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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 高尾小学校 |
実施日 2023年5月18日~2023年6月12日 |
実施時間 実施回数:12回 実施時間:40.5時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(個別指導など)
・休み時間における児童とのふれあい
(給食の準備、休み時間中の会話など)
・学校行事(運動会)の手伝い
(準備・片付け、低学年のお世話など) |
活動の総括
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1.“子どもたちと信頼関係を築く”について
通学路の横断歩道には地域の方々が交通安全の旗を持って児童たちの安全を守っており、学校前の信号では校長先生や教頭先生が交通安全の旗を持って挨拶運動を行なっていました。また、また、廊下を歩いているとたくさんの児童たちが挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたりしました。子どもたちと信頼関係を築くためには、児童とたくさんふれあうこととダメなことはしっかり注意をすることが大切だと思いました。実習中は、挨拶をしたり休み時間中に話をしたり児童がとのふれあいが多くなると、登校中に声をかけてくれる児童や私を見かけると手を振ってくれる児童が増えていき、信頼関係が築けてきたのではないかと感じました。
休み時間に児童と話をする中で、私の知らない話題があった。その時に、「これ今流行っているの?」と質問をしたり、「可愛いね」「帰ったら調べてみるね」と自分の思ったことを素直に伝えたりすると児童は楽しそうに話をしてくれました。自分がついて行けない話題でも、質問をして児童に教えてもらったり、相づちを打ったりすることで、児童にとっては自分を肯定的に受け止めてくれる存在となることができるのだと考えました。
2.“適切な支援ができるようになる”について
実習期間中は、1年生の学習支援に入った。教育実習では4年生の担当だったため、今回の実習を通して小学校低学年、特に1年生に対する教師のかかわり方をより知ることができました。
1年生は、保育園・幼稚園から上がってきて数か月であるため、リズムや遊びを取り入れた指示の工夫が多かったように感じました。例えば、教師が話す時に集中できていない児童が多いと教師が「お話聞いて」と言うのに対して、児童が「はいどうぞ」とタン・タン・タンのリズムを叩きながら言ったり、準備が遅い児童が多いと教師が「だるまさんが鉛筆出した」と言って振り向くと、児童が机の上に鉛筆を出して手を膝に置いて待っているという「だるまさんが転んだ」のような遊びを取り入れたりしていた。厳しい口調で注意ばかりするのではなく、リズムや遊びを取り入れることで児童が興味を持って教師の話を聞くようになるのではないかと思いました。また、たまに気が抜けてしまう児童には活動の指示を出した後に「今はこれをする時間だよ」と声をかけるようにしたり、大きな声で教師を呼ぶ児童には静かに手を挙げるように指示したりしていた。適切な支援をするためには、まず児童1人1人の特性を理解し、指示の出し方や声のかけ方、タイミングを工夫する必要があると感じました。 |
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