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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 緑が丘中学校 |
| 実施日 2022年9月1日~2022年10月11日 |
実施時間 実施回数:7回 実施時間:56.5時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(音楽の授業での合唱の音取り、指導)
・昼休み、休み時間での生徒との触れ合い(生徒との会話)
・掃除(生徒と教室、体育館の掃除)
・短学活(朝の会、帰りの会での生徒への声掛け) |
活動の総括
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1.生徒と一人一人にあった支援をする
音楽の授業では、合唱コンクールの練習として、パートごとに分かれて音取をする際にサポートをした。生徒の中には歌が得意、好きな生徒もいれば、苦手であったり、歌うこと自体好きではない生徒もいた。その時に、一人一人にあった声をかけたり、指導をすることはやはり難しかった。自分の担当クラスである生徒たちのことは一人一人のことも少しずつ理解していっていたため授業内でもそれにあった指導、声掛けができたが、ほかの学級、学年の生徒のことは一人一人の特性や性格をよくわからないままだったため、どうしても支援が難しく、やはり音楽のように全クラスの授業を担当する際は学校全生徒のことをよく知り、関わる必要があるのだと思った。また、特別な支援が必要な生徒はほかの時間でも一対一で音楽の授業を行っており、特性に合わせた音楽の授業の進め方ももっと学びたいと思った。
2. 教師と生徒を観察し、実践する
学級担任と生徒は関わる時間が多いようで、短学活や昼食、掃除の時間などしか1日に確実に取れる時間はなく、毎日の生徒の様子を観察するうえで、「学級日誌」などのメッセージをはとても大切なのだと思った。また、音楽の授業の中では、生徒の歌声から、その日の生徒の気持ちを把握し、その時の生徒に合った声かけ、歌を進めていることがあり、生徒と一対一で毎日話すことが不可能な分、子どもたちの文字や発言、行動、歌声をよく観察し、気になることがあれば声をかけることが大切なのだと思った。
3. 音楽の授業や部活動の実態把握
音楽の授業では、音楽、歌に対する生徒の想いを一つにすることが難しいと感じた。1か月の授業はすべて合唱コンクールに向けての授業だったが、週が変わるにつれ黒板に大きく書かれた目標にむけ、教師が生徒がだれ一人と取り残されないように意欲を高め授業を進めている様子がとても印象に残った。また、自分自身が中学生の時に好きだった合唱曲などは、現在の中学生たちにも心に響くものがあるということを実感することもできた。
また、部活動は1日3時間以内という限られた時間の中で生徒同士でアドバイスをしあったり、準備の時間を短縮できるようにみんなで協力していたりと、様々な努力が見えた。 |
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