蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

d4A7Aさんの記録 2022年12月22日(木)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 諏訪小学校(野外体験)
実施日 2022年12月7日~2022年12月9日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
iPadでの写真撮影
お茶づくり
活動班の見守り(カレー作り、トレッキング、恐竜博物館)
お風呂の時間帯の見回り
ドライヤー係
消灯後の見回り
職員反省会での子どもたちの様子の報告
担当掃除場所の見守り
朝の集いのラジオ体操模範
ボンファイヤーの準備、片づけ
退所準備のサポート、各部屋の点検
アルコール消毒
活動の総括
1.学校生活にはない学びを見つける。
野外体験は、普段の学校生活と異なる非日常体験のため、児童には新たな学びや体験があるし、教師もいつもとは異なる緊張感があるように感じられた。児童が就寝後の職員反省会に参加することにより、先生方の児童や活動に対しての関わり方を知った。先生たちはそこまで見ていたのか!と驚くことだらけで、視野の広さに驚愕した。また、大学生の気づきに対して、一つ一つ丁寧なコメントを返すことが出来るのは、普段から児童の実態把握が出来ているからであって、改めて、普段の学校生活での児童との距離感を変えた見方が大切だということを学んだ。トレッキングの際には、先生方が裏で密なやり取りをされていて、教師の在り方や活動との関わり方について勉強になった。全ての時間を仲間と共に過ごす野外体験での学びは、仲間との協力、調和性、自立などといった普段の学校生活で積んできた経験や学びを実践して活かす場面だと考えた。

2.児童の行動に留意する。
 いつもとは違う環境のため、児童たちは興奮状態であったのではないかと思う。一方で、不安な子や早く帰りたいと言っている子も見受けられた。その際に、どのように関わっていく必要があるのか非常に考えさせられた。疲れた勢いでそのようなことを言っている児童は大丈夫だと思うが、楽しめていない児童に対しては、実習生という立場を生かしてお話したり遊んだりして、少しでも宿泊研修がいい思い出になってくれればいいなと思い、触れ合った。教師の観察眼というものは非常に重要になってくると痛感した。児童の危険な行動や不安な表情、児童の様子や声に耳を傾けることの重要性を学んだ。本当に危ないときには、躊躇せずに止める必要があるし、その役目が教師にはある。そうならないために児童自身が判断し、動機づけて考えて行動できるための手立てとして、教師の良い問いがあるということを学んだ。

3.臨機応変にな対応を身につける。
 全体を見渡せる教師としての立場を常に考えながら動いた。実習生どうしでコンタクトをとりなが臨機応変に動かなければいけないという場面が何度もあった。最初の方は「誰がする?」みたいな感じで、恐る恐る動いていた。しかし、児童の命を守る一教師であることを感じてからは、率先して動くことが出来た。場に合った必要な人数を考えながら自分で仕事を見つけて動くことも出来た。視野を広げ周囲の状況を確認し、自ら考えて行動する力を身につけることが出来たのが個人的な大きな学びだったと考える。瞬時に判断し、臨機応変に動くことはもちろん、常に落ち着いて冷静であることも大切だと思った。それと同時に、教師が手助けをしすぎるのではなく、一歩引いて辛抱強く見守ることも臨機応変な対応の一つになると感じた。


諏訪小学校5年生のみなさん、先生方、貴重な体験をありがとうございました。

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