蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

y8s8Cさんの記録 2023年7月10日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 桜町小学校
実施日 2023年5月30日~2023年7月4日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・児童観察
・児童とのかかわり(授業中の学習支援、休み時間の会話など)
活動の総括
1.“小学校における児童に対する配慮について理解を深める”について
 まず、学習内容について、主に桜学級での授業の際に、先生方は桜学級の子達に対してそれぞれのレベルに合わせて指導をされていたり、その教室に児童と教師がそれぞれ何人いるかという状況に合わせて、児童達を何人かずつで分けて指導をされていたりして、支援学級の先生はこういう風に学級を経営するというのがわかった。
 また、先生方は児童達に対して、例えばわからないことがあればそのことについて理解できるように教えられていたり、こういうことで困るであろうことに先回りして児童達に伝えて回避できるようにしていたりして、先生は児童達のことをよく考えて真摯に関わられていて、児童達はその先生たちを信用している感じがして、そうやって信頼関係を気付くことは大事だと思った。
 そして、配慮だけではなく何かしら目標があって、例えば交流学級の場で児童に積極的に意見の発表をするよう促したり、話をしている人の前では姿勢をきちんとして聞くように伝えたりと、桜学級の子達全員に対して今後困らないようにしたり、将来役に立つであろうことを教えられていて、社会での生き方を教えることも確かに重要だと思った。

2.“児童とよくコミュニケーションをとる”について
 今回の実習では、児童達個人に対して指導をする機会が多く、必然的に子どもに話しかけることになるのだけれど、最初の内はやはりどう接すればいいのか戸惑って、話しかけづらかったのだけれど、回を重ねるごとに、先生がどう子ども達に接しているのかをよく見て、自分なりに話しかけていけるようになったとは思う。
 でも、桜学級の子達全員とよく話せたわけではないし、授業外に児童に話しかけられても、なんだか煮え切らないような返答ばっかりだったように思うし、児童達から話しかける方がもちろん多くて、自分から話しかけることはやっぱり少なかったし、接する機会が多くても大人しい子との関わりが薄かったなど、一気に全部解決するのは無理にしても、様々な課題が残ると思った。
 それから、交流学級で通常学級の子達と、話す機会は結構あったのだけれど、自分から話しかけようとすることはできなかったので、そこはもう少しどうにかしなければならなかったのと、児童だけではなく、先生方とももっと話をしたかったと思った。

3.“授業内外の環境について理解を深める”について
 桜学級での朝の会や授業、休み時間などは、通常学級とは違う形で行われている感じなのだけれど、桜学級でもルールというものがあって、児童達がそれを守るように先生の方で声掛けをされたり、その補助として環境が整えられていたりするのだと思った。
 桜学級と交流学級では環境が違うけれど、子ども達はどちらにも対応しようとしているように感じていて、例えば桜学級の方はそこで関わって仲がいい子達がいて、交流学級はまたそっちで通常学級の子達と仲良くしていて、どちらの環境でも子ども達はよくやっているなと思った。
 桜学級と通常学級の方で環境の違いがあって、例えば桜学級の方ではよく冷房が効いているのに対して通常学級の方では桜学級よりも冷房が効いていないこと、通常学級の方だと桜学級よりも児童の数が多いということ、通常学級の後ろの方には掲示物がたくさん貼ってあることなど、そういったところでまたいろいろな配慮が考えられるように思った。

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