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蓄積型体験学習詳細
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 土井首小学校(野外体験) |
実施日 2023年8月23日~2023年8月25日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
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・一日目
恐竜博物館見学 すり身体験 ナイトウォーク
一日目の活動を通して小学生がどのように成長していくのかということを実際に見ることができたと思う。
最初は班のメンバーの名前も分からず、恐竜博物館見学のときは班でばらけてしまったり、表情も固かったりすることがあったが、夜に行われたナイトウォークでは前を行く班長や男の子が後ろの女の子を気遣ってライトで後ろを照らしてくれたりみんなでどの道があっているのか話し合ったりなど団結する姿が見られた。
・二日目
スコアオリエンテーリング ボンファイヤ
二日目で特に印象に残っていることはスコアオリエンテーリングで、子供たちのサポートとして体調面を気遣ったりすることができたが、ついどのように進むのかということにおいて口を出してしまうことがあった。最終的にはほとんど子供たちだけの力で日吉自然の家までたどり着くことができ、道に迷ったり先に行ってしまう子供もいたが、そのようなトラブルも含めて子供たちの成長につながったのではないかと考える。
ボンファイヤでは子供たちと一緒に行うゲームが多く、たくさん触れ合うことができた。自分たちで企画したゲームも楽しんでいる様子がうかがえてうれしかった。振り返りでもボンファイヤのことを書いてくれる児童が多く、思い出に強く残ったのだろうと感じた。
・三日目
部屋の片づけ 野外炊飯
子供たちが部屋の片づけをしている場面を見て、班長の子供が他の人の文の布団までみてきちんとたためているか確認している様子が印象的だった。掃除も指示を出さなくても髪の毛が落ちている所を積極的に掃除していた。
野外炊飯では子供たち自身に活動を行わせつつ、けがを防ぐことができた。
教師と児童が一緒になってカレーを作っている姿が印象的で、教師自身が楽しみつつ安全に気を遣う姿を見せることが重要なのだと感じた。 |
活動の総括
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1、子供たちの成長につながる支援を行う
すり身体験、ナイトウォーク、スコアオリエンテーリング、野外炊飯など様々な活動に取り組んだが、子供たちをサポートする立場に立った支援を行うことができたのではないかと考える。
スコアオリエンテーリングでは山の中を歩いて看板を探す中で、進む道が分からなくなってしまったり、道を間違えてしまい到着時間が遅くなってしまったということがあったが、そのようなトラブルがあっても子供たちだけの力で日吉自然の家までたどり着くことができたことから子供たちの能力は私が考えているよりずっと高いのだと感じた。
また、トラブルの中で班長を中心に班員同士で話し合い、班長も他の班員の意見を尊重している姿が印象的だった。このような体験は普段の学校生活や将来にも役立っていくため、トラブルを恐れず子供たち自身に体験させるということが大切だということを改めて感じた。
2,子供たちと触れ合う
小学校5年生の子供たちと一緒に活動を行って、自分が思っているより高い能力があるのだということに気が付いた。ナイトウォークやスコアオリエンテーリングのときは最初に教師や職員の方から出された指示を目が届かない所でも守ろうとしていて、教師が出す一つ一つの指示が子供たちにとってとても重要なものなのだと感じた。ボンファイヤのときは一緒にゲームを行うことが多く、大学生ということにあまり遠慮せず一緒に楽しんでくれたことがうれしかった。
3,自分の学びに生かす
この三日間で自分の子供に対する接し方や考え方が大きく変わったように感じた。参加観察実習でも付属小学校の5年生の児童との交流があったが、今回は寝食を共にしたことで参加観察実習のときには気づくことができなかった子供たちの能力や体験に対する姿勢を見ることができた。
また、教師の在り方についても普段の授業ではなく特別活動の中で教師がどのように声掛けをしていたのか、またどのようなことを目標にしているのかについても学ぶことができた。記録はあまりしっかりととることができず、そこは反省するべきところであると感じた。 |
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