蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

4wCi2さんの記録 2023年11月29日(水)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 高尾小学校(野外体験)
実施日 2023年11月15日~2023年11月17日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・男子フロアの監督
・各活動の補助
活動の総括
1.適切に支援することを心掛ける

適切な支援について、「待つ」ことを大切にしたいと考えていたので、特に野外炊事やオリエンテーションの引率の際は、なるべく一歩引いた立場で行動し、あくまでも児童の判断を最優先に行動した。その結果、非効率的であったり、失敗したりする場面もあったが、これらのうまくいかなかったことは、これからの彼らの人生にとって大きな学びになるのではないかと考える。しかし、ただ、放任をすればよいというものではないので、踏み込むべきポイントの見極め方等、担任の先生方をはじめ、今回の活動に同行されている先生方から話を聞き、これまで子どもと関わってこられた先生方の経験を活かし、よりよい支援とはなにかを考えながら支援しようと心掛けた。はじめはぎこちない関わり方になってしまったが、徐々に児童の様子が分かっていき、先生方の心掛けていることをもとに言葉かけすることを努めた。今回新たに、「共感する」ことを意識して児童と接した。共感してみるというのはとても重要なことであると認識はしていたが、いざ実践するのはとても難しいことだと感じた。児童の主張にルールを逸脱する点が認められる場合でも、ただルールを厳守せよと上から目線で注意することはせず、なぜそのルールから外れた主張、行動が出てきたのか、児童の心を見極め、それに基づいて指導するべきだと感じた。

2.危険な行動をさせない

これについては、先生方の支援が行き届いていることもあり、私が指導することは少なかった。包丁や火を使う場面に関しては、児童ら自身が安全に気を付けて行動している様子を見ることができた。オリエンテーションでは、朝に雨が降ったこともあり、走ることが禁止されていたが、点数を減点されないように、走らないようによく心がけていた。結果として、特に大きな事故等なく、無事に宿泊体験学習を終えることができ、良かったと思う。

3.良好な信頼関係を構築する

解散の後、予想外なことに、たくさんの児童が私たちのもとに集まり、「勉強頑張ってください。」や「ありがとうございました。」などの言葉をいただいた。私はそのような彼らの態度に感激し、学校の先生の「やりがい」を身に染みて感じることができた。良好な信頼関係があったからこそ、子どもと3日間無事に過ごし、最後にはあたたかい言葉をかけてもらえたのだと思う。信頼関係をつくるため、上記にあるように適切に支援することを心掛けた。そのことが功を奏したならとても嬉しい。しかし、この信頼関係は、自分の力だけではなく、高尾小学校の児童の素晴らしい人間性によってつくられたのだと思う。日頃からの先生方の指導が適切であるから、思いやりのある素晴らしい人が育つのだと思った。

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