蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

A52hqさんの記録 2022年12月21日(水)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 虹が丘小学校における学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 虹が丘小学校
実施日 2022年5月27日~2022年9月9日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート
 (丸つけ、個別指導、机間指導)
・休み時間の交流
 (10分休憩、中休み)
・事務作業
 (教室内掲示物の張り替え、学校行事に使う物の作成)
・運動会での支援
活動の総括
1,幼保小連携の理解について
 今回は、小学2年生に配当され、幼小連携がなされている姿を直接見ることはできなかったが、実際に幼小連携の課題となることは、まだ2年生でのクラスでも見受けられたので今後も課題に対する対策を考えていく必要があると感じた。幼児教育は子どもたちの生活リズムを基本とし遊びや体験を通した活動を中心に行っているのに対して、小学校教育は学習を基本として、教科ごとの学びを中心に取り組んでいる。毎日の生活で行うことや、環境の違いがある中で、援助やサポートがないまま子どもたちが生活することで「小1プロブレム」が起きると考える。そのために、支援を必要をしている児童だけでなく、度の児童に対しても、教育的ニーズを把握し、一人一人に合った支援方法を考えていくことが大切だと感じた。また、これらのギャップを埋めるためにも、幼保小連携に取り組み、幼児教育から小学校教育への接続が円滑に進むように取り組むことが大切になると考える。

2,通常学級在籍するよう支援児童への対応について
 今回配属されたクラスには通級の児童が数名いたが他の児童より授業中の集中力が低かったり、先生から同じことを何回も言われても対応が遅かったり、理解できていなかったりと障害のある児童への対応がとても難しいと感じた。障害を持っている児童というくくりでみんなをまとめるわけではなく、1人1人の特性について理解を深め、適切な支援をすることで児童もしっかりと反応し、動いてくれると実際に児童と関わって実感した。言葉だけではなかなか理解できない児童でも視覚的な支援をしたり、なかなか一人で作業や課題を始められない児童には、一緒にやってみるなどの支援が必要だと感じた。
また、子供達の中には失敗や経験から学習に対して意欲的に取り組むことができなかったり、諦めてしまったりしてしまうなど様々な課題を抱えていることも分かった。全ての児童にとってわかりやすい、わかったと実感できる授業づくり、安心して過ごせる学級などの環境整備も必要なことであると感じた。どの校種においても、経過やプロセスを評価したり、個人内評価をする視点を持つなど、子どもたちの自己肯定感を高めさせる働きかけが大切だと思う。教員として、他の先生と協働しながら、子どものためにできることを考えて行きたい。

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