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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 飽浦小学校 |
実施日 2023年5月21日~2023年7月7日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸つけ、個別指導など)
・給食中のサポート(配膳、片付け補助など)
・休み時間における児童とのふれあい
・運動会における運営補助 |
活動の総括
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1.“児童の実態を把握する”について
20時間の実習の中で、児童の学習状況や、周囲の環境を観察する中で、私は、児童の実態を少しつかむことができた。実習に行くまでは、小学1年生はまだかなり幼く、先生の支援がかなり重要になっているのではないかと思っていたが、実際に児童の様子を見ていると、1年生でも、子ども達同士で教えあって言う姿や、できる事は最後まで一人で頑張っている姿が見られ、教師側からアプローチしなくても子ども達の間で課題を解決することができているように感じた。教師がすべてのことに手を貸す必要はなく、児童一人一人のできる事を把握し、それに合わせた指導や支援をすることが大切だと学んだ。
2.“積極的にコミュニケーションをとる”について
私は、実習の中で、児童だけでなく先生方にも自分からたくさんコミュニケーションを取ることを目標にしていた。いろいろな先生方と会話をする中で、私は先生方から指導の上で大切なことをたくさん学ぶことができた。例えば、教室で飼育している昆虫について、ただ子ども達が育てたがっているから、という理由以外にも、「命」についての学びや「食育」としての一面など、たくさんの理由をもって飼育していて、生活の中のほんの些細なことにも児童のためになることがないかと考えながら、工夫して指導することが重要だと感じた。
3.“苦手教科の指導法を学ぶ”について
私は実習の中で、初めて知る指導法をたくさん学ぶことができた。中でも、算数の授業の採点の中で、「間違っていた問題のところには正解の答えを書かない」という指導はとても自分の学びになった。児童が自分で考える時間を多くつくることで、問題解決能力の向上につながると感じた。また、少人数教育の良さも改めて感じることができた。児童の理解度や達成度に合わせて、少しずつ学習の方法を変えることで、児童が「できる」という気持ちをたくさん感じることができるようになる。私は、「できる」は「好き」のためにとても重要な気持ちだと考える。児童が学ぶことを好きだと感じ、主体的に学習に取り組むことができるようになるためにも、少人数教育を効果的に取り入れていく必要があると感じた。 |
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