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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 虹が丘小学校 |
実施日 2023年5月12日~2023年5月30日 |
実施時間 実施回数:7回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸付け・個別指導)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい
・運動会の準備
・運動会当日のサポート |
活動の総括
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1.“それぞれの児童に応じた支援を行う”について
算数の問題演習の際に机間指導をすることが多かった。主免実習での反省を生かし、わからない児童に対して、何につまずいているのかを考えながら助言することを意識して取り組んだ。児童の解いている様子をよく観察すると、解き方は理解しているけれど自信がなさそうにしている子や、問題文で聞かれていることがつかめない子など、児童によってつまずきの場面が多様にあることがわかった。児童に応じて声を掛けるタイミングを遅らせてみたり、違う言い回しで伝えてみたりと工夫をするなかで、少しずつ児童の「分かった」を引き出すことができたのではないかと思う。日頃から授業中の発言やノートの書き方等をよく観察し、それぞれの児童の考え方を知っておくことで、個に応じた指導に生かせるのだということを学んだ。
2.“「自分ならどうするか」という視点を持って授業を観察する”について
授業者の視点に立った授業観察を通して学んだことは、児童の意欲を引き出す声掛けの大切さである。運動会の練習が終わって疲労がたまっている児童らに対して、ゲーム性を取り入れたり、積極的に挙手をする児童を褒めたりして児童の意識を授業に向ける先生のテクニックに引き込まれた。学習内容を理解させるための授業づくりはもちろんのこと、その授業の基盤を作る学習意欲の高め方がより大切なのだということを知った。
3.“児童一人ひとりと関係を深める”について
児童一人ひとりと関係性を深めるために、休み時間に児童と全力で遊ぶことを意識して取り組んだ。自分自身が楽しく全力で遊ぶことで、休み時間にしか見られない児童の表情をたくさん見ることができたと思う。授業を含めて、1日を通して児童と関わっていくことの大切さを学んだ。
また、担任の先生と子どもたちの関係性が強く印象に残っている。休み時間や放課後になるとすぐに先生の周りに児童が集まり大きな輪ができていた。学校生活の様々な場面で、先生が児童の行動を褒めたり、肯定的に受け止めたりする姿がたくさん見られた。そのような先生の姿が学級の居心地の良さや安心感につながり、先生と児童との間に強い信頼関係が構築されていくのだということを学んだ。 |
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