蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

B76q3さんの記録 2023年6月12日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 虹が丘小学校
実施日 2023年5月22日~2023年6月9日 実施時間 実施回数:9回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸付け、個別指導等)
・児童との休み時間のふれあい
・運動会の会場設営
・運動会(児童席でのサポート)
活動の総括
1.少人数の授業実践について
 今回の実習で担当した1年生は一クラスが7人で人数が少なかった。少人数のクラスの授業では、30人程度のクラスの授業と比較して、常に児童の様子を把握しやすく、授業中にも個に応じた指導を一人ひとりにより時間をかけて行うことができると感じた。例えば、指名して意見を求めるときには全員を指名し、全ての意見を聞くことができたり、一人で学習活動に取り組むことが出来ない児童には前に連れていき、教師とともに黒板で活動しながら授業を進めたりなどが見られた。一人ひとりの苦手な部分を授業中に把握し、そしてすぐに対応できることは少人数授業の良さであると感じた。また、教師は児童の理解度を、傍に行って確かめるだけでなく、一人ひとりの目を見て表情からも見ているように感じた。授業中に一人ひとりの時間を十分に取ることが難しい少人数でない場合にはこの方法はとても重要であると思う。授業中、子どもたちの表情に目を向けながら授業実践ができるようになりたいと考えた。

2.子どもとの関わり方について
 実習中、先生が児童に関わる姿を観察して、まず、子どもたちの言動や行動に対して+αでほめたり、リアクションをしたりする様子が印象的である。ただ、その良かった行動を一言でほめるだけではなく、クラスの児童に共有したりなどしながら、他の児童にも広がるようにすることで、児童はそれ以降も自然と自分から行動するようになっていた。児童との関わりの中で自然に大きなリアクションができるようになることは今後の課題であると感じた。次に、保護者との関わりについても印象的だった。1年生は学校に入学して間もないため、学校自体にもまだ十分に慣れていなかったり、学校で起こったことを自分の言葉で保護者に伝えることは難しかったりする。その部分を、教師が保護者との連絡帳を通して補っていることから、連絡帳でのやりとりが保護者にとって安心できるものになっていることを感じた。例えば、学校での出来事が保護者にも分かりやすいように、学校で作成した6年生への手紙などを印刷して連絡帳に貼ったりしていた。このようなことが保護者との良い関係を築くための積み重ねになっている事を感じた。

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