蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

野田瑞貴さんの記録 2022年7月11日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎大学教育学部 附属幼稚園
実施日 2022年6月3日~2022年7月11日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・環境整備(保育室/園庭/緑の道)
・教材づくり
・身支度の援助
・お弁当の準備/援助
・自由あそびの時間における子どもたちとの触れ合い
活動の総括
1.“子どもの発達段階を踏まえて、一人ひとりに応じた適切な援助・配慮を行う”について
今回の実習では、3歳児と4歳児のクラスに入らせていただき、それぞれの発達段階を確認すると同時に、子どもたちそれぞれの個性や特性を理解する大切さに改めて気づかされた。3歳児と4歳児の発達段階で特に違いを感じたのは、お友達同士の関わりであった。どちらの年齢でも複数人で一緒にあそぶ姿が見られたが、3歳児は1人で好きなあそびをする子ども、平行あそびをする子どもも多く見られた。また、自分の思いを言葉で表現するのが難しく、お友達を叩いてなんとか思いを伝えようとする姿もあった。4歳児は、「○○君一緒にあそぼう。」と特定のお友達を誘う様子や、「今日は○○ちゃんと○○ちゃんであそぶ。」といった言葉がよく発せられていた。3歳児の子どもたちの様子と比べると、複数人のお友達と一緒に会話をしながらあそぶ子どもが多く、それぞれ仲間意識をもっているに感じた。また、お互いの気持ちがぶつかったとき自分の思いを言葉にしてお友達に伝えたり、「~されて嫌だった。」と先生に伝えたりと、きちんと自己主張をして話し合おうとする姿も印象的だった。3歳から4歳に成長する過程で、言葉を通してお友達との関係性を深めていると考える。そのため保育者は、子どもの思いを受け止めて尊重することで自己主張しやすい環境をつくることが求められる考える。そして、お友達同士をつなぐような言葉かけがあることで仲間意識をもつきっかけにもなると学んだ。自分の実習を振り返ると、子どもの思いを尊重することは意識できていたが、もっとお友達同士関わりをもって楽しめるような言葉かけが出来たと思う。この反省をこれから先の保育に生かしていきたい。
2.“先生方の姿を見て具体的な子どもとの関わり方を学ぶ”について
今回子どもとの関わり方のなかでも特に、子どもの様子を見守るときと援助するときの見極めと、トラブルが起きたときの対応に注目した。援助するかどうかの見極めは、非常に難しいと感じたが、子ども自身に「自分でやりたい。」という気持ちがあるように思われるときは可能な限り見守りたいと考えた。それは、5歳児のクラスで椅子取りゲームをしていたとき、子どもたちは椅子を円になるように置くのに苦労していたが、周りを見ながら言葉を掛け合って協力する様子に対して、先生はすぐに援助をせずに見守り、最終的に子どもたちだけで自分たちなりの円を完成させていたからだ。「自分たちで出来た。」という達成感が生まれていたのではないかと思う。また、その達成感が自信にもつながると感じたので、子どもの思いを尊重しながら成長の手助けになれるような見極めを出来るようになりたい。トラブルが起きたときの対応としては、お互いの気持ちをそれぞれが理解できるよう保育者がその気持ちを代弁したり、その背景をくみ取って補足したりしながら一緒に話し合いをすることが求められていると学んだ。加えて、そのトラブルをクラスで共有することで、子どもたち自身の学びにもつながると気付かされた。
3.“異年齢保育や自由保育について理解を深める“について
異年齢保育の様子として、園庭や中庭では異なる年齢の子どもたちが一緒に同じあそびをしている姿が見られた。そのなかでも、3歳児クラスの子どもと虫捕りをしにお散歩しているとき、4歳の子どもが一緒にたくさんの虫を集めてくれたことが印象的だった。自分がなかなか虫を捕れない様子を見て、代わりに虫を取ろうとする姿は、3歳児にとってとてもかっこよく、憧れの存在に見えたのではないだろうか。異年齢保育は、「自分もこんなお兄ちゃん(お姉ちゃん)になりたい。」という希望が生まれ、今後は自分が憧れていたようなお兄ちゃん(お姉ちゃん)になるという連鎖になるのだろうと学んだ。また、自由保育であることで、子どもたちは玩具や一緒にあそびお友達、場所など多くことを自分で選択することがたくさんあると感じた。好きなことを選んで「○○がしたい。」と自由に自己主張できる環境は、子どもの自尊感情や興味・意欲を育むと考える。その環境を整えるために、保育者は子どもの気持ちを尊重し、自由なあそびのために材料や場所を揃えておく必要があると学んだ。

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