蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

りなさんの記録 2023年5月27日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 深堀中学校
実施日 2023年5月14日~2023年6月30日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・体育大会の補助(準備・後片付け、係活動の手伝い、競技の補助)
・中総体(バスケ男女)の補助
・授業中のサポート
活動の総括
①教師と児童とのかかわり方や関係性
授業や行事に参加してみて、教師と児童の信頼関係の重要性を学びました。教師の立場で何をか指示したいときや頼み事するときなど、児童との信頼関係がないと成り立たないと感じました。授業の際に、静かにしてほしいときや話を聞いてほしい時など、教師の「はい」や「おーい」といった一言で、教師がしてほしい行動を児童がしていました。
また、教師は児童の個性や1人1人の様子を理解していると思いました。授業中に気になったことをすぐに聞いてしまう児童や手まぜが多く音を立ててしまう児童などさまざまな児童がいました。その際に、やめてほしいことを注意するのではなく、個性を受け止めていました。多様性を認め、授業をスムーズに進めることは難しいと思うので、模擬授業や指導案を作成する際に、予想される児童の様子やそれに対する対応を考えておくことが重要であると思いました。

➁授業の進め方
授業を進めるときには、児童が主体であることを忘れてはいけないと感じました。実習を通して、ただ一方的に授業をするのではなく、児童とともに授業を作っていると思ったからです。反応を求めたり、質問をしたりしていました。児童にわかりやすく伝えるためにICTを活用している授業が多かったです。デジタル教科書を使ったり、写真や地図を見たり、音声を流したりしていました。1人1台端末のタブレットを用いる授業もありました。意見を出し合うときにそれぞれの意見をすぐに見ることができたり、授業の振り返りを行ったりさまざまでした。ただ板書を写す授業ではなく、幅広い道具があることで、児童は飽きずに授業に臨めると学びました。

③児童の様子
体育大会や中総体を通して、全力で取り組む様子や学年の輪を超えて仲間と協力する様子が見られました。和気あいあいと話したりや同じ目標に向かって進むためには、日常生活の中でから共に過ごしている仲間であるという認識がいるが必要になると思いました。全校生徒が100人弱という少ない中で、多くの人とかかわる機会はとても重要であると思いました。授業中の様子では、教師の言動に対して素直に反応したり、メリハリがあったり、反応が豊かだったり、さまざまな様子が見られました。問いに対して考える時間に、なかなか考えがまとまらない児童もいましたが、ほかの児童の発表を聞いて納得している様子があったと思います。授業をなんとなく聞くのではなく、学ぶこと・解けるようになることを目標に授業を受けていると思いました。

④児童との信頼関係
児童と少しでも信頼関係を築くためにかかわる時間を持てるようにしました。挨拶をかかさず行ったり、行事ではさまざまな児童にかかわるようにしたりしました。1回目の実習で体育大会に参加した際に、朝から生徒とかかわることは難しかったです。1日を通して、一緒に準備をしたり、競技の係に取り組んだり、競技に参加したりしていくうちに、児童と接する時間が長くなったと思いました。協議の感想を言ったり、些細な会話をすることができたりしました。その後の実習に行ったときに、「あ!」と言ってくれたり、挨拶をしてくれたりしました。さらに授業でクラスを回っているときに、「あってる?」「これどうするの?」と聞いてくれたりしました。短い時間だったが、自分から積極的にかかわろうとすることが重要なのだと学びました。

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