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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 古賀小学校 |
実施日 2023年5月15日~2023年5月29日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:22時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(個人指導、準備・片付けの補助)
・休み時間のふれあい(トランプ遊び、おしゃべり)
・事務作業の手伝い
・授業、朝の会、帰りの会の参加観察
・運動会の補助 |
活動の総括
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1.「授業中の教室見回りにおける、教師の児童への関わり方を学ぶ」に関して
低学年も高学年も児童が各自で学習に取り組んでいる際に、先生方は教室を歩き回られていました。しかし、「わからない」と声を上げる児童はあまり多くおらず、教師自身がそのような児童を探さなければならないのだと実感しました。また、声をかけても学習に取り組みたがらない児童もいるため、声掛けのレパートリーが必要であるということも感じました。また、児童の授業に取り組まない姿勢には理由があり、その理由を明らかにすることも重要であると学びました。教師にとっては「理解が追い付かない」行動でも、その児童にとっては「意味のある」行動であり、その意味を教師が理解したときに、その児童にとって最もよい声掛けや指導、補助ができると思います。そのため今後は、児童の口からその子自身の考えを聞きだす話し方について考え、児童がとる行動や言動の本質を見抜ける教師になりたいと思います。
2.「休み時間の活用方法について学ぶ」に関して
低学年の先生方はチャイムが鳴ってから授業を始めたり、終えたりする、というのではなく、臨機応変に対応されていました。一方で高学年の先生方は「時計見てー。」や「今、何する時間?」というように児童に考えさせる方法で授業が開始されていました。学校に慣れないうちは授業をすることすら難しく、45分以内に授業を終えることも難しいのだと実感しました。そのため、先生方は授業間の5分で作業をするのではなく、朝の会や中休みなどの空いた時間で少しづつ準備をされていました。
このことから、状況に応じた臨機応変な対応と有効的な時間の使い方を身に着ける必要性があると学ぶことができました。
3.「授業外における、教師と児童の関わりを観察する」に関して
昼休みに算数のわからない部分を教えていた先生や児童と一緒にカードで遊ぶ先生などがいらっしゃいました。低学年では「先生、○○しよう」と誘ってくれる児童が多くいますが、年齢が上がるにつれてそのような発言は減っていくように感じます。そのため、高学年などでは教師からの声掛けが重要になるのではないかと思います。そのため、児童の実態を把握しながら適切な声掛けをする方法を今後は学んでいきたいと思います。
4.「算数の授業の進め方を観察する」に関して
今回は2年生の算数を学習支援で担当させていただいたため、初日に提出した計画書と内容が異なっております。ご了承ください。
担当した算数の授業では板書が重要であるということを学びました。授業中の児童を見ていると、内容は理解しているものの板書内容を書き写そうとはしない児童が数名いました。そのため、書き込み式のプリントやICTとの併用が必要であると感じました。そのため、児童にとって最も良い授業記録の残し方について今後は考えていきたいと思います。
古賀小学校での学習支援実習はとても充実したものでした。今回の学習支援実習で学んだことを活かして、今後の他の実習にも取り組んでいきます。古賀小学校の先生方、児童の皆さんには大変お世話になりました。
ありがとうございました。 |
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