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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 桜町小学校 |
| 実施日 2022年11月9日~2022年11月21日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:45時間 |
活動内容の概要
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・授業のサポート (外国語授業で教員と英会話の実演、算数の授業でついていけない児童のサポート)
・環境作り (児童が使う印刷物の印刷、イベント等の会場設営、家庭科における調理器具の準備のサポート、掲示板の張替え、教室や廊下等の掃除)
・児童の観察 (ICTやアイパッドを使った授業の様子の見学)
・教員の観察 (特別支援を必要とする児童への対応の観察、雰囲気作りや言葉の使い方) |
活動の総括
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1.生徒への関わり方を観察する。について
今回の実習ではあまり授業見学をすることができず、普段の教員と児童の関わり方も観察する事ができなかったが、「指導すべき時は厳しく指導し、気を引きしめさせる際は必ず気を引き締めさせる。」という教員のモットーを観察できた。私は教育実習に際し、生徒の仲良くなる事を意識するあまり「自分よりも生徒の気分に合わせる」スタンスで人間関係の構築を図ったが、教員としてぶれない軸、「生徒や児童のほうから自分に合わせる」ことが必要だと知った。
2.児童の人間関係を観察する。について
二年前桜町小学校に実習した時から変わらず、桜町小学校ではだれ一人児童が孤立する事はなかった。特別支援を必要とする児童のための特別学級もあったが、彼らが一日の大半を通常学級で過ごせるほど、児童間の人間関係は良かったのである。ここまで「いじめのない学校」を作る事ができた理由の一つに、「教員による環境作り」がある事に気づいた。まず、学級や廊下での掲示物だ。「されて嫌なことを人にしない」標語や、児童一人ひとりの趣味、個性を表した「プロフィール」を全学級の児童が見える位置に張り、児童に対する意識付けや、「対話の窓口」を与えている。次に色んな人とのコミュニケーションの機会を設けている事だ。掃除では、六年生の児童が学校の全持ち場のリーダーとなり、各リーダーは一年生から五年生でできた混合グループとともに掃除をする、月に一回の席替えや、遠足イベントも、コミュニケーションを増やすという教師陣の「環境作り」の一環だ。これらの代々続く歴代教員の努力の結晶により、桜町小学校ならではの、温かい校風を作る事ができたと思う。
3.教え方を知る。について
今回の実習では、宿題の添削や別室での印刷物の印刷等「環境作り」を任されることが多く、授業見学や教員と児童のコミュニケーションをあまり観察する事ができなかった。しかし、わかりやすい授業をしている教員に共通するポイントを一つ見つけることができた。それは、児童にとっての「既知」と「未知」を、両方必ず取り入れていて、「既知の復習」を「未知への導入」としている事だ。例えば算数の授業で、「割り算」(未知)を教える前に、「掛け算」(既知)を復習し導入に使う事などだ。既知を取り入れ未知を教える事で、児童にとっての「わかりやすい授業」を作れることを知った。
4.「環境作り」という教員の仕事について。
今回の実習では、教員の「指導の部分」の仕事よりも、「指導以外の部分」の仕事を任されるほうが実は圧倒的に多かった。例えば二日目や5日目の実習では、ほぼ一日各種印刷物の印刷や掲示板の張替えだけで終わった。今までのどの実習とも異なり教員の「裏の仕事」をたくさん経験した中、改めて裏の仕事
の大変さを知った。そして、教員による「環境作りの大切さ」も実感する事ができた。まず、教員職の大変さについて、時間が足りないと実感した。印刷物数種類を学年人数分印刷するだけで数時間かかる事もあるし、掲示板の張替等でも時間がかかり他の仕事で時間を使う事ができなくなる。
しかし、これらの教員の努力は、学校の雰囲気を影響する事に気づいた。掲示物一つで児童や生徒の意識を変えることはあるうえ、行事のイベント会場設営で少し創意工夫を加える事で、児童が立つ最高の舞台を作り上げる事ができると知った。ここにも、教員のやりがいがあると実感した。 |
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