蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ななさんの記録 2022年7月23日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 坂本小学校
実施日 2022年5月10日~2022年5月22日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業参観
・授業中のサポート(個別指導、宿題確認など)
・運動会のサポート(土のう作り、テント設置、放送係の補助など)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(給食指導、遊びなど)
・放課後のサポート(環境整備、印刷、消毒作業など)
活動の総括
1.“適切な学習支援ができるようになる“について
 実習期間中、3年生と6年生の学習支援に入り、発達段階による児童の様子や教師の関わり方について知ることができた。3年生の担任の先生は、児童の授業中の様子において、「○○さんの姿勢いいね」「そこが直ったらもっといいね」という声かけを頻繁に行っていた。6年生の児童の様子としては、ノートに記入し終わったら、鉛筆を置き前を見て姿勢を正して待っていたり、配り物がある時に先生が「誰か配って」という声をかけた際には、自ら配り物をしに行く姿が見られたりした。このような様子から、発達段階によって、教師の指示の仕方ひとつとっても異なることを実感した。また、それぞれの学年に共通している教師の関わり方としては、先生の話や友達の発表を聞くときの指導や、発表等における話すときの指導を重点的に行っていた。このように、全教員が聞くこと、話すことの指導を徹底し、それを毎日根気強く行うことは、子どもたちが相手意識を持ってお互いに尊重し認めることや、友達と一緒に学び合う集団を形成することにつながり、基本的な学習習慣を身につけていくために重要な指導であることを実感することになった。
 そして、「つまずいている子どものサポートができるように」といった目標においては、授業中の児童の様子に目を向け、机間巡視を通して積極的に声をかけ、学習支援に努めることができたと思う。しかし、その中で、言葉の伝え方の難しさを痛感するとともに、その子がどこまで理解できているのかを把握するために、ひとつひとつ順を追って確認することの大切さを学ぶことになった。このような気づきや学びをもとに、個々に応じた適切な支援ができる自身の指導力を高めていきたい。

2.“子どもたち一人一人との信頼関係を築く“について
 私は、主に休み時間を活用して、自分から子どもたち一人一人に積極的に関わり、声をかけるようにした。このように、自分から関わりを持ち、話をする際にはうなずいて聞いたり、子どもたちのことを聞く中で、自分のことについても話したりすることで、自然と子どもたちの方から話しかけてくれることが増えたように感じる。子どもたちと接していく中で、信頼関係を築くためには、笑顔を大切にすることを始めとして、子どもたち一人一人のことを知って、それを認める姿勢を態度で示したり、子どもたちに質問をする中で、自分のことも開示したりすることが大切であることを実感することになった。また、先生と児童との関わり方においては、褒めたり認めたりするだけでなく、だめなことを見逃さずに、その場できちんと注意をすること、叱ることが欠かせないと感じた。このことは、子どもたちにとって自分の行動を見つめ直す機会になるとともに、一度見逃してしまうことにより、この前は注意を受けなかった、○○先生は何も言わなかったといったように、子どもの信用を失うことになり得ると考えさせられた。
 また、感じたことや思ったことをしっかりと言語化して、子どもたちに伝えることの大切さを学んだ。このことは、子どもたちにとって、前向きな気持ちで意欲を高めたり、自己肯定感を高めたりすることにもつながっていくと感じたため、日々の教師の働きかけすべてが、信頼関係を築く上で重要であることを実感できた。

3.“教師の指導技術や指導方法を学ぶ“について
 坂本小学校では、様々な教科において、複数の教員で行うTTを取り入れていたり、担当教員が授業を行ったりしていた。複数の教員で児童を見ることにより、個々の支援が行き届きやすくなるとともに、担任の先生以外の先生と子どもとの関係性を深めることにもつながっていたと感じる。放課後などには、様々な先生方と会話を交わしている様子も見られ、TT等の指導を行っていくためには、日頃のコミュニケーションや情報共有等を通して、教員同士の授業に対する共通理解を図っておくことが重要であることを学んだ。
 また、Chromebookを活用した授業も見られた。Google classroom上でJamboardを用いて、付箋に気づきを記入する活動を行っており、児童同士で考えの比較や異なる意見を知ることができるようにしていた。このように、意見共有における一人一台端末の活用を学び、ICT機器の有効な活用の仕方についての学びを深めていきたいと感じた。
 さらに、算数の授業を参観して、立式ができることはもちろん大切ではあるが、その式の意味まで考えていくことの重要性についても学ぶことになった。どうしてそのような式になるかを考えることは、今後の学習に活きるものであるとともに、様々な情報にあふれている場合であっても、適切な情報を収集し、それを適切に活用することができる力の育成にもつながっていくと考えられるため、これからを生きていく子どもたちに求められる力であると感じる。知識だけにとどまってしまうのではなく、それを活用できる力を子どもたちに身につけさせられるような授業を展開していきたい。

 坂本小学校での実習を通して、教師のやりがいや魅力を改めて実感し、とても充実した5日間になりました。坂本小学校の先生方、子どもたち、保護者の方々や地域の方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました。実習をさせていただけたことへの感謝の気持ちを忘れず、この経験から得た学びを今後に生かしていきたいと思います。

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