蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

o4o2tさんの記録 2023年12月22日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市教育研究所 適応指導教室
実施日 2023年10月13日~2023年11月10日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・子どもたちと関わる
・個別課題の時間のサポート
活動の総括
1.「適応指導教室に通っている子供たちの雰囲気を知る」について
 この実習に行く前は、適応指導教室について授業で学んだり文面での紹介を見たりしたことはありましたが、実際にどの様な子供たちが通っているのか、どのような雰囲気で1日を過ごしているのかなど、あまり具体的にイメージできていないことがたくさんありました。
 しかし、4回の実習を通して子どもたちの雰囲気を知ることができました。年齢や男女関係なく関わる姿や、自分のやりたいことを積極的にする姿、友達と楽しそうに会話する姿や、真剣に勉強に取り組む姿、たくさんの姿を見ることができました。適応指導教室は様々な理由で学校に登校することができない子どもたちが通級しているため、人と関わることが苦手だったり、静かな子が多いのかなというイメージを持っていましたが、そんなことはなく、学校に様々な性格の人がいるようにひかりにも元気な子、おとなしめな子、様々な子どもたちがいるなと感じました。だから、不登校だから○○とひとくくりにして考えるのではなく、その子自身を見るということが大切だなと感じました。

2.その子に合った関わり方ができるようになる
 初めはどのような子か分からなかったので、まずは子どもたちのことを知るために積極的に会話したり関わったりすることを意識しました。そして実習の回数を重ねるうちに、だんだん名前と顔とこんな子かなというのが一致してきて、「この子とはこんな話をしよう」や「この子とはこれを通した関わりをしよう」ということが分かってきました。その子に合った関わり方ができていたかは分かりませんが、目の前にいる子供たちと過ごす時間を一緒に楽しむことはできたのではないかなと思います。

3.適応指導教室について知る
 実習に行く前は、各学年どれくらいの人数がいるのか、小学校中学校間の交流はあるのか、クリエイトタイムはどんなことをするのか、勉強はどのようにして進めているのか、など知らないことがたくさんありました。しかし、この実習を通して学年関係なく過ごしたい人と過ごしていること、クリエイトタイムではカードゲームなどその日にやりたい遊びを皆で話し合いながら行っていること、勉強は問題集などの決められたページを解いていること、毎日必ず来なくてはいけない場所ではなく毎日来るメンバーが違うことなどたくさん新しいことを知ることができました。また、先生方が子どもたちに対して生徒と先生という関係よりも一人の人として接しているように感じたことが印象に残りました。

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