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蓄積型体験学習詳細
31o5eさんの記録 |
2023年10月16日(月) |
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 諫早市立 真崎小学校 |
実施日 2023年9月27日~2023年10月15日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:25時間 |
活動内容の概要
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9月27日(1日目)
8:00~ 読書タイム・朝の会
8:15~ 1校時 書写(「林」という文字を書く)
9:05~ 2校時 算数(3桁÷1/2桁の筆算をプリント、ドリルで演習)
10:00~ 3校時 社会(自然災害の対策等についてのプリント演習)
10:50~ 4校時 道徳(文章を読んで心について考える)
11:40~ 5校時 国語(テスト返却、訂正)
12:25~ 給食・昼休み
14:00~ 掃除
14:15~ 帰りの会
14:30~ 6校時 理科(蒸発について)
10月6日(2日目)
8:00~ 読書タイム・朝の会
8:15~ 1校時 応援練習
9:05~ 2校時 国語(一つの花、漢字)
10:00~ 3校時 体育(チャンス走、ダンス)
10:50~ 4校時 理科(筋肉と関節)
11:40~ 5校時 算数(概数の導入、テスト返却)
12:25~ 給食・昼休み
14:00~ 掃除
14:15~ 帰りの会
14:30~ 6校時 運動会の係活動
10月13日(3日目)
8:00~ 読書タイム・朝の会
8:15~ 1校時 社会(阿波踊りについて)
9:05~ 2校時 国語(ショートショート、漢字)
10:00~ 3校時 体育(運動会に向けて最終確認)
10:50~ 4校時 理科(生きものの骨と筋肉)
11:40~ 5校時 算数(四捨五入と概数)
12:25~ 給食・昼休み
10月15日(4日目)
8:00~12:00 運動会 |
活動の総括
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1. 教師と子どもたちの関わり
今回の蓄積実習を通して、普段の学校生活や学校行事における教師と児童のかかわりや教師がどのような意図を持ち、どのような行動や児童への働きを行っているのかについて考えることができた。はじめに、日常生活における児童とのかかわりについて観察して気づいてことを述べる。授業における支援としてつまずきが見かけられる子に対しては、どこでどのようにつまずいているのか演習時間に支援を行っていた。しかし、対応を求めている子が同時に複数人いる場面も多々あり、その際には理解ができている子どもたちの手も借りながら支援を行っていた。そのように対応することでできるだけ多くの子どもたちが理解することを可能としたり、できる子には説明をさせることでより理解を深めたりすることができるよう促していたのではないかと考える。また、休み時間や給食時間には児童の様子を観察したり、声を掛けたりしながら児童がより安心や充実を感じながら過ごすことができるよう関わっている様子が見受けられた。対象学年が4年生ということもあり、先生の手も借りずに自分たちでできることも増えていく中で先生は声をかけて指示を出したり、大きな声で注意をしたりする機会は最小限で、そこには先生の自分で周りを見て行動できるようになってほしいという意図があるように感じた。私自身も児童の活動を支援したり見守ったりしようと試みたが、児童が自身で考え、判断し行動するという機会をつくったり促したりすることはとても難しいと感じた。
2. 児童の考え方、行動の仕方について学ぶ
今回担当学年の4年生と少しではあるが授業や休み時間を共に過ごす中で、子どもたちがどのようなことを考え、どのような行動をとっているのか、一人ひとり異なることも多々あるが観察を通して考えたり気づいたりすることができた。まず、人間関係。4年生ということもあり得意な人もいれば苦手な人もいる様子であったが比較的全体を通して仲が良さそうであった。例えば昼休みはしたいことが分かれてしまうこともあればやりたいことが同じだった際にはクラスのみんなと遊ぶこともあった。また、授業中にはみんなで勉強が苦手な子のサポートをしたり、発表した子の発言を踏まえながらクラス全体で意見を出し合ったりまとめあったりしている様子が多く見受けられた。人数が少ないからこそ同じ空間内で過ごすことの多い仲間であり、互いに理解し合っている様子が発言や行動から感じ取ることができた。
そして、授業に対する取り組みについては先ほども少し述べたが、自分が発言できる場面があれば男女問わず積極的に手を挙げ、間違えを恐れずに発表している様子が印象的で合った。しかし、理解が遅れている子と理解している子の差が手を上げる回数や授業を受けている際の行動などから見て感じる場面も少なくはなかった。遅れている子に対して支援をする中で共通の躓きがあることや理解できないから勉強も面白くないなどの声も耳にすることがあり、勉強のわかりやすさはもちろん、分からないことを分かるようになる楽しさに気づくことができる授業のあり方について考えるきっかけにもなった。
今回の実習を通して、新たに気づくこと考えることが多くあった。その一つが先ほど述べた「児童が楽しく主体的に学べる授業のあり方とは何か」についてである。その他にも「個別最適な教育の実現はどのようにしたらできるのか」、「学びを深めたり、興味を引き出したりするためのICTの活用方法とは」などがある。このような課題と向き合い、これからの時代に対応できる教師になるための知識や力を身につけていきたいと思った。 |
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