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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 稲佐小学校 |
| 実施日 2022年5月18日~2022年6月17日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
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・授業のサポート
(個人指導)
・休憩時間での子どもとの触れ合い
(遊び)
・運動会でのサポート
(児童の見守り)
・担任の先生のお手伝い
(宿題の丸つけ) |
活動の総括
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1.“リアルな学校現場について知る”について
今回の学習支援実習で、教師が児童と関わる場面は授業以外に、休憩時間や朝の会など想像以上に多いことが改めてわかりました。また、教師は児童たちがいない時間は、宿題の丸つけをしたり、今後行う授業の構想を練ったりと休む暇がないほど忙しいと感じました。そして、他にも、児童たち同士がもめてしまうこともあり、教師は児童それぞれの考えを聞きながら仲裁をしている場面も見られました。今までの実習では授業の中の教師と児童の関わりや授業中の教師の役割などを中心に観察していましたが、このように授業時間以外の教師と児童の関わりを見て、教師が児童と関わる時間は長く、その中での教師の役割は想像以上に多いことを知ることができました。休憩時間に宿題指導をすること、今後の授業構想を練ることなど子どもたちの学習上の支援だけでなく、朝の会で子どもたちの健康状態を把握することや児童たち同士の問題を児童と一緒に解決していくことなど学級経営も重要な教師の役割だと改めて感じました。
2.“より具体的な教科の指導方法を学ぶ”について
今回の学習支援実習では、理科、算数、国語、外国語、音楽の授業のサポートに入りました。まず、理科では、モンシロチョウの幼虫を観察し、育て、孵化させる授業を行っており、この単元の授業を通して、児童たちで餌をあげたり、糞を処理したりと幼虫のお世話を行っており、虫に対する興味や関心、愛着などを育てていると感じました。実習最終日には、育てた蝶をクラスみんなで外に逃がしていて、最後まで自分たちで育てたことへの達成感を子どもたちから感じ取ることができました。実際に自分の手で虫を育てるなど、座学の授業だけでなく、体験的な学びによって児童たちの興味関心を惹きながら学びを深めることができると感じました。次に、算数では、より簡単な2桁の数の足し算の方法を考える授業を行っていました。教師は、教科書を使いながら授業を行うことはなく、黒板に式の書いた紙を貼り、色ペンなどを使いながら視覚的に分かりやすく授業を行っていました。また、わざと違う答えを教師が言ってみるなど、子どもたちの考えを深める言葉や発問が多くあり、とても勉強になりました。個人で考える時間だけでなく、問題を解くことができた児童が問題を解くことが難しい児童に教え合う時間も設けることで、子どもたち同士で問題解決に向かわせる工夫がされており、このような工夫は、解くことが難しい児童の理解を助けるとともに、解くことができた児童が自分の考えをより深めることにつながる工夫でもあると考えました。また、このように率先して児童が教え合えるクラスの雰囲気づくりもとても大切なことだと感じました。そして、国語では、物語の授業を行っていました。主に、ワークシートを使ったり、教科書の大事なところに線を引いたりすることよって、児童たちに物語の内容を理解させていると感じました。また、児童たちは音読することを楽しんでいる印象で、そのような児童の実態に合わせて、音読する時間を長くする工夫がされていると感じました。そして、外国語では、英語の挨拶、数字、天気、日時などを学習していました。小学三年生ということもあり、英語を流ちょうに話せるようになるというよりは、ゲームを中心に授業を進め、英語を使うことは楽しいということを児童たちに感じさせていると思いました。ALTの先生も授業に加わりながら授業を行うことで、児童たちが日本語ではなく、英語を使って相手に想いを伝えようとする気持ちを持つことにもつながっていると感じました。最後に、音楽は、鍵盤ハーモニカの授業を行っていました。鍵盤ハーモニカの授業は、音が鳴るため、教師の指示が通りにくくなるという不安を持って、授業のサポートに入りました。しかし、教師が活動に入る前に音楽的な知識の確認を行ったり、活動時間をあまり長く設けすぎずメリハリのある授業を行ったりしており、スムーズに授業を進めることができていて、真似していきたいと感じました。また、音楽において、教師がピアノで伴奏できることは、授業を進める上でとても大切だと改めて感じました。5つの授業を通して、体験型の授業や子どもたちで問題を解決しようとする力を伸ばすこと、楽しみながら学ぶこと、メリハリのある授業など、授業を行う上での大切なポイントを掴むことができました。そして、私には、教材を自ら選び、作成する力や自分の持っている考えをかみ砕いて分かりやすく説明する力、話し方に緩急をつけながらメリハリのある授業を行う力などがまだまだ足りないなと感じました。
3.“子どもたちとたくさん触れ合う”について
今回の実習を通して、授業中だけでなく、休憩時間も子どもたちと過ごすことができました。実習を重ねるごとに、児童の名前を把握すことができ、自分から児童に話しかけることができたことが良かった点だと思います。また、児童たちも私の名前を覚え、呼んでくれたのがとても嬉しかったです。児童たちと関わる中で、あまり口数の多くなかった児童が挨拶を交わすことで少しずつ自分の話をしてくれるようになったり、休憩時間に一緒に外遊びをしたりしてくれるようになり、挨拶は信頼関係を築く上でとても重要だと改めて感じることができました。子どもたちと触れ合う中で、児童同士のもめ合いにも遭遇した場面があり、児童どちらの気持ちも分かるからこそ、それぞれの児童の思いを理解したうえで、みんなにとってより良い方法は何か考えることは大変だと感じました。そして、たくさん子どもたちと関わる中で、児童それぞれの持つ良さが分かってくるようになりました。担任の先生は、その良さをすでに把握しておられ、そのような良さを直接、子どもたちに伝えている場面が多く見られました。そのように、自分の持つ良さに気づかせることは児童にとってとても自信につながると感じました。
今回の稲佐小学校での実習によって、今まで以上に教師になりたいという思いが強くなりました。たくさんの貴重な体験をさせていただき、とても勉強になりました。また、今回の実習で得た学びを次の実習や将来に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。 |
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