蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

9oh51さんの記録 2023年6月30日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 諫早市立 真津山小学校
実施日 2023年5月12日~2023年6月30日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:25時間

活動内容の概要
計画書では
1教師の仕事内容の理解
2信頼関係を気づく
3通常学級、支援学級それぞれ携わるとき重要なことを学ぶ
という3点を特に重視するように目標をたてた。

まず1について振り返る。今回の学習支援実習を通して今までの実習ではすることがなかった丸付け、印刷、朝の健康観察、行事の際の先生の仕事等々校務に関わることを体験することができた。先生方の働きがあって児童が安心して学ぶ環境が守られているのだと改めて感じた。児童の学びがより活発になるにはどうすればいいか、それぞれの先生方で指導方法は違ってもこのことは共通していた。指導方法も実際の児童の反応・様子を見ながらいろいろ学ぶことができた。すべての学年の支援に入れた今回の経験は大変貴重なものだ。
2の信頼関係はまだまだのように思えた。出直してきたい。こういう時どんな返し方をするべきなんだろう、とこちらが戸惑っているようでは児童は信頼関係を築きづらいはずだ。小学生とのかかわり方をもっと学びたい。こういう時どんな反応をするべきか、学習の時にはどう注意すればいいのか、もっと関わる時間を増やし、学ぶことが必要だと思った。先生方はそこのメリハリがとても上手だった。授業でも児童の笑顔が絶えないクラスを見て私もそんなクラスを作りたいと強く思った。
3に関してはまず通常学級は組織を意識して携わるべきだと考えた。クラスで学んでいて、クラスで活動している。それに遅れる子がいたら声をかける、違うことに気が向いてしまっている子がいたらその矢印をみんなと同じ方向へ戻してあげる、そうすることでクラスの組織が成り立つと学習も楽しく、よりよく学んでいけるはずだ。
支援学級ではその子の目線に立って考えることが大切だと思った。全体的に先生方は立つのではなく、児童と同じくらいの高さの椅子に座ってその子の目を見て話していた。距離も近めで大丈夫か確認したり声をかけていた。また臨機応変にその子に合った学習を提案していた。小さな事かもしれないが今回同じ目線に立って接することの重要性を学び、自身をもってこのことが携わるとき大切だと言い切れるような意味ある実習ができたと確信している。
活動の総括
今回の実習を通して計画の際にたてた3つの項目において上記の「活動内容の概要」にも記した通り、満足できるものもあればまだ努力が要すると気づけた項目もあった。
しかし、毎回実習後に日誌を書く際、書きたいことがどんどん頭からあふれてきて、何を書こうかと考えている時間は本当になかった。今までの参加型実習はメモを取っていた。しかし、今回は学習支援ということでメモは取らず児童の支援をできるところはないか常に様々なことを見ながら活動していた。メモを取っていなくても鮮明に覚えている。それだけ今回の学習支援実習は全体的に印象に残る実習になったのだ。
実際に公立学校の教育現場を見るというのは私にとって刺激になるものだった。知らない面、ICTの活用具合、想像以上のことだらけだった。
児童と関わってまだまだ自分の力不足を痛感した。児童に頼ってもらえる教師になるにはもっと知識と接し方を身に着けたいと心から思った。
また、教師の児童を預かる責任感も間近で感じ、見ることができ、私も心に刻むことができた。
大変そうな場面も多くみられたが、毎回実習が終わって思ったり、周りに言っていたことは、「早く先生になりたい」という事だった。意識してではなく自然と口に出ていた。それだけ教師の魅力も感じることができる実習になった。
今回真津山小学校で実習させてもらうことができ、本当にうれしかった。母校で、さらに小学校6年生のときの担任の先生と教師目線で語れる日が来るとは小学生の時思ってもいなかった。そのため立派な教師になりたいという思いをより強くして実習では学ぼう学ぼうと様々なことを観察・支援できたと思う。
今回学んだこと・自身の改善点をこれからは活かしていき、3年の主免実習も頑張りたい。

←戻る

トップページへ戻る

ID:
パスワード:

ガイド
ファイルダウンロード
  • 現在登録されておりません。
 一覧を見る
リンク

長崎大学教育学部教育実践総合研究棟事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2291 FAX 095-819-2292
Copyright© 2005 Faculty of Education,Nagasaki University.All Rights Reserved