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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 大園小学校 |
実施日 2023年5月15日~2023年6月15日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート
・資料作り
・印刷作業
・掲示物の貼り替え
・運動会の準備、片づけ |
活動の総括
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1,教師と児童の関係性を観察する
私は6年生のクラスに参加させていただいて、その担任の先生は主に5,6年生を担当することが多い先生でした。言葉遣いや先生としての立ち振る舞いが高学年向けで、普段は学校の最高学年として頑張る児童を見守り、締めるところは締めるというメリハリのきいた指導をしていました。担当したクラスには発達障害をもった児童が2,3人いて授業に集中して取り組めなかったりわざわざクラスの注目を浴びるようなことをしたりともし自分が担任だったら対応に悩むような場面が多くありました。担任の先生は状況に応じて指導をし、クラス内が安心して授業を受けられるような環境を常に作っていました。児童と先生の間にはしっかりとした線引きをしていて、児童一人一人の特徴や個性を理解し学級経営を行うことの大変さを改めて実感することができました。
2,子どもたちと積極的に関わる
短い実習期間の中で、児童と関われる時間が少ないのはわかっていたので、クラス全員と挨拶をし積極的に話しかけることを目標に実習に臨んでいました。朝教室に着いた時、廊下ですれ違う時、帰りの時間などで自分から積極的に挨拶をすることで児童と関われる時間は増えていったと思います。今学校で何が流行っているか、習い事は何をしているかなどと話題を変えて児童一人ひとりの様子を知ることができました。授業中には机間指導を行い、質問をしたりされたりしながら教師という立場でより深く関わることができました。実際に自分が教師になったときにも早めに児童の顔と名前を覚えて、児童に寄り添えるような教師を目指していきたいです。
3,教師の仕事に触れる
附属小学校で行った実習とは違い、児童からは目に見えない部分の教師の仕事というのをたくさん経験させていただきました。例えば、運動会の準備や片付け、児童たちに毎日配られる宿題のプリントやおたよりの印刷、廊下や階段の掲示物の貼り替え、成績表を閉じるためのファイル整理など授業とは異なる仕事をたくさんしました。ほとんどが児童が帰った放課後や自分の担当の授業がない時の空いた時間などにしていて、朝から帰りの時間まで常に何かに追われるような忙しさがありました。そのどれもが児童が安心して学べる環境を整えることにつながっていたり地域や保護者との密接な関係を築くためであったりと教師の仕事は学校全体で力を合わせて協力して行っていることだなと感じました。授業をするだけが教師の仕事でないことを改めて理解したし、その経験ができて本当に良かったです。 |
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