蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

あきふみさんの記録 2022年11月7日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長与町立 長与南小学校
実施日 2022年6月17日~2022年10月30日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:20時間

活動内容の概要
◎6月17日
 〇授業のサポート(指導、声掛け)
  ・総合(プログラミング学習)
 〇学習支援
  ・児童用のカード作り

◎7月1日
 〇授業のサポート(丸付け、指導、声掛け)
  ・体育、算数、書写

◎10月27日
 〇運動会全体練習(児童管理、児童の補助、指導、声掛け)
〇授業のサポート(丸付け、指導、声掛け)
  ・レインボー2組

◎10月30日
 〇運動会(児童管理、決勝係補助、片付け)
活動の総括
1.“国語科教育について知識を得る”について
 国語科教育について知識を得るということに関して、学んだことは2つあります。1つ目は、実習期間中に書写の授業を見させていただいたことで、児童に文字を教える際の工夫について学ぶことができました。書写は筆を使って書くため、鉛筆を中心に使う国語の授業とは教え方は異なるかと思っていましたが、教える際の工夫は根本的には同じであるということに気づきました。例として、筆・鉛筆の持ち方や、字を書く際のはらい、はね、書き順に注意するということ等が挙げられます。字をきれいに書けるようになるということは、国語科教育において目指すべき目標の1つだと思うので、この実習でこのような知識を得ることができて喜ばしく思います。
 2つ目は、今回見せていただいた書写に限らず、他の教科の授業においても国語科教育に活かせる指導方法について学びました。特に大事だと思ったこととしては、児童の興味・関心を引き出すために、授業の最初に授業内容と関連する話題を話すということや、何かしらの演習をしてみるということが重要であると思いました。国語は物語の中の登場人物の心情を考えたり、筆者の気持ちについて考えたりしなければいけません。児童が受け身な態度で物語を読んでも心情を十分に理解することは難しいと思います。児童の興味・関心を引き出すことで、物語にのめりこみ、積極的に心情を理解しようとさせることが大事だと思います。その点で、児童の興味・関心を引き出す方法を授業に取り入れることは、国語科教育において重要であると感じました。

2.“授業づくりの力を身に付ける”について
 授業づくりの力を身に付けるに関して、実習を通して特に学んだことは、児童への声掛けのタイミングと内容を考えるということです。今回の実習でプログラミングの授業を見させていただいたのですが、その際、児童がプログラミングに悩んでいてもすぐに声をかけることはせず、自ら、または他の人と力を合わせ解決するまで待つ先生の姿を見ました。声をかけることで、その時児童が抱えていた問題は解決しますが、逆に児童が自ら考える機会や、友達と相談する機会を奪ってしまうことにもつながります。そうならないためにも、声掛けのタイミングを計り、児童が自ら考えれば答えを出せる範囲でのアドバイスを行うことが重要であると思いました。しかし、実習でこのような声掛けについての学びを得ましたが、自分がいざ声掛けをするとなると、どのような内容の声掛けをしたらよいか迷ったり、児童が先生に尋ねたいほど悩んでいる状況を見逃してしまったりなど、十分な声掛けをできたとは言えない状態でした。このような失敗を繰り返さないためにも、広い視野や十分な知識、スムーズな声掛けの方法について学び、身に付けたいと思います。

3.“学級経営の方法を知る”について
 学級経営の方法について知るに関して、運動会及び予行練習の様子から先生が児童にどのような態度で関わっていけばいいかということについて学ぶことができました。予行練習では、先生方が運動会本番に向けて児童に声をかけ士気を高めている様子や、応援合戦で児童に発破をかける先生の様子を見ることができました。このような児童が精一杯目標・課題に向かって頑張ろうと思わせるために、先生が児童に声をかけ、児童のやる気を高めさせるということは、学級経営において、1つの目標とすべき姿なのではないかと思いました。
このような学級経営を目指すために、児童のやる気を引き出す言葉がけや、児童が思わず頑張ろうと思うようなシチュエーション作りについて学ぶ必要があると感じました。また、現在の自分は、児童と関わった機会は多いとは言えず、やる気を引き出すような声掛けを行えるほど自信があるとは言えません。そのため、ただやる気を引き出す方法について学ぶだけではなく、児童と積極的に関わる機会を持つことも、並行して行っていくべきではないかと思いました。

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