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蓄積型体験学習詳細
greenhouseさんの記録 |
2023年10月4日(水) |
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験 |
実施施設・機関等 西北小学校(野外体験) |
実施日 2023年9月25日~2023年9月27日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
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9月25日(水)一日目
8:30~ 挨拶 荷物の最終確認 荷物積み
10:50~お茶の準備 昼食配膳
12:30~ゲームのお手本 児童たちの見守り アドバイス
14:15~ナイトウォーク下見中での児童たちの見守り
14:45~お茶の補充
荷物確認の呼びかけ
15:30~ペーロン体験参加 更衣室の荷物忘れチェック、戸締り確認
18:00~お茶の補充 夕食配膳 片づけ
児童たちとのコミュニケーション
19:00~ナイトウォーク中での案内役
20:00~入浴準備の声掛け 入浴の声掛け
就寝準備の声掛け
23:00~先生会議 明日の活動確認 情報共有等
9月26日(木)二日目
~7:00 朝の集いでの整列呼びかけ
~7:40 朝食のとりわけ お茶の準備
片づけ お茶の補充
8:45 スコアオリエーテーリングの案内場所に配置
水分補給の呼びかけ 迷子の対処
~12:00 昼食弁当の配給 お茶の準備
13:00 竹箸づくり
整列の呼びかけ 持ち物の呼びかけ
巡回 要支援児童の補助
清掃の手伝い
15:30~ 持ち物呼びかけ カレー作り
巡回 危険行為の防止の呼びかけ
アドバイス 片づけ
~19:00 キャンプファイヤーの組み立て準備
火力の調整 片づけ
20:30~ 入浴、入浴準備の声掛け
23:00~ 先生会議の参加
情報共有や明日の担当の振り分け
9月27日(金)三日目
5:30~起床 宿泊部屋清掃
7:00~キャンプファイヤーの木組み片付け
子供たちの整列呼びかけ
~7:50 お茶の準備 朝食配膳
片づけ 児童たちとのコミュニケーション
~8:50 部屋の最終清掃 ボトル等の道具洗いと片づけ
9:30~ 荷物忘れのチェック 荷物積み
10:30~恐竜博物館見学中の児童の見回り
11:30~昼食弁当配給手伝い 片づけ
13:00~バスの荷物取り忘れ確認
最終挨拶 校長室での話 実習提出物の確認等
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活動の総括
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1. ”適切な野外体験実習での支援方法を学ぶ”について
野外体験実習で二泊三日子供たちと共に過ごし、先生方の立場から活動に参加させていただいたことで気づいたことは、子供たちから見えないところでの細やかな配慮が多く在ったことです。例えば、特別支援学級(そよかぜ学級)に在籍している児童の特性の理解はもちろん、家族と離れることや慣れない環境による不安や体調不良を持つ子供や手先の器用さ等の考慮し、サポートの焦点化やリスクアセスメント的活動です。
普段とは異なり、危険が多く潜む野外体験では子供たちの成長を促すために過度な干渉が行えない中では、朝と夜などの活動の前後で、頻繁に健康状態の確認や、食事の摂取や睡眠などの注意喚起を頻繁に行っていました。
また、その日の子供たちに足りなかった努力(挨拶が少ない等)を話し合い、次の日に指導をすることで、より子供たちの成長を促していき、過度な干渉がなくても、子供たちは自ずと自分で至らなかった点に気づいていくことができるということを知ることができました。
2.”適度なコミュニケーションを大事にしたい”について
実習期間中、笑顔を意識し積極的に関わっていく姿勢を崩さずにいたためか、子供たちが話しかけてくれることが多くあったと感じられました。コミュニケーションをとる上で最も重要なことは、名前を覚えることだと考えます。実際に、名前を呼んで話していた子の方が、会話する時間が長く、笑顔だったためです。そして、子どもたちとの距離が縮まり食事の時間も共にする中で、いつもよりも間近で、彼らの表情や行動に目を向けることができ、体調が置くなさそうな児童にもすぐ気が付くことができました。野外体験中では、活動に多く干渉できない分、食事や休憩中などの時間で子供たちをよく観察しなければならないと実感させられました。
今回の実習では、私自身、子供たちと適度なコミュニケーションをとって観察することができたと感じています。
3.”洞察力を鍛えたい”について
野外体験実習において、ナイトウォークの案内役やキャンプファイヤーの組み立て、カレー作りなどを自ら経験することによって、子供たちにとって危険なことを理解し気づきやすかったです。
カレー作りの際では自分たちのカレー作りの合間に子供たちの班を巡回し、例えば軍手だけで熱い飯盒を持とうとする子供や、水を多く入れすぎた子供等様々な子に気が付いて、手づだいました。
一つ個人的な反省点としては、火の周りの子にばかり目を配りすぎて、包丁を扱っている子供などに目を向けられていなかったことが挙げられます。リスクの予測も大事ですが、一見危険ではないようなことでも怪我をする可能性があるということを考慮し、全体を常に把握できる洞察力と観察力をより高めていきたいと考えます。
そして、子供たちの体調面では、「水道水が飲めない」などといった意見を挙げた児童が、途中で体調を崩してしまったことで、私はもう少し真剣に向き合うべきであったと後悔しています。「水道水を飲みたくないけど仕方なく飲む児童」ではなく、もしかしたら「水道水を飲みたくないから極力飲まない児童」である可能性を考慮し、顔色の少しの差異に気が付くことが不足していたと感じられました。
最後に、今回の野外実習に参加させていただいたことによって、準備の際に子どもたちからの目線で危ないことに気がつき、先生方からの目線で子供たちの関わり、補助の仕方を学ぶことができました。普段の参加観察実習や学習支援実習と比べて、多くの人数を見なければならなかったために、まだ自身に至らない点が多く在ることに気が付きました。そして、個々の特性などによって支援方法が異なり、その支援の仕方をどうするべきかの話し合いを間近で知ることは非常に貴重な経験になりました。
先生方から見て学んだ技術や知識を、これからの実習、将来の教育現場で積極的に活用していきたいと思います。 |
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