動かして遊ぶことが多かったので、熱中症の予防のために、日陰に行く声かけをしたり、水分をとる声かけを意識したりして関わった。最初に見た時には1年生だった児童も3年生になり、係活動する姿やハーモニカを演奏する姿、遊ぶときに話し合いでルールを決める姿を見て成長を感じることができ、とても嬉しかった。元気いっぱいに遊ぶ姿や、大きな声で名前を呼んでくれる所は変わっておらず、それも嬉しく感じた。

2.“学級のルールについて知る“について
 6年生の学級で児童の姿から学んだルールは、授業開始1分前の着席の徹底と、自分たちで授業の号令を行うことだ。一緒に過ごしていて児童はこれを意識して動いていることを感じたし、自分たちで号令を行うことで授業と休み時間のスイッチを自分で切り替える力が身につくと思った。また、班全員が発表できたら学級ポイントがたまっていく仕組みを知った。このような仕組みを作っておくことで、児童の状況を見て足りないところを強化できると学んだ。先生の姿から、先生は6年生の児童に対して「最高学年としての自覚と持たせること」「社会に出ることを見据えて必要な指導を行っていること」「班やグループを活用して児童の主体性を高め、高めあえる関係を築いていること」を大切にして指導を行っていると感じた。この中で特に「社会に出ることを見据えた指導」が印象的だ。何も考えずに気持ちを言葉や態度に出してしまう児童に対して、「それを今言う必要あるのか」「嫌なことは誰にでもある。でも、嫌なことがあっても態度に出さない」と継続的に指導していて、社会で生活する中でとても大切なことを伝えていると感じた。小学校教諭は児童の人間形成の基礎に大きく関わる職業であること、学校は小さな社会として集団で生活する基礎を築く大切な場所だと改めて感じた。

3.“栽培活動や食育について知る”について
 学校の畑を見てみると、冬瓜やナス、オクラと言った夏野菜が収穫を迎えていた。その他には、生活科で1年生が二十日大根、2年生がサツマイモを育てており、栽培活動が実践されていることが分かった。また、6年生の児童にこれまで何を栽培したのか聞いてみると、1年生の生活科でアサガオ、2年生の時にミニトマト、6年生の理科でホウセンカを育てたと分かり、生活科や理科で栽培のゼミの知識が活かせると分かった。特別支援学級の自立の時間にも栽培活動が行われていることも知った。しかし、栽培活動は学校や先生によって取り組みに差があるのだと思う。だから、赴任した学校では、限られた時間・場所ではあるかもしれないけど、畑づくりや灌水に協力して植物を栽培し、季節を感じたり、植物に興味を持ってもらえたりすることができたらいいなと思う。
 食育については、養護教諭の先生に食育の取り組みについて話を聞いた。学校で取り組んでいることに関しては、栄養教諭の先生に来校していただいて給食時間に学年にあった食の話をしていただくこと、1月の学校給食週間で集会を開くこと、毎月の給食の目標を掲示したり、残食ゼロのチェック表を作ったりしているとのことだった。学校現場でやれることには限界があるかもしれないけれど、限られた時間の中で指導を続ける必要があると思う。栽培活動で野菜を育てることも食農教育の一つとして食育につながるし、毎日の給食で残さず感謝して食べることも大事な食育になる。給食は、児童が食に興味を持ったり、季節を感じたりするいい機会だと思うから、時間がある時には今日の給食について目を向ける声かけができればいいなと思った。

 5日間の実習で、先生方の姿を見て、子どもたちの様子を見て、そして実際に子どもたちと関わって、「子どもたちのために一生懸命になれる働き方がしたい」と改めて思うことができた。そして、採用試験を通して学びを深めたことが、学校現場で実践されている様子を見ることができた。もちろん不安もたくさんあるけれど、「子どもたちのために」という気持ちはずっとブレずに自分の中にあると確認できたので、残りの学生生活を精一杯楽しむとともに、もっと学びを深める時間にしたい。
 2年生の時から、コロナ渦でありながらも、私を実習生として受け入れてくださった森山西小学校の先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

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