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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎大学教育学部 附属中学校 |
実施日 2023年6月2日~2023年7月7日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:28時間 |
活動内容の概要
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授業参観
理科室,理科準備室の掃除,整理整頓
実験準備,実験器具の片づけ |
活動の総括
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1.生徒と積極的にコミュニケーションを取る について
授業の実験中に生徒にこうしてみたら?やこのプリント見せてもらってもい い?のような声掛けをすることはできたが,思ったよりも話しかけるのが難しかった。
2.理科の指導方法についての知識,理解を深める について
今回授業を見させていただき先生方の指導法を見て,主に3つのことを学ぶことができた。1つ目は理科の授業を身近なことに結び付けていることだ。完成の法則の授業で達磨おとしを使ってどうすればうまくいくかを生徒が考えたり,椅子を使って手で押しあう様子を見せ,どこに慣性の法則が使われているかを学ばせていたのが印象的だった。実生活に結び付けたり,たとえ話を出すことで生徒がより理解しやすくなると思った。2つ目は生徒主体の授業をしていることだ。実験でも生徒が自分たちで実験用具を組み立て,実験方法を考えて行っていたのを見ることができた。これは生徒の発想力を高めたり,生徒同士で考えを共有しあうためにいい取り組みだと思った。また,今回の授業では私が今まで取り組んだことのなかったAAR授業という授業をされており,生徒が学習計画を立てて意見を出し合ったり,班の人と意見を共有するなどして学ぶという完全に生徒主体の授業で見ていてとても興味深かった。生徒が時間管理をする力や自己調整力を身に着けることができ,中学生のうちからこのような力を身に着けることは将来にも役立つと感じた。私が教師になったらこのような授業に取り組んでみたいと思った。3つ目は自分一人で学ぶのではなく,クラスで共有しあうということだ。実験結果をクラスみんなの前で発表したりする場面やわからない問題があればわかる人が分からない人に教えなさいとおっしゃられている場面を見た。クラス全体が分かるようになることがクラスの雰囲気を良くさせ,自分自身の能力も上げることができるということを聞き,わかる人がわからない人に教え,わからない人がわかる人から教えられることは大切なことだということを学んだ。
3.理科室にどういったものがあるか把握しておく について
自分が今まで使ったことのない実験用具や薬品が多くあった。これをどういった方法で実験に使うのだろうと考えることができた。まだまだ知らないものが多かったり,薬品や物質の処理法についてもわからないことがあったので知識を増やしておきたいと感じた。また,空き缶やペットボトル,おむつなど手に入りやすそうなものも多くあり,身近なものが理科の授業につながっていることを再確認することができた。実験の準備や片づけも行ったが,授業計画や自分の担当しているクラス関係の仕事もしながら実験準備や片づけを行っていらっしゃる先生方はすごいと毎回のように感じた。 |
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