蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

1m7C3さんの記録 2023年6月27日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長与町立 長与南小学校
実施日 2023年5月19日~2023年6月13日 実施時間 実施回数:9回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸付け、音読カード点検、個別指導など)
・休み時間における児童とのふれあい
活動の総括
1.“適切な支援ができるようになる“について
実習期間中、全学年の学習支援に入ったが、児童の様子や教師の関わり方について知ることで、学習面や生活面における教師の指導の細かさを知ることができました。また、授業の中だけではなく、子どものトラブルに対して、先生方は適切に素早く、そして他の児童の安全に気をつけながら取り組んでおり、子どもたちが怪我をしてしまったり、体調が悪くなったりしたときに、私も適切な対応ができるようにしていくために勉強をしながら、子どもたちとたくさん関わる機会を増やしていく必要があると思いました。また、言葉かけに関しては、「みんな静かに座っていて偉いね」「お友達に優しくしてくれてありがとう」というように、その児童のいいところをたくさん見つけて、肯定的な言葉かけを多く使うことによって、子どもたちがしてほしい行動をするようになるということを改めて実感させられました。高学年に対しては、話しかけてくれるのを待つのではなく、表情を見て、「今、困っているな」と感じたときに、自分から話しかけてコミュニケーションをとるということが大切であるということを学びました。また、特別支援を要する児童に関しては、その児童のやりたいことを尊重しながら、話をよく聞くことによって、信頼関係を築くことができるということを学び、その児童の行動に関して、叱るのではなく、どうしてその児童が水遊び(行動)をしているのか、傾聴をしていいところをほめることが大切であるということを学びました。

2.“適切な指導ができるようになる”
この実習期間中、何度か子どもたち同士のトラブルや危ないことをしている児童を目撃しました。そのときに、今までは、なかなかうまく対応ができないことが多かったですが、子どもたち同士のトラブルに関しては、お互いの話をよく聞き、どうしたら解決ができそうか子どもたちと一緒になって考えることができたと思います。その際に、子どもたちへのアフターケアを今回は特に力を入れて取り組みました。子どもたち同士のトラブルが起こって解決に向かった後、それぞれが頑張っているところをみたら、「すごいね、頑張っているね、ありがとう」といった肯定的な言葉かけをするようにしました。すると、それまで落ち込んでいた子どもたちが少し元気になったり、児童から声を掛けてくれたりするようになり、アフターケアの大切さを感じました。また、危ないことをしている児童への対応に関しては、「そこに登って落ちたら危ないよ」と注意をしましたが、なかなか児童に伝えることができませんでした。「どうして落ちたら危ないのか」伝える時に、子どもの目線に立って、話をすることや繰り返し教師の思いを子どもに伝えることが必要であるということを先生方の姿や話から学びました。また、授業に集中ができていない児童に対して、休み時間にタブレット上で様々な感情が描かれているイラストを提示し、「今の○○さんの気持ちはどれ?」と聞いて、他の児童にも共有をし、気持ちが戻るまで待つ指導に関して真似をしたいと思いました。低学年は特に、自分が思っていることや考えていることをうまく言葉で表現ができないところがあると思うので、そういった工夫を学級経営の中に取り入れることで、児童との信頼関係も深まるのではないかと思いました。

3.“授業について学ぶ“について
今回のこの実習期間中、算数の授業を中心に、事前に自分だったら「どんな授業をつくるか」を考えていき、実習の中の授業で学んだことを基に、授業をつくりなおしてみるということをしていました。先生方の授業は、時間がない中でたくさんの工夫がそれぞれの先生方の中であり、とても参考になりました。特に、その学級・学年に応じて、先生の中でどんなクラスにしたいか、どんな子どもたちを育てたいかという部分がとても明確に考えられており、授業の中で学級経営も行われていた印象を受けました。また、子どもたち全員を授業の中で教師が教えきるということは難しいので、教師が一人で教え込もうとするのではなく、児童がミニ先生になり、苦手な児童に教え合うことができるような学級づくりが授業をよりよくするための方法だというお話を聞いて、今後、取り入れていきたいと思いました。

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